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20年俺のお尻を綺麗にしてくれた便座を2軍(2階)に送る(新品交換手順)

この記事は 約10 分で読めます。

2023年の11月になってトイレのお尻への散水機能に不具合が顕著になってきた。

最初にダメになったのはダイヤル式の水勢調節機能でそれは最強のまま効かなくなったからいいとしても、最近次に効かなくなったのはボタンだ。致命的である。

どうにも騙せなくなったので急遽Amazonで適当なのを選び交換した。今回の記事は交換の記録である。

それにしても20年以上も酷使(?)してきても俺の尻に温水を送り続けてくれた洗浄便座に感謝だ。これがなかったらどんなに俺の尻は「かゆみ」で「かぶれて」いたろう。

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INAXの洗浄便座からTOTOの洗浄便座へリプレース

メーカー変えたのに意味はない

今までついていた便座のメーカーはINAXだった。特にこだわりはないが今回TOTOにした。

理由はなにもない。ちなみにINAXというメーカーは今は数社統合などしてLIXILになっているようだ。そこへいくとTOTOはいまだに単独で便所メーカーとしてやっていてすごいなと思う。

関係はあるようなないようなだが過去に自分で取り替えまたは取り付けた家庭内据付家電は以下のようなものがある。

素人DIYでできたが2度はやりたくないルームエアコン霧ヶ峰の取り付け手順/特殊工具も必要
...
浴室換気扇の交換手順と用意するもの/首が疲れるだけで実はかなり簡単
...

あと自分で車検なんかも通したりする。

【追記あり】ユーザー車検の手順
...

重視した機能

もちろん温水で尻を洗えるというのが絶対条件だがそれ以外にもいくつか考えた。

  • 省エネ・・・今までの便座は温水をONにしておくと24時間温水を保温しておくタイプだったようで、製造年代からして仕方ないことだが昨今の瞬間湯沸かし機能があるほうが使うときだけ一気に温水を作れるようで省エネ性能が高いっぽい。よってこの機能を重視する。
  • リモコン式・・・今までの便座は操作盤が便座のすぐ横にあった。実際にはどうでもいいんだが、ボタンが故障したときに一体型だと修理が困難だと思った。リモコンだったらそこだけ交換すればまたちゃんと使えるかなと思ってこの機能を重視する。

交換手順

0.トイレ掃除

便座を取り替えてなんなら古い便座は捨てるのだからトイレ掃除なんぞ要らんのではと思うかもしれないが、これからトイレの少々ディープな部分に触れるので可能性のある場所はきれいにしておこう。

でないとかなり後悔することになるぞ。

少なくとも便器の内側と便座の外側(特に便座を便器に固定している便座取付ヒンジの下側)で手を触れそうなところをそこそこきれいにしておこう。交換作業はそれからだ。

1.水道の元栓止める

給水ホースを交換する必要があるので水道の元栓はちゃんと止めること。

これやらないで交換作業をしたらパニックになるからちゃんとやろう。

水道の元栓は一軒家なら家の外のどこかの地面にフタがあるところがあるのでそれだ。マンション等の場合は玄関の回りの何処かにコック(栓)があるかもしれないし、家の中のどこかにあるかもしれない。

分からなかったら大家さんか管理人かまたは隣人にでも聞いてみよう。

2.タンクを空にする

説明書に指示があったので一応空にしたが、便座そのものの交換ではないのでそんなに重要視する必要はないかもしれない。

ただタンク側のホースも外すので水面が高いとホースを外したところから多少水が溢れ出てくる可能性はなくもないのでタンクを空にしておいたほうが無難であろう。

あとは万一タンクをひっくり返すなどの事故があったときに水が入っていると二次災害が起きるのでそういう可能性を排除しておくという意味もあろう。

3.電源とアース線を外す

これは便座が乗っかっている状態でやるのは少々きついご家庭もあるかもしれないのでケースバイケースといえよう。

温水ヒーター機能が働いているときに便座内貯水槽が空っぽになると空焚き現象が起きて少々危険という観点から先に電源を外したほうがいいかもしれないという程度に解釈している。

そういう心配がほぼないようであれば先にこのあと挙げる給水ホースの取り外しをやって便座を除けてからのほうが楽な場合がある。

4.給水ホースの取り外し

温水洗浄便座交換2023温水洗浄便座交換2023

モンキーは必要工具なので自分で用意しよう。

T字分岐のナット径が22mmぐらいなので24mm開くモンキーであれば大丈夫とみられる。

T字分岐のナットだけ外してもT字分岐そのものが外れない場合があるのでうちの場合はその上に繋がっているタンクとの結合を外した。

▼外すとこういう状態になる。

温水洗浄便座交換2023

5.便座の取り外し

今回取り付ける新しい温水洗浄便座は下側にはナットがつかないタイプのようでこういう製品も確実に進化しているなあと感じた。

取り外す古い便座は下側にもナットがついているので奥に手を伸ばして緩める必要がある。手で緩む程度の軽さだが作業する前にちゃんと掃除しておかないと嫌になるぞ。

取り外した便座を他の場所で再利用するつもりなら外したナットやらパッキンやらはちゃんと取っておこう。

さらに外した便座は温水洗浄便座だったとしたら水気を大量に含んでいるかもしれないので大きいなどのビニールを敷いたところに置くかなにかしないとこれまた悲惨なことになる。

6.便器の掃除

あれ?また掃除?って思うかもしれないが、便座を外したあとの今まで見えなかった箇所にも大量にう○こやら洗剤やらがこびりついているのは確実だ。

だからちゃんと掃除しておくのだ。じゃないとこれから新しい便座を乗せる気にならないはず。ちなみにうちはこういうので掃除している。

▼精一杯やったが便座の縁に微妙に残ってしまっていて残念だ。普段からのマメな掃除が大切とこういうときに痛感する。

温水洗浄便座交換2023

7.給水ホースつなげる

電源をつなげるのと給水ホースつなげるのとどっちでも良さげだが、電源を先に繋げてしまうと水が通ってないのに通電してこれまたヒーターを痛めたりしないかなあと心配だから電源は後にする。

外したのと逆の手順でホースをつなげるが新しい便座にはちゃんと新しいT字分岐がついているしパッキンもついているのでそれらを使おう。形によっては新しいのを使わずに今までついていたパッキンを使ったほうが良さげな箇所もあるのでそれは臨機応変にやる。

温水洗浄便座交換2023

▼上からつけても下からつけてもどちらでもいいとは思うがおそらく下からつけていったほうが楽。ここの他にもちろん水タンクまでちゃんと繋げてナットをきっちり締めること。それぞれパッキンが入っているので力任せにグイグイ締めなくても漏れないはず。

温水洗浄便座交換2023

締め具合の手応えは経験を積んで習得しよう。

8.アース線つなげる

温水洗浄便座交換2023

電源プラグから緑色のアース線もビヨンと飛び出ているだろうから先にこの緑色のアース線をつなげる。

トイレの電源コンセントのすぐ近く、おそらくコンセントのすぐ下にアース線取り付けようビスがあるはずなのでそこに緑色の線の銅線をしっかり共締めする。これをちゃんとつけておかないと漏電したときに死を覚悟しなければならない。それってどういう意味って疑問に思ってもやっておかないと危険だからやらないなら自己責任ということ。

ここではアース線だけつなげてコンセントはまだ刺さずにおこう。

9.便座取り付けブラケットの取り付けと位置決め

便座を外すときもちょっと述べたが昔の便座は長いボルトがくっついていてそれを穴から刺して下側からナットで固定するというやり方だったようだ。

今はこういうブラケットを先につけてしかも位置を決めたら上からドライバーで閉めれば動かなくなるという、下に手を伸ばさなくて良いという発明だ。素晴らしい。ちなみに穴にハマっているのはゴムだからビスをドライバーで締めると限りなく回るから適当なところでやめよう。やりすぎるとゴムが千切れる可能性あり。

位置を決めるのはちょっとやっかいだから便座を嵌めてみてもう少し後ろかななどとトライアンドエラーを数回する必要はあるかもしれない。

ちなみにこのTOTOウォシュレットは便座を手前から押すとブラケットに固定されて、緩める(はずす)ときは便座を横から掴んで右手側の横にボタンらしきものがあるのでそれを押せばラッチが緩んでスルッと外せる。

便座取り付けブラケット便座取り付けブラケット

10.便座をはめる

さっきのブラケットとともに便座も嵌めてしまっているだろうから省略。

▼実際にはこのときはフタも閉まっている。

温水洗浄便座交換2023

11.水栓を開ける

いよいよ家の外の元栓を開けるときがきた。元栓を開けると家のなかからシャーっと水の流れる音がして「ドキッ」とするがタンクに水が貯まる音なので大丈夫。

一応すぐ戻ってナット等締めたところから漏れがないかよく見て確認しよう。漏れていたら増し締めすれば止まるはず。ゴムパッキンなど入れ損なっているといくら締めても漏れが止まらないだろうから再び元栓を締めて見直しだ。

12.電源プラグ刺してリモコンで動作確認

ここまでくれば手の汚れる作業はほとんどないといえる。

アース線だけ繋げてあったところの電源プラグも刺して通電させる。最初の動きはなんだか不明だがおそらくOSが初期化でもしてるんだろう。

少し待てば静かになる。あとはう○こをしようとしまいとズボンを降ろして尻に放水がちゃんとできるかどうか確認するのみ。

特に初期不良がなければ尻にすぐさま温水が当たるだろう。

13.リモコン取り付け

無事に動作確認できたらあとはリモコンの取り付けを適当にやるだけだ。壁に取り付ける用のネジも付属しているので特に必要な工具といえばドライバーぐらいだが、付属のビスがかなり長くて太いのでもしかしたらドリルが要るかも知れない。

温水洗浄便座交換2023

最終形態

初めて便座交換というのをやってみたが特に難しいことはなくすんなり交換できた。水パイプの継ぎ手部分がちゃんと規格で決まっているから助かる。基本的にどこのメーカーの便座を買ってもすぐ取り付けられるはず。

温水洗浄便座交換2023

今までの便器は2階へ

さてここからが本題だが、今まで使っていた便器も捨てるにはもったいない。

なぜならお尻への噴射機能がボタンによりダメになっただけだから以下の選択肢により十分まだ使える。

  • ボタンを治す
  • お尻への噴射はあきらめてビデ機能でお尻を洗う

ということで中古便座の掃除と2階のトイレへの取り付けについては後々やってから追記または新規記事として公開する。

【追記】新しい記事にするほどの内容でもなかったのでここに追記する。

自分の排泄物とはいえ古いトイレの掃除をするのはなかなか大変だった。新しい発見は脱臭機能がついていたのは知っていたがフィルターを交換できたということだ。とはいえそんなの掃除しながら知ったことなので知っただけで交換そのものはしていない。

もはや余生を少ない頻度で使われる身となった20年落ちの便座のフィルターをわざわざ変えるほどのことはないだろう。

ということで2階の便座をサクッと取り外し、掃除を済ませた古い便座を取り付けようとしたが、一点問題があった。

それは今まで付いていなかった分岐配管を取り付けなければならないので配管の長さが余ってしまい交換する必要があったということだ。

つまり買いたしたのはこういう奴だ。

Amazonではいろいろなサイズで売られているがホームセンターのほうが選択肢はもっと少ないながら多少安いので面倒でなければホームセンターへ行って買うことをおすすめする。

これを分岐配管から貯水タンクまでの配管として置き換えた。それ以外は特に難しいことはなかった。

ただなんかどこでおかしくなったのかお尻洗浄の水はお尻側からも出るようになったんだが温水機能が効かなくなってしまっている。洗えるのはありがたいが常温の水を尻にぶっかけられるとちょっと痛みがある。

だから2階のトイレでう○こをするのはどうしても下のトイレが空いてないときの非常手段とする。

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