娘のチャリの後輪が調子が悪いらしい。パンクしているわけではなく、走っていると1箇所でガタン、ガタンと衝撃があるという。
息子だったら自分で見てから泣きつけと突き放すところだが、娘なのであまりメカのことを期待するのはやめておきさっさと見てしまうことにした。
どうやら外側のタイヤがリムからはみ出してしまい外径が不一致になっているようだ。こんなことってあるのかなって思ったが、長年使っているとタイヤゴムもチューブの圧力を支えきれずリムから外に飛び出てしまうこともあるんだなあ。
ということで後輪でちょっと厄介ではあるがタイヤ交換を試みたい。
関連記事:タイヤの外し方含めたパンク修理手順(息子へ)
ブリジストンのチューブ付きタイヤゴム
ママチャリのタイヤ径はだいたい26x1-3/8の大きさらしくたくさん売られていたが、やはりここは信頼のブリジストンで攻めたい。
ほかのパチモン(失礼)では不具合があったとき、こちらが娘から責められてしまうので自分用でなければ部品では失敗しなさそうなものを選ぶ。自分用では授業料覚悟でパチモンを使うことは多々ある。
後輪タイヤ外し試み
夜だったので玄関に自転車を入れて作業する。
ママチャリって当然ながらクイックリリースレバーじゃないから交換するのが物凄く大変なんだよね。買うとき多少高くてもクイックリリースの方がメンテが楽だなあってこのブレーキとチェーンハウス見ながら溜め息が出る。
とりあえず15のスパナでナットを外すよ。ラチェットレンチなんて良いものは持っていないのでせっせと手を動かす。ちなみにこのレンチはダイソー製で珍しく特に問題なく実用に耐えうるものだ。
▼どうやらタイヤチューブを外すのにここのブレーキワイヤーも避けなければならないようで、このへんのナットやブレーキユニットを支えているブラケットのビスも全部外すよ。
▼ブレーキワイヤーの先端はアルミの帽子(?)で保護されているからそいつも外してどんどん分解していくよ。
▼さてブレーキ部の分解が済んだところでハブボルトから荷台、泥除け、スタンド、そしてフレームを外すよ。
▼といいたいところだけど、フレームがどうしても開かない。ほんの数cm開いてくれればタイヤゴムとチューブを外せるんだけど、数mmしか開いてくれない。なんか必死に開きながらゴムを闘争としていて知恵の輪を説いている気分になってくる。
▼仕方ねえ。両側のナット外してもっとバラしてみるか、と自転車を裏返したよ。
チェーンハウス側のナットも外して、そっち側の荷台、泥除け、スタンドを外してさあフレームよ開くかハブボルトよ後ろにちょっとずれろ!って願いながら動かしてみたけどだめだった。
チェーンでテンション張られててハブボルトは後ろに下がってくれない。
じゃあ、チェーンハウスを分解してチェーンを外すか!?とチェーンハウスをよく見たらビス留めじゃないんだ。嵌め殺ししてある。つまり自転車屋さんでも分解はおそらく不可能ということになるとおもう。
結論
従ってママチャリの後輪はどうしても外せないということがわかった。
この手のママチャリは消耗品扱いで、後輪のタイヤゴムあるいはタイヤチューブがダメになったら自転車ごと変えないとダメってこと。
ちなみに前輪は難しくないと思う・・・
仕方ないので1時間後にはホームセンターに自転車を買いに行ってた。
8000円ぐらいで買える自転車は無理に修理しようとすると却って面倒なことになるから、消耗品だと割り切ることという教訓を得た。