2018年の初め頃のことですが、丸の内界隈にしばしばドライブで出かけるのがマイブームだった時期がありまして、そのとき「韓国風焼肉料理いふう」というお店に行ったことがあります。
その韓国風焼肉料理のお店いふうで見た焼肉プレートに衝撃を受けました。
なぜなら豚肉を焼いたときに出る大量の油を効率的に集めて簡単に捨てられる仕掛けになっていたのです。
「これが欲しい!」と願って数ヶ月、いよいよネット通販で買いました。探すのに時間がかかったわけじゃありません。単に決断できなかっただけです。ww
韓国風焼肉料理店で見た同じプレート導入
外観
見た目は過日お店で見た焼肉プレートとまったく同じといっても良いでしょう。
真ん中に穴が空いていて栓で塞いだり開けたりできます。この栓はネットの掲示板では樹脂製だから使うときは外したほうが良いという書き込みを見かけましたが重さから見て金属のようです。
必ずしも使用時に外す必要はないのではないかと思います。
大きいものしか焼かないときは外して使って良いでしょうけど、刻んだにんにくなど細かいものを一緒に焼くときなどは半閉じ状態にしておかないと通路が詰まる恐れがあるかと思います。
使ってみる
さて買った焼肉プレートを幾日か放置していていよいよ焼肉をやろうという日になりました。こういう商品は必ずしも買ったその日にレビューできないのがもどかしいです。
お店で見たのと同じように焼肉プレートをカセットコンロの上に載せ、油排出口の下に小鉢なんて1つ置いてスタンバイになりました。
この油排出口から肉の油がポタポタと垂れてきて余分な油分を摂取せずに済むってところが焼肉(サムギョプサル)を食べる上でヘルシーじゃないですか。
今まで普通の電気式のホットプレートでどうやっていたかというと油が鉄板の上に溜まってきたらキッチンペーパーで拭き取ってました。
それを肉を焼く合間に数回おこなってはゴミ箱に捨てる行為を数十年と繰り返していたのです。
肉を焼いてしばらくすると油が排出口からポタリポタリと垂れてきます。これを今まで結構食べていたのかと思うとヘルシーじゃなかったなと痛感させられます。
サニーレタスに焼いた豚肉とにんにくとコチュジャンを載せて頬張りますが、今回は舞い上がってしまっていてキムチを調達するのを忘れました。次回はキムチも載せたい。
食事が進むうちにどんどん油が溜まってきています。面白い。
感想
- 油が落ちて溜まるのは快感
- 油を余分に熱しない分だけ普通のホットプレートより煙が少ない気がする
- 使ったあと意外と表面にこびりついていない
- ホットプレートより均一に焼ける
ひとつづつ簡単に解説していきます。
油が落ちて溜まる
油が落ちて溜まるというのはもともとこの機能を目当てに買ったのであたりまえといっちゃーあたりまえなんですが、実によくできた機構だと思います。
なぜメードインジャパンでこういうのがない(本当はあるのか知らないだけ?)のか不思議です。
これさえあれば家での焼肉がもっと快適なもの、ヘルシーなものになるのは間違いないのに。
煙が少ない
これは嬉しい誤算なのですがおそらく今までのホットプレートだと油がプレートの上に残るのでそれが加熱されて煙となって部屋中に舞っていたのでしょう。
その油が集められ排出されることで余分な煙の発生する原因が取り除かれたのだと思います。
ただしさすがに煙ゼロ、匂い無しというわけにはいきません。終わった後は家の中はしばらく焼肉臭が残りますが、それでも今までのホットプレートに比べたら少ないし部屋が煙による白くぼやけたような現象になるというのも少なかったです。
意外にこびりつかない
これはまだ新しいからという理由なのかもしれませんが、表面がコーティングされているのでしょう。
使い終わってまだ暖かいうちに洗ったところ概ねすんなりと油汚れが落ちてまた次回すぐ使える状態になりました。
これでいくら油の排出がスマートだとしても表面にしつこくこびり付く製品だったら次回の使用をためらってしまいますからね。
何度も使ってみて現象に変化がでたら追記したいと思います。
均一に焼ける
ホットプレートだとプレートの下に電熱線などの熱源が蛇行して配置されていて熱くなる部分とそうでない部分とのムラがありました。
それが今までけっこうなストレスでした。熱の強い部分に火が通りにくいカボチャを置いて熱が強い部分に油が貯まらないようにとか。
それが円形のプレート&ガス加熱なので同心円状に均一に加熱されます。
肉の置き方もそれほど迷わず置けるようになり実に快適な焼肉タイムとなりました。
最後にまとめと廃油ポイテクニック
お店に食べに行ったら1人2500〜3000円ぐらいかかるところですがこれなら家族5人で食べても肉代がせいぜい2〜3000円、野菜代はキムチ含めても2000円程度でしょうか。
かなりのコスパといえます。もう焼肉屋に食べに行く必要がほとんどなくなります。
それと廃油が小鉢にどんどん溜まって面白いのですが、最後にそれを捨てるとき柔らかいうちでは流しに捨てるのは憚られますし、固まってから捨てようとすると小鉢にこびりついて洗うのが厄介です。
そこで小鉢に予めアルミホイルを敷いておいてそこに油を溜めて最後にアルミホイルごとくるんでゴミ箱へポイがお手軽です。小鉢もほとんど汚れず流しに油を捨てるという海を汚すような行為もしないで済みます。