この記事はたまたまであった学生ヒッチハイカーを乗せてほんの少し一緒にドライブしたことをドライブレコーダー2台での写真とともに記録したものです。
東京へ所要で出かけたある日、休憩と買い物で寄った三芳PAを出ようとして始動し始めたときに画用紙に書かれた看板を持った学生2人連れを見かけました。
なんとヒッチハイクをしようとしているのです。
ヒッチハイクしている人を見るなんて前に1度あったかないかよく覚えていないけどなかったかなっていうぐらい稀なことです。
PAから走り出そうとしているときにちらっと見つけて、同乗していた嫁氏がそれを見て同情して「面白いから乗せてあげようよ」なんて言います。
そこでPAから本線への進入路に入るぎりぎり手前で折り返してぐるりとまわって彼らが正面に見えるところまで来ました。彼らはまだ乗せてくれる人を探しています。
ぼくは車のクラクションを慣らして彼らがこちらを見たところでパッシングをして乗せてやる意思表示を送りました。彼らはすぐわかったようでこちらに走ってきました。
どこへ行くのか聞いたところ福岡まで行くといいます。もちろん福岡まで1台の車へのヒッチハイクで行けるわけもなく何台も乗り継いで行くのでしょう。
ぼくらの車が2台めだそうで、そもそも出発地点が高坂SAあたりだったとか。じゃあまだ出発したばっかりじゃん。
近くの大学に通う大学2年生で春休みを利用してこういう冒険をしてみようと思い立ったようです。うらやましい。もっと若かったら自分もやってみたかったなあ。50過ぎてやったら危ない人だから自分はやりません。
福岡まで何しに行くの?とか、もしかしてブロガーかユーチューバーだったりするの?とか道すがら聞いたところ福岡は行ったことないから行きたかったといい、ブロガーでもユーチューバーでもないということです。
えー?でもせっかくヒッチハイクするんだったらなにかコンテンツとしてやらないともったいなくない?と聞いたらインスタグラムに載せますと。
なんかちょっともったいない気がしましたが、それってすぐコンテンツ→お金というロジックで絡めてしまう大人の悪い癖ですね。インスタだろうとなんだろうと埼玉県から福岡県までヒッチハイクで行こうなんて挑戦はプライスレスです。
誰かに公表せずともきっと彼らの心のなかに大きな経験として刻み込まれることでしょう。
うらやましい・・・
ということで一生のうち一度出会うかどうか、きっと日本人ななら出会わない人のほうが多いであろうヒッチハイクに出会ってしかも三芳PAから外環道の新倉PAまで乗せてあげた話でした。
本当は野郎ではなくかわいいJDだったらなお良かったし、新倉PAなどといわず名古屋ぐらいまで乗せてあげたでしょう。なんなら途中で宿泊も世話してあげたかもしれません。もちろんそのときは嫁も同乗していなかったならばという条件もつきますが。
▼PAを出ようとしたところで画用紙になにか書かれたものを掲示している青年を見つける。
▼引き返して正面からパッシング。気づいたらしい。
▼喜び勇んで走り寄ってくる若者。
▼後部座席を片付けた後のせてあげる。
▼車内にもドライブレコーダーつけてるので録画はしていたがあいにくタイムラプス設定になっていたのでほとんど動画としては使い物にならない。
最後に新倉PAでおろして記念撮影したのが冒頭写真です。
インスタグラムに写真を投稿すると言っていたので一応アカウントを交換しました。
自動車前方撮影のドライブレコーダーはケンウッドのこれで撮影しています。ピンポイントで拡大していますのでやや画質が荒くなっていますが逆に必要な部分だけ拡大してもこれだけの画質を維持しているというのはさすがです。
車内撮影のはこちらのドライブレコーダーで常時やっています。タイムラプス撮影機能があり、それでずっと運用していましたので会話内容は聞こえませんがこうやってイベントを振り返るのに車内にドライブレコーダーを向けておくのも役立つものです。ちなみに必ずしも車内専用で売られているドラレコではありません。