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混合栓蛇口カートリッジ交換手順とレバーのがたつき改善

この記事は 約6 分で読めます。

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うちの台所の混合水栓はKVKのKM346という種類です。

数年前に分岐水栓をつけて食器洗い乾燥機をつけました。

そのときはちゃんとつきましたが、長年経つうちにパッキンが痛んできたのがポタポタと漏れるようになってきました。

修理を修理業者に頼むのは簡単ですが、自分としては水道ぐらい直せないでどうするということで自分で直すことにします。 まずは調査です。どこから漏れているか。

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用意する道具

まず道具を用意します。

▼パイプレンチとウォータープライヤーです。

こんな道具はちょいとどこの家庭にもあるってえもんじゃあないと思いますので、会社から借りてくるとか、誰か知人で持っている人がいたら借りるなどしたほうがいいでしょう。

間違っても買うべきではないですwプロになるつもりがないなら。 あとこれではなくカートリッジ取り外し工具というのなら市販で安めで入手できます。

こういう道具もあったほうが確実に作業ができるようですが私はわざわざ買わずに無理矢理上記の工具だけでやるつもりです。

これもしょっちゅう使うものではないので出来れば買わずに済ませるべきでしょう。

外し方

KVK施工説明書

▼KVK混合栓のレバーを外すとこのような六角形が現れます。

真ん中にある四角いものがレバーによって前後に動くと水が出たり止まったりという動作をします。

このあたりはなんだかんだで汚れるのでときどき掃除する必要がありますね。
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▼スパナで外すこともできます。

どちらかというとスパナを使うほうが現実的ですね。

対辺サイズは38mmです。ただし引っ掛ける部分が薄いので六角部分をなめないように気をつけること。

モザイクで隠しているのはあまりにも汚くて近影するとスパム扱いされかねないからです(^^)
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▼側を外すと内側にこのようなカートリッジが入っています。

食器洗い機を導入したときに一度交換しているのですが、これがだめになったと考えられます。

手前に見えている2つの穴のうち右側からお湯が、左側から水が入って内部で混合されます。

内部にスライド式の弁が入っていてそのシール性が悪くなって蛇口から漏れるようになったと考えるのが妥当でしょう。

これを分解して内部のパッキンを取り替えることも考えましたが、表面に見えているこの8の字型(涙型というらしい)のパッキンも結構潰れているのでカートリッジごと交換したほうが無難かと思い注文することにしました。
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▼混合栓の金属シェルの内側にもパッキンが入っています。黒いOリングが2個入っていますが、ここからももれていることが考えられます。

蛇口以外の蛇口本体からも漏れがあるのです。

ここらのパッキンがくたびれてくるとあちこちから漏れてくるようになります。 っていうか混合栓てパッキン多すぎです。

形状が複雑だと故障もおきやすいです。

昔の水道はパッキンが1個だけだから漏れるようになったらその1個のパッキンだけ交換すればずっと使えましたが、現代は混合栓で便利になりましたが、消耗品にお金がかかりすぎるような気がします。

まあメーカーはそれを目論んでいるのでしょうけど・・・

もしかしたらPZ213NPKというパッキンのセットも必要になるかもしれませんが、我が家の水道は上記のカートリッジの可動部パッキンだけがバカになっていたようです。

▼夜注文して翌々日に届きました。はたしてこれだけで漏れが止まるか?
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▼再び分解してカートリッジの状態を比べてみますとさすがに汚れが酷いのがわかります。
この汚れは外部からの汚れもあるでしょうが、水道水に混入している汚れも多少はあるのではないでしょうか。
それによりスライド式のパッキンはシール性が悪くなるのだと思います。
はっきりいってこのカートリッジのようなスライド式のパッキンは昔ながらの押して止めるタイプのパッキンより持ちが悪いのではないでしょうか?
交換時期を早めさせるための陰謀と考えてしまうのは邪推?
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▼まあ、愚痴をいっても仕方ないのでカートリッジを所定の位置に載せます。
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▼無事にカートリッジは取り付けたのですが、ひとつ問題が発生しました。
このKVK KM346はハンドルレバーの固定で後ろからネジで押さえつけているだけなのです。
よく見るとすっかりさびて頭も原型をとどめておらずドライバーで回すのかアーレンキーで回すのかも判別不能な状態になっていました。 しかたないので
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▼カートリッジPZKM110Aに付属していたビスをなんとか使って固定するようにしたいと思います。
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▼使う道具はこのような数種類のドリル類です。太さは適当ですが当然ながら最終的にビスは通るがワッシャーの部分は通らないような大きさにするのがミソです。
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▼この朽ちかけたレバーの真ん中の突き当たりに穴をぶち抜いて真上からカートリッジのトリガーにビス止めしようと考えているのです。 かなり強引な考え方だということは承知しております。
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▼苦闘すること約30分。数種類のドリルを使い分けなんとか大きい穴をあけました。華奢で壊れるかもと危惧しておりましたが意外にも頑丈にできていて大きい穴を開けても剛性は確保されていそうな雰囲気。
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▼そして無事にカートリッジのトリガー頭のネジ穴に固定することができました。
ただしここは水が抜けるようになっていませんので穴に水が溜まります(泣)
しかし今回のカイゼンは久しぶりに手応えのある改善でした。
もちろん水漏れもピタリととまりました。
オプションで考えていたパッキンセット PZ213NPKは使わずに済みそうです。

今日はこう思った

カートリッジを交換したおかげで漏れがピタっと止まりました。
いままでポタポタ音を発しながら何リットルも無駄にしていたのが悔やまれます。
これからは音もなく節水も適います。

自分でやるのはやっぱり難しそう、或いは面倒くさいと思ったら業者さんに頼むという手もありでしょう。
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