私(筆者)はトンカツが好きだ。子供の頃にはあまり食べる機会がなかったせいもあり、大人になってからは何かというと食べたくなる。
世間でよく言われることかもしれないが、トンカツくらいはいつでも食べられる程度になりなさいという。
それはトンカツは庶民的な食べ物ではあるが食堂で食べると他の料理より1割程度は高いからだろう。
そのトンカツぐらいはいつでも食べようと思えば食べられる程度には出世しなさいと言うハッパが込められている言葉だと解釈する。
そしてこの日某トンカツチェーン店から届いていた誕生日のお祝いハガキを握りしめてそのお店に行った。誕生日の月に招待ハガキを持参すると1割引きになるというのだ。
正直、トンカツをいつでも食べられる身分になっていない筆者はこの時を逃したくなかった。
だが家計を考えると1割引きとはいえ最高級の特上三元豚ロースカツ定食には手が出なかった。
それより少しグレードの落ちる並の三元豚ロースカツ定食を食べることにしたのだ。
しかし、ランチタイムとはいえそれほど混雑していなかったにもかかわらず、トンカツの揚がり具合がイマイチだったのだ。いや、揚がり具合というより油の切り具合だ。
上側はカラッと揚がっているようにサクサク感が見てわかるのだが、裏側つまり下側が油でジメッとしているのだ。当然ながら食べてみてもそれがわかった。
これはショックだった。せっかくの誕生日なのに油の残ったトンカツを口に運ぶのはいささか興醒めと言わねばなるまい。
確かに特上ではないが、下側に油がジメッと残っているのは特上か並かの問題ではないはず。
夜食べに来た時はこんなことは感じなかった。全く100%満足して帰ったことを以前記事にしたこともあるくらいだ。
しかしこの日は実に残念だった。
というわけで某トンカツチェーン店に食べに行くときは多少割高でも夜のディナータイムに訪れるのが後悔しないで満足できると確信した。
トンカツ写真ギャラリー
▼誕生日の月に招待ハガキを持参すると1割引きになる。
▼美味しそうに見えるが残念ながら裏側は油でジメッとしていた。
▼同行した家族は特上をチョイスしたが下側の出来栄えは筆者の並と同様だったのだ。さらにショックなはずだが、筆者ほどこだわりはなさそうだ。
▼ちょっとヤケになってコーヒーを数杯飲んだ。
▼お店自体は何年たっても清潔感があり好きだ。
▼油物を扱っている割にはギトギト感がない店内。
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