うちの無線Wifiの電波が2階には微妙に届き難いので2階にもルーターを置いちゃおうと考えました。
以前買ってあって旅行にも持って行ける小型のちびファイがあるのです。
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旅行のときしか使わないで普段は蔵に入っているなんてもったいない!
どうせなら常に使い続けようではありませんか!
たとえずっと連続使用していて壊れたとしてもまた買えばいいのです。
使わないでずっと放置しておく方が機会損失だと考えるので使います。
その為には2階までLANのケーブルを引きます。
延長コネクタ
家にはすでに何本かLANのケーブルがごろごろしていました。
しかし1本1本はあまり長くなく、最長でも15メートルぐらいでした。1階のルーターの場所から2階の真ん中あたりまで約20メートル敷設する必要がありそうです。
そこでケーブルをわざわざ買うのもナンなのでこんな延長コネクターを買ってみました。
近所の100均で108円で売っていましたのでこれを使ってみます。
壁にでかい穴は開けたくないよね
2階までケーブルを引くといっても壁に穴は開けたくありませんね。
そこで僅かな隙間を通るフラットタイプのケーブルが敷居のところを通るように配置します。
ざっくりドアの上にこんな感じでコの字の釘を使います。この鋲の名前は正式には「かすがい」と言います。
▼最初に適当に位置決めして下穴をドリルで浅く開けます。これは仕方ないです。
その後かすがいでフラットケーブルを軽く固定します。このときはまだ完全に打ちません。っていうか最後まで完全には固定しないことにします。
ドアを開閉するとき邪魔になりさえしなければそんなにガッチリ固定してある必要はないかも。
逆にしっかり着けちゃうとあとで外すのが大変です。
▼こんな絶縁ステープルなんて名前が書いてありますが、「かすがい」と覚えてください。ステキな日本語ですから。
ただし本来のかすがいの目的とは違う使い方ですから、絶縁ステープルでもよいでしょう。
絶縁ステープルにはサイズがいくつかありますからケーブルにあったサイズを選んだ方がよいでしょう。
参考になる画像を見つけたので貼っておきます。
参考サイト:絶縁ステップル | カワグチ
延長コネクター活用
そしてルーターのある部屋から外に出てすぐ延長コネクターで別のケーブルに接続です。
別に場所はどこでもいいんですけど、フラットケーブルの方がぎりぎりルーターに届く長さだったので必然的にここで位置を決めました。
あとは延長したケーブルを壁に這わせてモールで固定するだけですね。
言ってしまえば一言ですが、結構キレイに敷くのは大変だったりします。
モール敷設
▼こういうところなんかどうしてもケーブルが表にさらけ出てしまいます。多少はがまんです。B型にしては上出来ではないでしょうか。
このモールもいろいろ売っていますが、やはり最初から両面テープがついているほうが断然便利です。
あらかじめ両面テープが貼られていないのと、貼られているのと両方使って作業しましたが、両面テープ付きのものはちゃんと強力なものが貼られているので後々世話がなさそうです。
▼ということで階段の壁を這わせたり、天井を這わせたりしてなんとか2階の中心にあるコンセントのところまで線を持ってきました。
これでちびファイを繋げれば1階よりはルーターが近いということでこちらに優先的につないで電波も強いものが捕捉できるでしょう。
今日はこう思ったよ
モールを敷設した全体は恥ずかしくてみせられませんが、とにかく無事キレイに敷設できたとだけは申し上げておきます。
さて肝心の速度ですが、左が1階のルーターに接続したとき、右が2階に新設したちびファイに接続したときです。
どっちにしても遅いじゃんって思う人は思ってください。
うちにとっては速くなったんです!
今回の予算はモールと両面テープと延長コネクタ合わせて3000円弱程度でした。もともとあったケーブルとちびファイ流用という手を使ったので出費を抑えて設置することができておおむね満足です。
だがしかし、やはりちびファイは個人用のルーターです。
同時に2台以上の端末がつながっているとパフォーマンスの低下はあるのかもしれません。
明らかにちびファイの方が近いのに1階のルーターにつながってしまう場合もありました。
他の人がガンガン通信していると、他の端末を捌く余裕がなくなるのでしょう。