最近(2016年前半)Amazonに出品している多くの業者様からサンプルを提供いただいてレビューする機会が多くありました。
最初はこのブログのコンタクトフォームから連絡いただくことが多かったのですが、そのうちAmazonサイトで商品レビューを書く人を見つけて声をかけてきているようなのです。
そういった業者様方はAmazonでレビューを多く書いている消費者に直接メールを送ってサンプルを送るからレビューを書いてくれとお願いしているようです。
ぼくも最初のうちはネタにもなるし、タダで商品が手に入りありがたやとホイホイ受けていましたが、だんだん疑問を感じる部分がでてきました。
レビュー用商品をもらったら本音でレビューしたい
最初はタダで提供してもらってあまり悪いこと書く気にはならない
最初にレビュー依頼をいただいたのはこのブログを始めて間もなくでしたので、今にして思えば酔狂な業者様もいたなあと思います。
それで商品を提供いただいて使ってみてレビューを書きますが、まあタダで商品を提供してもらったら心情的にあまりネガティブなことを書く気にはなりませんなあ。
まあどちらにしても今まで提供してもらったものにそんなにネガティブな感想を抱いたものはなかったんで幸いでしたが。
でですよ。ネガティブな感想を抱かない=ポジティブな感想を増幅させてしまうという現象が起こります。
面白いものです。
悪い印象を抱かないと逆に良い印象を強めに書いてしまいます。これはよほど人間ができていないと制御出来ない感情なのではないかと思います。
ネガティブなこと書いたら待ったが来た
で、あるとき、ある商品のレビューをちょっと辛口で書いたことがあったんです。
まあ、それまでいくつかのレビューを書いていてあまりベタ褒めするのもわざとらしいかと自分なりに思ったんでしょうね。
結構正直な感想で一部ネガティブな感想を書いてAmazonの商品レビューで星4つにしたんです。
そしたらクレームのメールが来まして、「4つは困ります」と来たもんだ。「修正するか削除」をしてほしいというので修正したら本当に自分は嘘つきになると思って削除をしました。
それだけでもちょっとした屈辱です。
依頼メールでも変な要求がくる
その話と前後しますが、レビュー依頼のメールでも妙なことを書いてよこす業者様がいます。
Amazonでレビューするのに星5個は歓迎ですが、4個以下なら事前に教えてくれというのです。
それで相談してレビュー内容をいじくったらそれはレビューじゃなくてステマですよね。
こういう対応は気分が良くないので受けたくないなあと思うようになってきました。
そういった業者の共通点
比較的最近Amazonに商品を出し始めたと思われるイニシャルCで始まる国の出品業者のようなのです。
確信はありませんが、日本人ではないのは間違いなさそうです。なぜなら依頼メールの文面がかなり日本語としてデタラメなのですw
お疲れ様です、○○のXXさんと申します。
自分を名乗るのにさん付けしてるし、そのほかにも文法的に小学生でも間違えないような助詞の使い方がおかしいとか多々有りまして明らかに外国人さんです。
あと、言語は支離滅裂なのになぜか送り主の名前が日本人名だったりします。帰化してるの?って思いますが実際のところは不明です。
あと、ステマまがいのレビュー依頼と同じくらい腹立たしいのはメールで依頼するだけ依頼してきて、こっちが興味ある商品だから受けますというメールを返信したにもかかわらずその後音沙汰がないっていうのもあります。
誰とはいいませんが、人をバカにしているような対応をされるとこっちもタダで商品もらえるからってレビュー依頼受けるのがもうイヤになります。
やはり自腹で買って書きたいことを書くのが気楽だし、なによりこのブログを読んでくださる方のためには一番ではないかと思います。
タイアップした記事とAmazon商品の見分け方
ステマをしたつもりは毛頭ありませんがサンプルいただいて書いた記事の見分け方は記事タイトルに【PR】とあります。タダで商品提供してもらって100%ではないにしても不本意ながら提灯記事を書いているものです。
ただし記事の中では自分なりの感想を良い面悪い面書いたつもりです。
あとになってこういうことを書くと「だったら記事削除しろよ」というコメントもらいそうですが、そういうコメントもらっても無視しますwww
最後にAmazonのサイトでステマっぽいプロモーションしてるんじゃないのと思った商品の見分け方を自分なりに結論づけたのでお伝えします。
それは商品レビューで極端に星5個が多いものです。一流メーカーのどんなに良い商品でもある程度評価はバラけているものだと思いますが、極端に星5個が多いのは大いに怪しいと思います。
かつ出品業者が聞いたこと無いメーカーですね。
この2点が一致していたらちょっとステマの疑いありと「ぼくは個人的に」捉えています。
このブログの管理人紹介ページで商品レビュー依頼についてさらりと書いていますが、悪いことも書かせてもらうという前提で受けると書いていますので良いことしか書かないで欲しいという依頼は受けないつもりです。
今後も受け付けなくはないですがあくまで悪いことでも遠慮なく書かせてもらうという前提つきです。
【追記】
▼こういう例もありますように客観的に不利な事実を意識的に書かないという行為は利用者の利便性を阻害すると考えます。
店側の要求を認めれば、サイトの利用者が得られる情報が恣意(しい)的に制限されることになり、到底認められない」として、訴えを退けました。
引用:「食べログ」情報 削除認めない判決確定 | NHKニュース
(追記リンク切れしてます)