2024年5月の中旬すぎに所要があり静岡県に行く機会がありついでといってはなんだがいろいろと見てきたので残しておく。
本来の目的は1~2時間程度で済んだのでその他の時間をすべて静岡県内+αの観光に使えた。
振り返ってみると静岡県は実に観光資源が豊富で、まったく魅力の乏しい我が埼玉県とは大違いで羨ましい。
写真をクリックまたはタップで多少大きくできるが静岡県なのに富士山は一度も見なかった。
【関連】【山梨県】山梨県の富士山
静岡県のベタな観光名所いくつか
箱根神社&九頭龍神社新宮
いきなり静岡県ではなく神奈川県で恐縮だが埼玉県から静岡県へ行くのにほぼ通り道だからどうしても寄りたいという嫁氏の要望で寄ってみたが実にインスタ映えするスポットでびっくりした。
▼こちらのお宮が箱根神社で、ここの右にあったのが九頭龍神社だ。九頭龍神社のほうは新宮となっていて新し目であまり写真が面白くないからここには載せていない。
九頭龍神社でもさらに芦ノ湖畔を北へ行くと本宮というもっと古いお社があるようだがそこへは徒歩で30分ぐらい歩いてでないと到達できないという噂を聞き、今日はそっちへ行く余裕はないということで行っていない。
▼箱根神社と九頭龍神社の間にある手水舎も兼ねているのがこの九頭竜のオブジェ作品でなかなか見事だ。これを見ただけでもなんか良いことありそうな気がするから不思議。
九頭龍神社のさらに東を見てみるとこのような安産杉というのがある。樹齢は1000年を超えているらしく、この位置から90度右から根本近くを見てみると母胎の象徴のような形をしているということで安産を祈願する人が絶えないらしい。
▼安産杉付近から外へでて上の駐車場へ向かう途中にあるみごとな苔。
地図は駐車場の位置にマークをしてある。箱根神社と九頭龍神社は駐車場から出てすぐ横の石段を上がる。ちなみに山の上の道路沿いにも駐車場があり、こちらは車を降りたら山を下るように行く。下の駐車場のほうがやや近い。
大淵笹場
茶畑と富士山を同時に見られて素敵な写真が撮れるという有名なところだが当日はあいにくの曇り空で富士山の「ふ」の地も見えなかった。どんなに写真の加工をしてもまったく写っていなかった。
実際の富士山は中央の木の少し右手に見えるらしい。実際にはこれよりかなり雲がかかっていて雲を薄めて空を青くしても写っていないものは写っていないのだから仕方ない。
▼ここでしか買えないTシャツを1枚自分への土産に買った。これを着れば宣伝になるのだから格安で売ってくれてもいいんじゃないかと思うが価格は普通に3000円弱だった。
清水次郎長生家
静岡県といえば清水港がありそこで勢力を持っていた侠客が山本長五郎で通称「清水次郎長」だ。
生家のすぐ近くにこの美濃輪稲荷神社があり、そこの玉垣の一つに山本長五郎と彫られている。
▼この写真の5本ある玉垣のうち中央の玉垣をよく見ると山本長は欠けてしまっているが五郎の文字だけは見て取れる。
▼これが清水次郎長生家であり。ちょっとした資料館のようにもなっている。
▼中では案内兼販売員みたいな人がいておそらく暇ならいろいろ話を聞かせてくれそうだった。この日はどちらかというとこちらが暇ではなかったのでちょちょっと撮影と買い物だけ済ませて出てしまったがまた行ってもいいかもしれない。
次郎長の本名は山本長五郎。山本次郎八の養子で、次郎八の息子の長五郎だから「次郎長」と呼ばれました。次郎長にちなんだお土産物も多数。何でも願い事が叶うという「勝札」が人気です。
引用:次郎長生家|【公式】静岡のおすすめ観光スポット/駿府静岡市~最高の体験と感動を
ちなみに最近御当地Tシャツを集めるのがマイブームなので背中に「義理人情清水次郎長」と書かれたTシャツを買ってしまった。
勝負事になんとしても勝ちたい人は勝札を買おう。ちなみに嫁氏は買っていた。ワシはそういう迷信は信じない。
▼昔風の間取りのまま残っていて当時の様子が偲ばれる。
▼これはトップの子分である大政と小政(ふたりとも山本政五郎という同姓同名だったので大柄な方が大政と呼ばれ、小柄な方が小政と呼ばれていた)の肖像画が飾られている。もちろん別のところには次郎長の肖像画だか写真だかが飾られている。
全員揃っていはいないが28人衆の写真も飾ってあった。28人衆は森の石松もいた頃なので写真には乗ってない。すでに殺されている。
▼すぐそばの交差点の一角に専用駐車場があるので車で行っても安心だ。たぶんよほどのことがない限り混まない。
父親が広沢虎造好きだったのでこれを買ってあげたが全部聞ききらないうちに他界してしまった。今はワシが一所懸命聞いている。音は悪いが実に味わい深くて飽きが来ない。
広沢虎造 CD32枚組 4巻セット 「清水次郎長伝」 「国定忠治」 「清水次郎長外伝 大瀬半五郎」 BCD-19-20-21-22
¥6,268(2024/05/29 21:29時点の価格)
平均評価点:
>>楽天市場で探す
>>Yahoo!ショッピングで探す
▼ここでしか買えないかもしれないので記念にTシャツを1枚自分への土産に買った。しつこいようだがこれを着ていると宣伝になるのだから一般のTシャツより格安で売ってもいいんじゃないか。
三保松原
無料駐車場は十分広いのが近くにあるからあまり気に病む必要はない。
▼駿河国三宮御穂神社の参道
最初着いたときこの見事な松並木が三保の松原か?っておもったぐらいここだけでも見事な松並木が楽しめる。しかし実際三保松原へ行ってみるとさらにスケールがでかい。
静岡県には三保松原という神話にも出てきそうな場所もある。ここは半島をちょっと行ったところで誰が植えたのかどうしてこんな松原ができているのか実に不思議。
▼清水港海鮮まぐろ屋のまぐろ丼
ぜんぜん期待してなかったが柔らかくて食べやすかった。現金払いのみ。御穂神社参道末端のすぐ横にある。
まとめ
とくにまとめることもないが、範囲にするとそこそこ広いこれらの観光地を埼玉県熊谷市から1日で日帰りして見て回ることができた。
走行距離にして約450kmぐらいだったろうか。1日で走った距離としては自分史上最高かもしれない。ここまではあまり走りたくないものだ。
だが静岡県。富士山は見られずまことに残念。