ずいぶん前に買ったDELLのノートパソコンのハードディスクが余っていました。
そして最近ネットブックlenovoのideapad s10eに入っていたHDDをSSDに換装して、これまたHDDが余っていました。
そのうちの1個は以前から持っていたUSB変換ケース型アダプターを使ってUSBで接続していたのです。
既に使っていた状態とあったもの
- ノートパソコン用のハードディスクドライブ(HDD)-160GBをUSB接続で使っていた
- ノートパソコン用のハードディスクドライブ(HDD)-120Gbがテーブルに置きっぱだった
- ノートパソコン用HDDをUSB接続するケースアダプターを使って接続していた
- パソコン内部にeSATA用ケーブル
- 同じくパソコン内部に不使用の電源端子
当初はノートパソコン用のHDD160GBをケースアダプターに入れてミニタワー型のデスクトップパソコンに繋げておりました。
ですが、先日勤め先でeSATAとUSBの端子が共通で使われていることを発見したときにそれらをよくよく見ているうちに、自分ちのパソコンでも空いている端子があるのではないか?と考えました。
家のパソコンの内部の様子
▼ミニタワー型のパソコンを割腹してみると内部には以前HDDを増設したときに余ったと思われるeSATAの端子と電源用端子が空いております。
おお、ここにHDDを直接繋げられれば今USBケースで接続しているときよりアクセスの速度が上がるかもしれない。
「さらにここに1個繋げられるということは、もう1個浮いているHDD(120GB)をUSBケースに入れて接続できるようにもなる」と考えました。
つなげてみる
▼こんなアクロバティックな固定方法ですが、とりあえず接続は出来たのでOKです。
動かしてみるとちゃんと認識して今までどおりのドライブとまったく同様に使うことができました。
うれしいっ!!
アクセスの速さはどうか?
▼気になるアクセスのスピードはどうだったかというと以下のような結果です。
左がUSBケースに入れてUSB接続していたときの単位時間あたりの転送量で、右が上写真のようにeSATAに接続してから計測した結果です。
ざっくり倍のスピードになっているのがわかります。
すばらしい・・・
今日はこう思った
あなたの家のデスクトップパソコンにももしかしたら空いているeSATAの端子が眠っているかもしれません。
気づかずUSBで外付け利用のままだと時間を無駄にしてしまうかもしれませんよ。
パソコンはこのようにちょっとした工夫で能力を引き出せることがあるので一度見直してみてはいかがでしょうか。
今回のような接続方法の工夫は初歩レベルに毛が生えたような感じだと思います。
専門知識はあまり必要とせず端子の形状だけ確認すれば概ね大丈夫です。
ただし実行する場合は十分な事前調査のうえ、自己責任において行ってください。