旅というのはいいものです。旅の恥はかき捨てなどという慣用句やらことわざやらもありますがまさにそのとおりで、ちょっと自分が大きくなったというか普段やらないことをやってしまうというのでしょうか。
まあとにかくナンパではありませんが、気軽に女性に声をかけても相手の人も「え?」みたいにならないのがいいですね。
旅先で出会った堀北真希似の素敵な女性
高松市でとある喫茶店に入ろうと思ったんです。モリマリカフェっていってちょっと良さげだったので自転車が停めてあるところの隣に自分も停めようとしていたら、お店から出てきた女性がそのすぐ隣に停めてあった自転車の持ち主だったんです。
ぼくはなにげに聞くわけです。「お店混んでますか?」と。ちなみにその人が野郎だったら同じく聞いたか?と問われれば「否」ですw
まあ自然ですわな。その女性は
「えーそんなでもなかったかなあ・・・」
とうろ覚えのようで、同行していた別の女性(その人はクルマらしく駐車場に向かっていた)に
「なあ、お店の中そんな混んでなかったかなあ?」
みたいに聞くわけです。聞かれた女性のほうがやや覚えていたようで
「うーんと、1人だったらカウンターが空いてたと思うし、テーブルもいくつか空いてたと思ったなあ・・・」と教えてくれてその女性は自転車の女性に
「ほなまたな」
みたいな挨拶をして去っていきました。
ぼくは二人に「ありがとうございます」と礼を行って自転車に鍵をかけてヘルメットとか外すなどしていたんです。
そしたら自転車のほうの女性が話しかけてくるんです。
「遠くから自転車で来られたんですか?」
きっと言葉のアクセントが地元とぜんぜん違うのでまったく違うところから来た人だとすぐにわかったんでしょうね。
ぼくは
「はい、関東から電車で来てここらを回ってます」
と答えました。
「えー、すごいわー」
と香川弁(?)というのでしょうか、驚いていました。なんかその様子が妙にかわいかったんです。顔もなんとなく堀北真希に似ていて美人なんです。
ぼくは本能的にもう少し会話したい、しかししつこく話し続けるのは変態だと思われるから気をつけねば、などと心のなかで0.1ミリ秒ほどの間に判断して
「こんぴらさんも行きましたけどあれはキツかったですね」
とさも
「あなたも行ったことあるんでしょ」
という語調で半ば問うように言いました。するとその堀北真希子(便宜上以後こう呼ぶ)は
「そうねえ・・・あれはねえ・・・」
と同調してくれました。すかさずぼくは続けて
「せっかく来たんだから一番奥の宮まで行きましたけど、ホントに辛かったです。こう言っちゃなんだけどもう二度と・・・みたいな」
するとその堀北真希子、
「そうねえ・・・もうこの歳になるとあんなに登るのが辛いわあ・・・」
ぼく返答に窮する「ははは・・・」
堀北真希子「それじゃあ、楽しんでいってください」
と別れました。
え?とその終わった会話の中に疑問点があることに気づいたのです。
一瞬の間の会話ですが疑問に思いました。顔貌から見てぼくなんかよりぜんぜん若そうでせいぜい30歳行ってるかどうかってところなのに50のぼくに向かって「この歳になると云々」言うとはどういうこと?
もしかして目の前にいる男(ぼくのこと)のほうが若いんちゃうかって思ったかな?そうとしか考えられない言葉です。
だからこそ最初に「遠くから自転車で来られたんですか?」なんて向こうから聞いてきたんじゃないのかな?若いツバメだと思ったんじゃない?若いツバメ食っちゃおかなんて。
まあ確かにぼく結構若く見られます。下手すりゃ素顔で30後半ぐらいに見られちゃったこともあったのでヘルメット被ってスポーツサングラスして花粉よけのデカマスクつけてちょっとシャレオツな格好してるともしかして20歳代ぐらいに若く見えたかもね。
そんなわけですから見た目は大事だなあと感じるとともに、もう少し話して誘えば一緒に茶を飲むぐらいできたんじゃね?って思ってしまいました。いやいやお茶どころか意気投合して全裸でレスリングできたかもしれないじゃない?
なんて妄想しても後の祭りですが。(嫁は合体さえしなければ旦那はなにやっても良いみたいな考えですw)
結論:スポーツサングラス&坊主は若く見えるかも
まあこれはまだ仮説でして検証をきっちりとしたわけではありませんが、別のところでも若い女性に同じ格好で話しかけたらそこそこ対応してくれた経験もあります。
つまりたぶん清潔感なのかもしれません。坊主頭ということで清潔感あります。スポーツグラスということでスポーツしてる人(実際してなくても)に見えて好感持たれるのかもしれません。
いいじゃん。もっといろいろスポーツグラス買ったろか?
追伸
これで同じ町中の別のところでもう一度会ったら必然を感じてお茶誘う勇気も出ようってもんですがそうそう神のような必然はおこりません。
スポーツグラスについての記事はこちら▼