金が余ってしまっているのでAmazon echo dotのホルダーでも買おうかなとAmazonのサイトを見回しましたが、どうにも似たり寄ったりというか同じものを多数の販売業者が中国から輸入して売っているのかどれもこれも個性に欠けていてまるで我々日本人みたいじゃないか。
そこでググって見るとやはり自作派のツワモノはいるもので百均で売られているものを工夫したりそのまま使ったりなどAmazonよりよほど見ていて楽しい。
そんなわけで自分もインスピレーションを頂いたので百均へなにか調達しに行きました。
何しろecho dotの置き場所が1階リビングのカウンターなんですけど上の写真のようなありさまでとても家族共通の部屋とは思えない散らかりようです。なんとかしないと。
echo dotのおあつらえむきホルダー
セリアに行って探します。
キーワードは吸盤とスポンジホルダーですね。
このようなホルダーの固定方法としては吸盤で壁に取り付けるホルダーと磁石で鉄扉等に取り付けるタイプに2分されるかと思いますが、100均の磁力には不安がつきまといます。磁石タイプを選ぶと結局のところ安物買いの銭失いになる確率が高いです。
それなら吸盤タイプを最初から選んだほうがよいでしょう。吸盤なら万一クズでもそこに両面テープをかませるという補強ができたりもします。
▼そして選んだのがこちらのスポンジホルダー。非常にシンプルでecho dotを載せるのに実にぴったりという感じでした。実際にはこれでも幅が広すぎてやや詰めたのですけどね。
ではこの散らかった空間からecho dotだけでも開放してやりましょう。
付ける場所はカウンターの上、台所が対面式なのでそのぽっかりと空いた壁の境目にある木の枠部分に付けたいと思います。
写真ではちゃんとついていますが、油断は禁物です。吸盤を付ける場所はつるつるの面でないといずれ内部に空気が侵入して落下します。表面加工してあるとはいえ木の枠だと僅かながら表面に凹凸があるので危険です。
吸盤を貼る部分に予め透明のテープでも貼っておきましょう。
▼そしてecho dotを設置してみました。ここでアレクサを呼んでも良いのですがどうも苦しそうに見えます。なぜでしょう?
▼理由はわかりました。苦しそうに見えたのはアレクサの重みでホルダーがお辞儀をしてしまっているからです。これでは吸盤がしっかりと吸着していたとしてもその重みに耐えきれず落ちる恐れがあります。
仮に落ちなくともこのままの体勢で今後「アレクサ、今何時」とかやるのはなんかストレス感じます。緊縛したまま正座させているような感じとでもいいましょうか。
さてここで神が降臨しました。いわゆる天孫降臨というやつですな。普段、神社に足繁く通っているとこういうときにすぐ降りてきてくれますww
▼以下の加工をしてみました。
- スポンジホルダーを上下逆さにする
- 広げる
- 逆さで広げた状態だとそもそもアレクサが乗るところがないので一番下を折って落ちないようにした
▼さてこれで非常に安定して設置できたと思いませんか?まさかこれが本来の用途がスポンジホルダーだとは誰も思うまいですよ。
では元気よく呼んでみましょう「アレクサ、明日の天気は?」
echo inputのおあつらえむきホルダー
さて2階にはecho inputをおいてあります。やはりだらしない性格なので踏み台に置いたままBluetoothスピーカーと繋げてまるで仮置き状態のまま使ってます。これをちゃんとどこかに鎮座させてあげないと神社通いしている甲斐がありません。
▼echo inputのために買ってきたのは同じくセリアで売られていたこちらのスリムタイプスポンジホルダーです。
スポンジホルダーもいろいろ売られていましたがまさかecho input用が置いてあるとはうれしい誤算でした。
▼今度は試しに吸盤に十分油をつけておきますww
▼そして設置したのは机の横です。スチールの事務机なのでちょっときれいに拭けばそのまま吸盤がビシッと貼り付きます。油つけなくても。
▼こちらは特に追加工することなくそのままでecho inputを載せても特にこれといった違和感を感じることなく使用できそうです。
こういう安上がりな改善最高ですね。以前MacBookを立ててクラムシェルモードで使うのにこんな道具を使ったという記事も書いたことあります。
なぜAmazonで売られているホルダーは実用性0か
例えばこんなのが代表的ですね。
SPORTLINK Eco Input 壁掛けホルダー Eco Input ホルダー Eco Input 壁掛けホルダー スピーカーマウント Input ケース (ブラック)
¥ 1,199(2019/06/20 20:57時点の価格)
平均評価点:
あとecho dot用でいえばこんなのね。
ProCase Echo Dot 第二世代 専用 壁掛け ホルダー カバー ケース 安定性 コンパクト 省スペース ハンガー バスルーム ベッドルーム キッチン –ブラック、2個入り
¥ 1,399(2019/06/20 20:58時点の価格)
平均評価点:
残念ながら日本の家屋ではコンセントの場所が圧倒的に足元から20cm程度のところにしかありません。
これから家を建てようという人であれば壁の立った目の高さぐらいにコンセントを作ることはできるでしょうが、足元にあるコンセントに上記のようなecho dotやecho inputを設置しておいて実用性があるでしょうか?
人間の声の指向性として地面から同じ高さでないと聞き取りにくいという性質があります。根拠はうろ覚えですが。
そういったわけでecho dotの位置だろうとecho inputの位置だろうと足元ではなくなるべく顔と同じ高さに配置するのが理想です。
実用性0というのは大げさかもしれませんが、実際に使おうと思ったら足元の特定のコンセントに向かって話しかけなければならずそれだけでストレスです。ぼくはいやです。
洗面所とかなら比較的高い位置にコンセントがあるのでこれでも使えるかも知れません。