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ルンバi3+紙パック改造非正規品は安いが故障リスクとトレードオフ

この記事は 約8 分で読めます。

諸事情により内容を少々修正しました。

ルンバi3+紙パックコスト改善

ビックカメラ楽天市場店のルンバi3+ならいつまで有効かわからないが24回払まで金利無料となっているので個人的には早く買いたい。戻りのポイントを差し引くと実質7万円弱で買えるんだよなあ。

ルンバi3+をモニター利用して勝手な考察をしている。

先日も1本ブログ記事を書いたし、動画もYouTubeにアップロードした。

もっといえばさらにさかのぼって数年前にもルンバの当時最新に近い機種を無償で貸与してもらいレビュー記事も書いたことがある。

それだけiRobot社およびルンバにはお世話になっている。しかし、

今回はそんな恩を仇で返すような企画をやってしまった。iRobotさんごめんなさい。

御社の高級な紙パックとはおさらばするかもしれません。

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紙パックのランニングコスト抑えたい

ロボット掃除機普及の鍵のひとつでもある

ロボット掃除機なんて買うのは裕福な家だけなのだろうか?

いやいやそんなことあるまい。

もちろんお金がないよりはある家のほうが買う確率は上がるだろうが、もっと現実的に想像するに夫婦共働きで忙しく家の掃除をする時間を減らして少しでも自分の時間にあてたいと願っている人とか。

あるいは一人住まいでも部屋の掃除をするのが億劫で仕方ないという人とか。

とにかく使いたいのはあらかた一般庶民なのではないだろうか。

しかし紙パックが高い。紙パックじゃないタイプのロボット掃除機もたくさんあるが、究極に楽しようと思ったら紙パックに最終的に集塵してくれるタイプがベストなのに。

紙パックタイプじゃないロボット掃除機を買った人は必ず後悔するだろう。どうせならもう少し払っておいてももっと手間の省けるタイプにしておけばよかったと。しかしそうやって少し余分に払ったあとでの紙パック代がまあまあ高い。

2~3ヶ月で交換の紙パック

ルンバi3+の場合、純正紙パック代はいくらかというとAmazonで3枚入りが2130円(2021年9月26日時点)


1枚700円の計算だ。仮に3ヶ月で交換するとしても年間2800円。たかだか年2800円のサブスクを高いと見るか安いと見るか。

これだけ見たらぜんぜん高くはないと思う。しかしこれからの世の中はいろいろと自動化やサブスク化が進み毎月あるいは毎年だまっていてもかかる費用というのが増えることはあっても減ることはない。

たとえばスマートホーム1つとっても監視カメラで過去の映像を保存しておこうとするとサービス会社に年間数千円払う必要もでるだろう。ホームセキュリティなども同様で生涯払い続けなければならないサブスクになりうる。

だとするとたかが紙パックでも安いほうがよい。

互換品でもそこそこ高い

ルンバの場合、互換品の紙パックも多数出回っている。さらに互換品で再生利用可能というものもあり利便性がよいとみられる。

が価格はどうだろうか。


互換品で再利用可能な紙パックの価格は2021年9月26日時点で6枚2100円だと1枚350円だ。

これは再利用するほどコストは下がるのでさらに安くなる可能性を秘めている。

市販の汎用紙パックはそのまま使えない

もっと安い紙パックといえば100均の汎用紙パックがある。一般的には3枚110円で売られている。

ホームセンターでも汎用またはメーカー専用紙パックも売られているが3枚で100+消費税という価格はほぼ見かけないので100均が最安と思われる。

しかもホームセンターより身近にどこにでもある100均のほうが、入手しやすさからみても最安といえる。

しかし残念ながらルンバ用の紙パックというのは現在売られていないし、汎用の紙パックがそのまま使えるかというと使えない。

改造計画

ここでようやく本題に入るが、改造を試みる。

ルンバi3+紙パックコスト改善

手に持っているのはルンバ純正紙パック

改造による損益分岐点

100均で売られている汎用の紙パックをどうにか改造してルンバ用に作り変えるのがベストだ。

だが先程の再生可能紙パックのコストが1枚350円で2回使って捨てたとすると175円、3回使ったとすると117円と再利用するほど安くなってしまう。

果たして100均の紙パックを改造する価値があるのか疑問である。ただここで見切りをつけないと試算が進まないので5回使って捨てるとしよう。

そうすると紙パック1枚のコストが70円(2100円/6枚/5回)となる。

つまり100均での1枚あたり36円とそれを加工する費用とで70円を下回れれば100均紙パックが最強ということがいえる。そうでなければ再生紙パックを5回は使うということが最強と結論づける。

改造案1(ルンバ台紙&100均フィルターの接着結合品)

まずは100均紙パックの台紙とパック部分を分離する。

ルンバi3+紙パックコスト改善

次にルンバ用の台紙(樹脂製)にその外した100均のフィルターパックを部分を貼る。

ルンバi3+紙パックコスト改善

だがまともに貼れず完成にいたらない。しかも改造時間がかかりすぎる。

ルンバi3+紙パックコスト改善

改造案2(100均フィルターの台紙をルンバ台紙と同形状にカット)

100均の汎用紙パックの台紙部をルンバと同形状にカットしてみる。

ルンバi3+紙パックコスト改善

ルンバのクリーンベースに入るようにはできたが、紙パック装着スイッチが入らない。

ルンバi3+紙パックコスト改善

ルンバの紙パックは高さ方向がやや大きく、クリーンベースに入れたときにどこかでスイッチが入り紙パックがきちんと装着されていると判断しているようだ。

ルンバi3+紙パックコスト改善

残念ながら100均紙パックを切ったものだけでは使えなかった。

改造案3(改造案2&ルンバの台紙合体)

汎用紙パックカット品とルンバ純正台紙のハイブリッドにしてみる。

ルンバ純正紙パックの台紙で装着スイッチを押す役割を担ってもらうわけだ。

これはちゃんとハマり装着スイッチも作動できた。試しにルンバをクリーンベースに戻して吸わせてみたところ紙パック内に集塵可能と見られる。(故障の原因になる可能性があるため自己責任)

ルンバi3+紙パックコスト改善

結論ー汎用格安紙パックでも代替可能?40円x4半期≒160円

再生紙パックだからってゴミ掻き出して再利用しない

上記実験から汎用紙パックでも使おうと思えば使えると判断できた。

ただコスト面では再生可能紙パックの350円/n回という価格に敵うかどうか・・・

と思ったのだがよくよく考えてみるとルンバなどロボット掃除機を使うような人は何よりも時間を惜しむ。そして時間を惜しみつつお金も惜しむ。

つまりそのバランスを重視するのだ。

要するに再生利用可能な紙パックを買ったとしてもそれを開いてホコリがフワフワと舞う中、ワタボコリを掻き出して再利用することなどしないだろうということだ。

1度使った紙パックフィルターはできればそのまま捨ててしまいたいに決まってる。嘘だと思うなら一度やってみるといい。使い捨てしたいわあって思うから。

100均の使い捨て紙パックで代用は可能かもしれない

上記のとおり、人は紙パックを何度も使いまわしするほど貧乏くさいことをするぐらいなら100均の紙パックを毎回捨てるほうがマシという結論だ。

つまり再生可能紙パックでも実質コストは1枚350円で100均の1枚約40円弱のほうが多少のハサミでの加工時間を加えても断然安いということだ。

そして毎回捨てて良い。

ただし故障の原因になりうるので自己責任

故障のリスクはある。

最大の故障原因はノズルのシール性不具合により、微細なゴミが吸引ポンプ内というかモーター内に侵入することでモーターが壊れることだ。

モーターが壊れたときの修理代を払ったらフィルターでの節約なんてすぐ吹っ飛んでしまうことだろう。

だから予防策として吸引ポンプのファン手前に不織布1枚あるいは2枚重ねでも貼っておくことで対処できるかもしれない。

とにかくそういうリスクがあるということは承知しておいたほうがよい。

まとめ

あとは純正、互換品、または今回の結論のような汎用品の改造いずれかを使うかはあなた次第だ。

ちなみに俺は自分の家にルンバi3+がいま時点はあるが、いずれ回収されてしまうので考えない。

ただ今後買う機会があったらこういった物理的な消耗品でのサブスク費用を極限まで抑える自信はある。

そのときはまた別の記事でみなさんに公開したいと思う。

今回の記事では正規品を使わなくてもイケるようなことを書いたが、おそらくメーカー様または付帯するプロモーション団体のブラックリスト入りは間違いないだろうな。

【追記】

100均で買ったフィルターを加工して1週間ぐらい仕込んで使ってみたところ、たしかに使えなくはないが限りなく故障しそうな危うさがある。

やはりクリーンベース本体のノズルと100均フィルターとの接合部分のシール性が甘いので完璧にフィルターの中にゴミが入らないという現象がおこる。

そのため底にあるファン部分の網目に細かなゴミが多数付着していた。これを放置していたらマジで故障する。そういうわけだから100均フィルターはおすすめできない。

最終的な結論としては少なくとも互換フィルターを使いましょうということ。



動画も撮った

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