久しぶりにカフェ記事である。
行田の格安生地屋キャロットに嫁の運転手として出張り、その帰りにちょっとたまにはオシャなカフェでも行ってみるかと寄ってみたのだ。
結論からいえばまあまあ良い。
かつてこの記事から5年ぐらい前(2017年近辺)はせっせとオシャなカフェを探しては行ってグルメ記事みたいなのを書いていたがまったく世界からの反応が薄いのですっかりやる気をなくして書いていなかったが今でもやる気はなくなったままだ。
ただあとで記録として見返す必要がある場合があるのでここに記事として残しておく。
埼玉県行田市のカフェギャラリー高澤記念館というお店
外観
どう見ても国重文ぽい建物で軽薄なカフェなんぞにしてしまっていいんかいな?って最初思ったがおそらく国重文とかって建物の所有者側が申請して「変な手を入れないで維持するんならイイヨ」って感じで認定になるんじゃないのかな?しらんけど。
そんなわけで国登録有形文化財という指定はされているけど中身はカフェです。庭は果てしなくそこそこ広くて全体像は見渡せない。隈なく見ても良さそうなんだけど時間がなかったからカフェ内部の写真しか撮らなかった。
店内
こんな感じ。店の中の写真を撮るのは憚られるのでこっそり1枚だけ失敬させてもらって写っている人々の顔は黒塗りさせてもらった。これで勘弁してくれ。
席はたくさんあって30人ぐらいは入れるだろう。それぞれの席には流行りのアクリルボードなんて立ててあってなにやら隣の人の食ってるものの匂いが伝わらないようにしてるっぽい。www
メニュー
そんなに多品種で揃えているということはなく、ここ行田市の名物とも言って良いであろう古代米カレーが単品で1100円、飲み物とケーキとのセットで1650円だったかな。
おすすめはその古代米カレーと飲み物とケーキのセットです。量は多くないけどインスタ映え間違いなし。
食べもの
▼そしてこれがその古代米カレーだ。古代米を使っているのと行田市ならではの前方後円墳の形状をしている。
▼別の日に行ったときの五穀米カレーの写真も載せておく。基本的にはランチタイムには古代米カレーしかないようで、日によってカレーのテイストが違う。
なんでも古代米カレーと名乗るには縛りがあり、古代米を使い、前方後円墳の指定の型で形を作る必要があるそうな。
それだけ地域振興に知恵を使っているということだろう。ちなみに随分前に同じ行田市内の別のカフェQガーデンカフェというところでも似たような古代米カレーを食べたがやはり前方後円墳だった。
だからかなり前から前方後円墳形状の古代米カレーを推していて名物といってもいいレベルなんだ。これぞ歴史だ。
▲そしてセットでついてきたシフォンケーキがこちらフカフカではあるがそれなりに美味かった。ちなみにセット金額に差額を足して別のもっと高いケーキをつけることも可能である。
▼でコーヒーカップのブランドはNのマークでノリタケかなと思ったが違った。それでもちゃんとした業務用ブランドで安っぽさはなかったので萎えなくて良かった。
なぜかこういう喫茶店で安っぽいカップだと萎える自分。
勝手なチェックポイント
- 外観:古民家、昔の庄屋
- 店内:座敷にテーブル
- BGM:ジャジー
- 駐車場:20台程度
- 駐輪場(サイクルラック):なかった
- 漢一人:おっさん独りではちょっと躊躇う
- コーヒーの味:まあまあ濃い目でうまい
- トイレ:未利用につき不明
- 禁煙か:全面禁煙
- 特記事項:リビングルーム等無料で見学できる
おこがましくも総評
▼帰りに家の中を軽く見させてもらった。中を見るのに特に許可は要らないようだ。
ということで感想を一言二言述べておくと、こういうカフェに入って嫁氏と食事をしたのは久しぶりなんだけどすっかり自分の価値観が変わっていることを面白いと感じる。
ブログ書き始めのころ(2012年ごろ)はいろいろおしゃれなカフェを探しては一人でも行っていたんだが近頃はそれどころではなく別のマイブーム(電子工作や中山道探訪等)が楽しくて仕方ない。
それと自分が歳をとってきたというのもあり、こういうおしゃれなカフェに独りで入るには前よりかなり憚られる。憚っているのはまだ心が枯れていないということか?
そんな自分に関する感想ばかり述べてしまっているがお店に関しては給仕のおばさんも感じが良かったのでまったく不快にならずに済んでよかった。お店が良くても働いている人がちょっとね・・・ということもあるのでそれがなくてなにより。
ただし現金オンリーというのはいただけないね。1100円の古代米カレーは量が少なめで十分儲かるのではないかと思うが現金払いオンリーのお店を見ると穿った見方をしてしまう。
カフェギャラリー高澤記念館の基本情報
場所
営業時間
- 11:00~17:00 ランチ
11:00~14:00(日曜営業)
支払い方法
- 現金のみ
グルメサイトリンク
追記 2024年6月8日再訪問
行田へ行ったついでにまた食べに行ってみた。
実は自分の地元の熊谷市より隣の深谷市だったり行田市だったりのほうがオシャレ系のカフェレストランが多いのではないかという体感なのだ。
さておき、五穀米カレーの味はまあまあ。価格はたぶん据え置き。デザートのシフォンケーキはフカフカでコスパ悪いという印象が強かったので食べなかったww
庭には紫陽花が咲く季節で少しだけ咲いていて楽しめる。おそらく季節ごとに多少咲く花も変わり楽しめるのではないかと思う。とにかく庭の手入れが大変で、食事代の大部分は庭の手入れ代かなと嫁氏と話した。