中国へ行ったときのUSER EXPERIENCEならぬUNFORTUNATE EXPERIENCEです。
同じUXでも真逆ですwww
中国へ行ったときは朝食のビュッフェでもそれはもう、嫌というほどの種類の料理が出ていました。
しかし知っている人が見るとぜんぜん種類が少ないということらしいのですが、それでも僕が見た限りでは数十種類の料理が並んでいて十分と思いました。
ただし食べたい物があるかどうかは別問題です。
夜の宴会では「付き合い」というものがありますから各皿に手をつけますが、朝食で好きな物を選ぶとなるとどれも美味しそうな気がしません。
仕方なくパンばかり選び、総菜は無難なハムとかせいぜいサンドイッチとか。
でもってコーヒーぐらいはあったかいのを飲みたいなと思ってカップに汲んでテーブルに持ってきたときにがっかりしたのです。
まさかのヒビ割れ
あれえ・・・?なんかテーブルが濡れてくるなあ・・・
妙に変だなあ・・・
だってそうじゃない。コーヒーをひと口飲んだだけなのに飲みかけのコーヒーがテーブルにこぼれるなんて、そんなに飲み方がだらしなかったかなあ?
▼と、見る見るうちにコーヒーカップの下にコーヒーが溜まっていきます。
これは僕の飲み方がだらしなかったからではなく、カップが割れているとしか考えられません。
もしかしたら、この手前に見える1本の筋みたいな線が割れ目なのかな?
無理矢理引っ張ったら割れるのかな?
しかし無理矢理引っ張ってもしもコーヒーをぶちまけたら大変ですからその好奇心は抑えることにしました。
しかしですよ。
こんな割れたコーヒーカップを置いておくなんてさすが中国だなあと思ったものです。
この経験は中国に到着した2日目、つまり最初の朝食ビュッフェのときに起こったものです。
▼コーヒーといえばもっと内陸の別のホテルに泊まった朝のことも思い出しました。
ホットコーヒーは自動コーヒーメーカーで作れるようになっていました。
「おお、まるで日本のファミリーレストランみたいじゃないか!」と内心驚いたものです。
人手だけは世界一豊富な中国においてもこの機械のような自動で作る機械を導入するなんて!機械につくらせるなんて中国らしくないじゃない?って思いました。
まあ同じ品質のコーヒーが毎回飲めるからうれしかなと思ってカップを置いてボタンを押そうとしたら、なぜかホテルのキレイなお姉さんが「入れて差し上げます」みたいなことを多分言って「テーブルでお待ちください」みたいなことを英語で言ってました。
わざわざお姉さんが代わりにボタンを押してくれるなんて「めちゃくちゃ無駄な」ことをしているような気がしないでもないが、まあ「いいか」とテーブルで待つことにしました。
待つこと2分ぐらい・・・だったかな。振り返って機械のほうを見るとお姉さんがまだ機械の前でコーヒーが出て来るのを待っているようです。
「え?故障か?」と近くへ行ってみるとやはり故障のようでした。
「もういいよ」と言おうとしたら「今別のところからお持ちします」だそうです。
ということで別のところから別のコーヒーを入れて持ってきてくれましたが、なぜかミルクと砂糖入り・・・
ブラックが飲みたかったから機械で作ろうと思ったんですけどねえ。ミルクと砂糖入りなら最初からピッチャーに入っていたのを知ってます。
欲しい物がジャストミートで手に入らないなあと感じた出来事でした。
ホテルのおねえさん、コーヒーメーカーのボタンをお客の代わりに押すぐらいならブルックスみたいな奴で1杯ずつ作ってくれた方がうれしいし確実だと思いますよ。
他にも中国出張中のエピソードが盛りだくさんあります。