広島港からいくつかの島々へ向けてフェリーが出ています。
今回目的の船は似島汽船という会社の似島行きです。
似島という島は広島湾内にある比較的近い島です。晴れていれば余裕で見えます。冒頭写真に見える山が似島にある目印となる安芸小富士という山です。
今回はここへ行くまでの似島汽船の船の様子をお話します。
似島行きの似島汽船
フェリー乗り場のある広島港の待合所2階からは広島湾が一望でき、また数カ所の島々へ渡るフェリーも停泊していれば見ることができます。2階の食堂「大鵬飯店」で少し早めの昼食を取りながら島で待っている猫たちに思いを馳せましょう。
そうです。たくさんたくさんいると言われている猫たちに会いたくてただそれだけで広島まで来たのですからテンションマックスです。
旅行期間中の天気はあまり芳しくないので予定を柔軟に変更し、比較的天気のよさそうな1日目に猫ちゃんたちに会いに行くことにしたのでした。
▼待合所の窓から見える広島湾は穏やかでこれなら飛行機嫌い、船も嫌いの自分でも酔わずに似島まで行けそうです。
凪ってやつですね。
▼やがて出航の時刻が近づいてきました。似島行きの船はおよそ1時間に1本ぐらいですから早めに行っておくに越したことはありません。このときは出航の30分前に船着場に到着しました。
似島汽船株式会社 – 時刻表
▼船の発着所はいくつもありますが、わかりやすいように大きく看板や標示があるので行き先の島の名前がわかれば迷うことはないでしょう。また待合所でも係員の人に聞けば教えてくれます。
便によっては待合所で乗船券を買うのですが、なぜか似島行きのこの船は乗船するときに乗務員に料金を払うのだそうです。
▼いよいよ船に乗りました。カーフェリーになっているので自動車が乗り降りできるように1階はだだっ広くなっています。最初わからずしばらくここで立って待っていましたが結構寒いので乗務員に聞いたら2階があるとのことでした。確かに2階に行く階段もあるんですけど、階段への行き方がまずわかりませんでした。船に慣れていないもので。
▼写真中央付近に見える口が階段への昇降口でした。よく見ればわかりますね。舞い上がってます。
▼階段を登れば風よけになる客室があるでしょう。
▼客室もありましたがテラスみたいなところから四方を見渡すのもいいものです。
▼客室はだだっ広い一部屋で椅子がダーッと前後を向いて並んでいます。ただこのフェリーはどっちが前か後ろかわからないのです。
▼30分ほどの待ち時間の後に出発しました。岬の灯台が見えたり、周りの島々もいくつか見えたりしましたが、微妙に曇ってしまってきていて厳島はわかりませんでした。
▼似島だけは近いので最初から最後までずーっと視界から外れず見えていました。
▼そして西岸の港に向かってまっしぐらです。猫に向かってもまっしぐらです。
▼いよいよ港に停泊します。なるほどカーフェリーってこういうふうに着岸するのね。クルマの皆さんは慣れたもので接岸するやいなやどんどん上陸していきました。こういう船ではクルマと徒歩のお客さんと混在しているので危険防止のためにクルマが先に上陸するみたいです。徒歩や自転車の人はクルマがいなくなるのを待ってから上陸しました。
今日はこう思ったよ
ということで似島汽船に乗って上陸するまでの様子をお伝えしましたがいかがだったでしょうか。
料金は大人1人440円、自転車160円で所要時間は約20分です。
たくさんの猫に会いたい人は気軽に是非似島まで足を運んでみてはいかがでしょうかといいたいところです。このあと猫にあって楽しいひとときを過ごすかと思うと多少曇り空でもテンションはマックスでチビりそうです。
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