2020年新型コロナウィルスが世界中に蔓延しまくって個人的に影響なかった自分としては、いずれ後で税金だか社会保険料だかで返さなければならないとはいえ10万円の定額給付金がもらえたのはラッキーと判断しました。
そこでせっかくのあぶく銭ですから好きなことに使ってしまえとドローンを買うことにしたのでした。
ドローンを入手したのが7月21日。破壊したのが9月6日とわずか1ヶ月半の短いドローンライフでした。
空撮動画もいくつか撮りましたが人様に魅せられるクオリティには到底いたらず中途半端な動画をいくつか撮りためた程度です。
最後の動画です。壮絶な死に様を見てください。
最後の突入動画
最後のフライトです。その瞬間までしっかりと御覧ください。
壊れたMAVIC MINIの様子
カメラがポロッと取れてしまって元に戻せません。
ぶらぶらしてしまってコントロールができません。ただ幸いまだちゃんと飛べるのとカメラそのものの写すという機能は無事のようです。もしかしたらジンバル部分の補修だけで済むかもという淡い期待をしてしまいます。
補修費用はDJIのサイトで部位ごとに出ているので見積もりをもらってからショックを受けるということが少なそうです。予めこれくらいか、あるいはこれくらいかかるかなというのが予測できるのは嬉しくないけど嬉しいです。
修理パーツ価格検索(DJI公式サイト)
ドローン買ってどうすんの?
趣味が変わった
YouTubeでドローン空撮動画を探す
まあ真っ先にこれですね。せっかくドローン買ったんだからきれいな空撮、というか見ていて飽きない空撮動画を撮りたいじゃないですか。
そこで参考になりそうなドローン空撮動画を探して見るようになりました。
とはいってもYouTubeで探してみるもドローンそのもののレビュー動画(いわゆる提灯動画)ばかりが目に付きまして肝心のそれを使ってこんな空撮撮ったぞドヤ!っていうのがあまり見当たりません。
空撮して見てみたい
週末になるとドローン持ってどこかへでかけるようになります。
週末が来る前に行き先を決めておかないとそわそわして仕事が手につかなくなります。だって休みになったら早朝からでかけなければならないのに行き先を決めていないなんてあり得ない!
早朝がゴールデンタイムですよ。早朝じゃないと人が来る観光地なんて実質飛ばせません。
ここ空撮できないかなって考える
どこか車で走っていると常に車窓の景色が気になります。特に珍しい地形なんて撮るのが個人的に好きなのでここらへんで撮って楽しいところってあるのかなって考えます。
四六時中空撮のことばかり考えます。
Google Earthで面白そうな場所探す
日帰りできそうな範囲で面白そうな地形をさがすのが日課になってくる。
なにしろ近場ばかり飛ばしていても飽きてきますからなあ。
ドローン買ってみた感想
ヘリコプターより安くて簡単?
実はラジコンヘリコプターの経験はありませんけど飛ばすのが難しいことは昔なにかで読んで知ってます。
しかもヘリコプターの場合ガソリンエンジンを積まなければならない(今は違うみたい)という昔からの知識のままアップデートしていないので高価であると思い込んでます。
おそらく今でもヘリコプターの場合、ドローンみたいな軽量化は難しいのではないでしょうか、とも思ってます。
とここまで書いて一応調べたら今ってぜんぜんそんなことなく気軽に遊べるラジコンホビーですね。Amazonでも5000円前後から入手可能ですからドローンと価格は変わりません。
ただし操作が難しいのは昔と変わらないんじゃないかな?違う?
所有の満足感
小さいミニドローン(模型飛行機の類で航空法の規制対象外)ですが立派に空を飛んでしかも肉眼で見えない遥か彼方まで飛べるしさらにちゃんと戻ってこられるしですごい道具を手に入れた気分でいっぱいです。
マイカーとかマイホームというのも所有の満足感はありますが、ドローンというのはまた違う満足感です。
それは不要なものでちょっと高価なものを買ってしまったというものです。家とか車とかって人によって多少の違いはあれど必要な人は必要ですよね。
でもドローンは一般的にはホビーユースです。だから贅沢品を手に入れたという罪悪感&満足感でいっぱい。
あとで飛行ログを見られて面白い
これはDJIのドローンについての話でどのメーカーでもそうかどうかは知りません。でもDJIの最下位機種であるMAVIC MINIでも飛行の軌跡を見られるのですから上位機種も見られるのでしょう。
これでどこを飛んだかあとで見ることができたり、墜落したとして最後にどのあたりに落ちたか探すこともできます。
このあと壁に激突しますがその瞬間の位置情報までは残っていませんでした。
YouTubeにやたらの空撮動画乗せると規制警察がうぜえ
まあこれは本音の話なんですけど、ある城跡を空撮したものをYouTubeにアップロードして公開したらさっそく数日後にコメントがきました。
「禁止されていると思いますがどこで許可撮ったんですか」みたいな。まあ無許可で撮っちゃったこちらのほうが少し悪いといえば悪いんですけどそういうのクローリングして取り締まっている規制警察って本当にいるんですね!
まさか自分が規制警察に摘発されるとは思いませんでした。
いや本当は無許可でドローン飛ばすやつが一番悪いんですよ。ただその次に悪なのは小悪党を捕まえて悦に入ってる自称正義の味方です。
これからドローンでやってみたいこと
アクションカメラを載せて音声付き空撮
ユーチューバーの川井浩二さんという方が公開していた動画でMAVIC MINIの背中にGoProやらOSMO POCKETやら載せて飛ばしているのがありました。
これってすごいですよ。MAVIC MINIにとってはかなりの負担かもしれないけど背負ったカメラが音声付きの空撮を撮ってくれるなんて興奮します。
ということでGoProではありませんが自分もAKASOというメーカーの安いアクションカメラを捨てずに持っているので背負わせてみたいと思ってます。取り付け用のアタッチメントが売られていたのでポチりましたが果たして使えるときが来るのかどうか・・・
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行ったことある場所でも空撮してみたい
今まで日本国内でいろいろなところに行ってます。まあ自慢できるほどの数でもないですけど。
かつて行ったことのある場所で「あそこはもう一度行って空撮してみたい」と思う場所もいくつもあります。
それらの思い出の地にすべて再び出向いて実際に空撮を行うことは現実的には難しいですが少なくとも今後行く旅行先にはドローンを持っていってふと空撮しようかなってすぐ飛ばせるのは楽しみです。
すべては蘇生して来てからのこと
いろいろ書いてきましたが一応DJIの修理依頼センターみたいなところに修理の依頼をして発送するところまでやりました。
オンラインであっさり修理依頼ができて着払いで送れるのはAppleと似ていて楽なサービスです。その後の請求には当然ながら往復の送料も乗りますが。
DJI MAVIC MINIの良いところ
話が前後するようでなんですが、数ある世界中のドローンの中でなぜMAVIC MINIという機種を選んだかという話をちょっとさせていただきます。
それは基本的に航空法の適用を受けないという点です。
調べた限りでは日本国内では200g以上か200g未満かという境でドローンのような無人航空機(模型飛行機みたいなの)を区別しています。
つまり200g以上の無人飛行物体は航空法という法律で規制されて何々してはいけないだとか何々しなければいけないだとか義務やらが生じます。
しかし200g未満の飛行物体はそういった規制対象外ということでほとんど自由に遊べます。
自由に遊べるといっても例えば人がいっぱいいるところで飛ばす場合には危害を与えないような配慮が必要なのはもちろんだし、飛行機の邪魔になるほどの高いところまで飛ばしていいかっていったら(実際に3000mの高度でも飛行はできます)だめです。あと当たり前っちゃー当たり前ですが人様の土地の上とかも許可が必要です。
人様の土地って航空法の範疇ではなく民法だったりします。ということでドローン飛ばすときって200g越えようと超えまいと航空法だけじゃなく民法とか電波法とか道交法とか多少気にしないといけないんです。
そういった常識の範囲内だったら自由ですよってことです。実際に常識の範囲内だと飛ばせるところほぼありませんwww
一方、200gを超えるドローンを飛ばしたかったら国土交通省に届け出が必要(ネット申請できる)で、申請して許可をもらって初めて飛ばすことができます。
航空法対象外のMAVIC MINIでも現実に飛ばせるところないのに200g以上のドローンでどこを飛ばそうってんでしょうか?
ちなみにこの200g未満であるMAVIC MINIで国土交通省に許可をもらおうとして申請すると「申請必要ねーよ」と丁重に却下されますwww
まあ、人の土地でも許可貰えば飛ばせるのでせっせとアポ電じゃないけど電話でもしてオタクの上、飛ばしていいですか?って聞きましょう。
またちなみますが、以前登った三峯神社の奥宮からの景色があまりにも壮大(雄大?)だったので是非ドローンで撮影したいなと思ってバカ正直に三峯神社に電話して許可もらおうとしたらあっさり「お断り」されました。
あんな山頂で万一事故があったら救急車も呼べないからという感じの理由でしょうけど「ハァ??」って正直思いました。
かといってこっそり撮影してもYouTubeに上げたらバレますし、一人だけで鑑賞してもつまらないですし諦めます。
保険システム利用を誓う
DJI CARE REFRESHという故障保険みたいなのがあります。年額4000円ぐらいを払っておけばいざ壊してしまったとか水没させてしまったというときに安く(1年に2回まで)代替品を購入できると理解しています。
DJI Care Refresh – comprehensive warranty for your DJI product
ただこれって購入後のアクティベートしてから96時間以内に申し込まないとだめっていう縛りがありまして迷っているうちにさっさと期限を過ぎてしまいました。
これ申し込んでおけば安く済んだか?って考えましたけど修理代のほうが安い場合もあると思います。
でも今回治って戻ってきたら迷わず申し込もうかなと考えております。そうすれば思う存分壁に激突させられますし、水に突入させることも躊躇しないでできます。