我が家の西側には縦すべり出し窓という名前の窓があります。
名前の由来はネットで調べた限りではわかりませんでした。もっとよく調べればわかるのかもしれませんが・・・
その縦すべり出し窓の片側が開閉不能になってしまって何年か放置していました。
サッシ業者さんに直してもらわねばならないのだろうと考え、ふと思い立ち家を建てるときにお世話になり先日記事にも書いた不動産屋のコスモ建設さんに相談しました。ちょっと見てくれと。
縦すべり出し窓自分で治すまでの顛末
業者による修理の見積りと誤解
不動産屋の依頼により来てくれたサッシ業者はチラ見しただけですぐわかったようで窓の番号だけ控えて帰っていったようです。
その後に届いた見積もりによると2台修繕で24000円とのことです。
これは部品代と作業工賃の両方を含みます。
ちょっと窓の修理だけで24000円は高いか安いかはわからないものの正直きつい価格です。
もうちょっと足せば新型のスマホが買えちゃうかもしれないじゃないですか?
もしかして自分で直せるのではないかと考え、部品だけ売ってもらうことにしました。
自分で直すことにし不動産屋経由で部品取り寄せる
部品代は2ヶ所分で12300円でした。
まあこんなもんかと思いつつ留守中に届いていた部品を見て驚いたことに故障箇所と違うのでした。
▼箱を開けてみるとこういうものが入っていました。
それは紛れもなくハンドルの部品です。
サッシ業者に勘違いされていたのでまだ何もしていないのと一緒
ハンドルが回せないとは言いましたがサッシ業者が勝手に勘違いしてハンドルを取り寄せたのです。
もしこれで、部品だけでなく修理作業も依頼していたらどうなっていたか。
きっとハンドルだけさっさと交換してやっぱり回らないとよくよく調べて、「外の部品も取り寄せないとですねえ」なんて余分にお金がかかったかも。いや絶対そうだ。
それともお詫びに外の部品は実費を取るがハンドルはタダにしてくれたか?なんて後から考えたりしましたが、いずれにしても話が面倒。
実際の不具合箇所
▼窓の外側のレールに乗った部品が破損してしまっているのです。
最初に話を依頼するときも言葉でできるだけ伝えたような気がするのですが、やはり実物を良く見ないとどこだか伝わりにくいものです。(せめてメールとかで写真を気軽に送れる相手じゃないとマジめんどくせー)
結局独自に取り寄せる
不動産屋も申し訳ないと恐縮してましたが、悪いのは早とちりしたサッシ業者です。
とりあえず返品と返金の手続きだけはしてもらって、さらに不動産屋が正規の部品はこれではないかと調べてくれました。
▼それが下の写真の一体になった4バーヒンジ(HH-3K-12141)部品ではないかという話です。
取り寄せた部品
▼ということでこれだろうと取り寄せたヒンジです。ここからやっと本題です。
楽天のノース&ウエストというお店で本体6300円+送料525円でした。
▼ちゃんと壊れた部品のところも付いています。
これさえちゃんと窓につけられれば閉ざされたままだった窓を再び開閉できるようになります。
▼こんなふうに開きます。
補修
部品外し
▼家に固定されている側ビスを3個ドライバーで外します。
▼窓に固定されている板のビスを4個外します。
3個と4個ですが、同じビスを新しい部品でも使いますので失くさないように気をつけましょう。
▼ビスを7個外してヒンジを取り外した状態です。
言葉で言ってしまえば一言なんですが、このとき窓が落っこちてこないように肩で必死に支えてます。
窓枠が細くなっていて尖っているような形ですので、肩が痛かったです。
真似される方はタオルなど噛ますか、助手をつけてください。
▼あとは新しいヒンジを置いてビスで固定するだけです。
本当はこういうときに、滅多に掃除しない場所でもあるので掃除したほうがなお賢明だったのでしょうが、やりませんでした。
あっさりと取り付けできてハンドルもちゃんと回せて全開も全閉も問題無しです。
もっと早くやっておけばよかったなあと思いました。
片側の窓が開閉できない期間が数年あったと思います。
▼余談ですが、猫の引っかき防止のため、ここの網戸の網はステンレス製です。普通では手に入らないものを使っちゃってます。
今日はこう思った
- 逡巡遅疑はいいことない。不快なことは素早く処理すれば快適になる
- 自分でやれば安くあがる
- タダで利用できるところはタダで利用させてもらう(ただしあとでのお礼は無限になる)
- 結果得たノウハウは惜しみなく公開する(この記事です)
ちなみにハンドル内のギアが磨耗するなどして動かなくなる場合もあると思いますので、その場合は最初に間違えたハンドルの交換が必要でしょう。
ハンドル番号はDG3K12139です。なぜか送り状にはDGHH3K12139と書いてありました。