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成人式で毎年多動症の大人がカミングアウトする

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成人式の
この記事は無駄に長く、つまらなさに不快な気分になる場合がありますのでご注意ください。
長女の記録です。個人的な内容ですからまったく面白くないかもしれません。
ただ一生に一度のことなのでどこかに記録しておこうかと思ったらとりあえず当ブログしかないので記録しておきます。

上の写真は嫁がなにか手作りのものを身に着けさせたいと作った髪飾りです。

娘のことを記録するつもりが結局多動症の大人についての考察に傾いてしまったかもしれません。

長女が新成人になり成人式に出席しました。

本人は別にいらないといっていましたが、母親つまり私の嫁が振袖を着させてやりたいらしく楽天だかで買った振袖を着させました。
当日はかなり忙しいスケジュールで着付けなどは早朝5時半からの予約で約2時間近くかけてヘア・メイク・着付けほかもろもろと格好を整えてもらい、その後8時から写真撮影をし10時からの成人式に望みます。

成人になるのだから親の出る幕ではないと私などは放任しておくつもりでした。
実際自分の時も男だからなおさら当然といえば当然ですが、格好も自分で持っている中から決め会場にも自転車でのこのこと出かけていきました。
しかし結婚式といい成人式といい本人のためというより親のためにやるようなものらしく嫁は一所懸命です。
まあ運転手として朝から駆り出されたのでせっかくですからほぼすべて記録しておきたいと思います。

[05:32 AM 美容院]

まず早朝で道がガラガラだったのにもかかわらず美容院の約束の時間である5時30分に遅れること2分、到着するとすぐにヘアのセットです。

その間の待ち時間に自慢のネットブックでまずここらへんを書いています。

見る見る自分の娘が立派になっていくさまを目の前で見るのはちょっと感動ものですが、慌てていて浸る暇はないです。

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[07:10 AM マクドで朝食]

写真屋へ早朝に約束してあり写真を撮ってもらうことになっていたが時間が空いているので行く途中にある終夜営業のマクドへ入り朝マックを食らう。 娘は振袖姿でマクドへ入っていく。
客席で食べていたら後から入ってきたお客さんが「お、今日は成人式か」と独り言のようにつぶやいたので「おかげさまで」とつぶやいた。そのお客様に聞こえたかどうか・・・

[08:00 AM 写真撮影]

写真屋さんが8時に店を開けてくれる約束なので写真屋さんへいき写真をとってもらう。 中では家族の写真撮影は禁止なのでちゃんとした写真はとれなかったがこんなかんじ。

記念写真撮影

およそ30分ぐらいで撮影は終わり、人生最高の数枚を選んでいよいよ会場へ。

[09:15 彩の国くまがやドームにて成人式]

自分としては成人式=インディペンデンスデイだという認識なので親として会場などには足を運びたくなかったが、若気のいたりとはいえバカなことをする若者どもを生で見られる機会は滅多にあるものではないので会場へ入ることにした。
熊谷ドームの入り口付近ではすでに大勢の新成人やらその親やらが詰め掛けており驚いた。
新成人は大勢居るのはわかるが、自分も含めて父兄の多さに正直ショックを受けて絶句した。

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女子は99%振袖だったことにも驚きを禁じえない。ざっと客席から見た感じでは女子約500人ぐらいで振袖じゃない子は見つけただけだが3人ぐらい。
景気が悪いって言ってもくだらないことに使える金は「あるんだね」って嫁に行ったら睨まれた。なにしろうちも嫁が振袖を買ったから。もっともそこらの立派な呉服屋じゃないし、うちの家計から出したから多分昔より桁違いに安いはず。

[10:01 行動開始]

さて、お約束のバカさん活発な新成人がどんなことをするのかと思ってい観ていたらやっぱりいるね。 いわゆる多動症ってやつ。
常にふらふら動き回っているみっともない超アクティブな大人がいる。
成人式会場内の様子
あと誰かが講話しているときとか、(なぜか余興で)ジャズシンガーの人が歌っているときとか舞台に上がって目立とうとしている。

毎年成人式の恒例のニュースネタになっていて新鮮味はぜんぜんないんだけど毎年毎年お約束でいるもんだ。

つねにフラフラ、しかも舞台から真正面の一番前で蠢(うごめいて)いている。
きっと目立ちたいんだよね。自分のアイデンティティを探していてまだなにも見つかっていない。
でも自分は「ここにいるんだよ」って叫びたい衝動をああいう行動で表現している。
舞台で歌手が歌っている間が結構長かったけどしきりに運営役員と若者が睨みあいをしていた。
まあ、今はまだいい。こんな体育館の中だけの出来事だから許される。
それに何十年か経ってから思い出して愚かだったと気づくのは仕方ない。
「外に出て犯罪しないでね」って願った。 でもジャズシンガーのお姉さんさんは大人だった。
歌い終わった後、舞台の前面まできて「邪魔しかしない」その多動症の若者たちとハイタッチしていた。

むしろそっちに感動した。
自分だったら邪魔されて許せない。まだ精神的に成熟していない自分というものは毎日感じているけどそういう成熟した人を見るのは実に気分がいい。
「ああなりたい」と思わせてくれる人が傍に大勢いたらきっと自分も精神的に成熟するのが早いような気がする。

そんなことを考えた成人式だった。

成人式妨害青年の動画をYouTubeに上げようと思ったけど、きっとそういうの多すぎて埋没しちゃうだろうからやめる。

 

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