映画が好きですが、滅多に映画館には行きません。
男気を感じさせくれる映画になかなか出会えないのです。
今日は今まで観た男気を感じる映画を紹介します。
自分の持っているライブラリをざっと見渡すと傾向としてズバリ男気を感じる映画ばかりなのです(笑)。
男気といってもどこぞで要りもしない物を大量に自腹で買いまくるような男気とはまったく違います。
いわば無私の精神てやつですな。
男気を感じる映画
七人の侍
言わずと知れた黒澤明の代表作ですね。
野武士に村を略奪されて困窮した農民が侍を7人雇って追い払う話です。
農民は貧しいので雇うといっても飯を食わせるだけです。
しかし食い詰めた侍たちは全員欲得抜きで農民のために野武士を戦います。
かなり長い映画なので真ん中で休憩が入るいまでは考えられない映画です。
荒野の七人
七人の侍をアメリカの荒野に移してのドラマである。
内容は七人の侍とほとんど一緒だが舞台がアメリカだけにまた趣が違って面白い。
何度観てもユルブリンナーってカッコいー!
どうせ禿げるならユルブリンナーみたいにキレイに禿げたい!!
https://www.youtube.com/watch?v=45PUI4gU_KU
カサブランカ
戦争中、アメリカ人リックがモロッコのカサブランカで酒場を経営していた。
そこへ愛人と一緒に昔の恋人、イングリッドバーグマンが現れる。
彼女とはかつて甘い恋人同士だったが戦争から一緒に疎開しようとしていた日に彼女は突然失踪していたのだ。
彼女をなじり理由を問うと今の愛人とはずっと連れ添っていて離れられない、彼はレジスタンスの幹部で支えてあげなければならないという。
しかしリックを好きな気持ちは今も変わらない。
リックはドイツの圧力から逃れるため、入手が困難な旅券を手に入れるが彼女はその旅券を彼のために譲ってくれと頼む。
さてリックは彼女が男と別れるなら旅券を譲ると言い、彼女は承諾する。
国外へ逃れる空港にて警察に彼らは足止めされたときリックがそのときとった行動は・・・
この映画から出た名文句は「君の瞳に乾杯」
この挿入歌のアズタイムゴーズバイもイイんですけど一番いいとこは歌合戦するところです。
毎回泣きます。
スティング
詐欺の仲間をマフィアに殺されたロバートレッドフォード演じるフッカーがポールニューマン演じるゴンドーフに弟子入りして二重三重のワナを仕掛けてマフィアのボスを最後に裸にひんむくのです。
これがなぜ男気かというとフッカーもゴンドーフも友人の敵のために自分より金も力もある敵に頭を使って立ち向かっていく姿です。
マフィア相手なので危険を顧みないかというと、そこはあくまでも石橋を叩いて渡るように安全に事を進行する様子が知的でまた面白いのです。
BGMもすてきです。
オーシャンズ11とか12、13と面白い映画がありましたが、このスティングを意識して作ったと言われています。
https://www.youtube.com/watch?v=0cb3SN2T1H0
明日に向かって撃て
ポールニューマン演じるブッチとロバートレッドフォード演じるサンダンスキッドが列車強盗をしていたが、新天地を求めてボリビアへ渡り今度は銀行強盗を繰り返す。
しかしやがてしっぽを掴まれどうにも追っ手から逃げ切れずに八方を警察に囲まれてしまった。
絶体絶命の危機でも冗談を言ったり次の行き先や儲けのプランを話す二人にいつまでも夢を失わない男のロマンを感じます。
主題歌の「雨に濡れても」も名曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=7kjIN5mEf44
第三の男
親友ホリーを仕事のパートナーにとウィーンに招いたオーソンウェルズ演じるハリーライムが、ホリーの到着する直前に交通事故で死んでしまった。
ハリーが死んだとき友人二人が傍にいたはずが3人目の誰かがいたらしいのだ。
突然の親友の死に不振を抱いたホリーが調べ回るうちにある犯罪が絡んでいることに気づく。
ハリーは闇市で人道的に許されないものを売買していたようなのだ。
ハリーの死の秘密を知ったホリーは親友と正義のはざまで悩む。
https://www.youtube.com/watch?v=fpg_NK1kAHA
素晴らしき哉、人生!
ジェームズスチュアート演じるジョージベイリーは父の急死のため住宅ローン会社を仕方なく引き継いだ。
しかし所得の少ない人のためにお金を工面してやり評判は上がり経営は順調だった。
しかしあるクリスマスの日に経営資金を失いまったく身動きがとれなくなってしまった。
こんなことなら自分など生まれてこなければ良かったと本気で思い落ち込むジョージのもとへ落ちこぼれの天使が現れ自分のいなかった世界を見せてくれる。
どこへ行っても誰も自分のことを知らずパニックになったジョージは頼むから元に戻してくれと懇願する。
もとに戻ったとき失った経営資金の代わりに・・・今まで行って来た善行が報われる。
観るたびに泣いてしまう素晴らしい映画です。
仁義なき戦い
戦後まもない広島の呉。行き場のない若者たちがトコロの親分のところに集結して組織を作った。
皆金儲けと保身のことしか考えない奴ばかりのなかで一人仁義を守ろうとする菅原文太演じる広能昌三だがまわりの悪どもにだんだん追い込まれて行く。
根は善人だが悪の中でしか生きて行けない広能の悲しさが心に染みます。
K2 愛と友情のザイル
山登りのドラマですが、ただただテイラーは前向きな男です。
友を巻き込んで死の山であるK2に挑みますが、同行者はことごとく挫折していきます。
テイラーだけはできると信じて困難に立ち向かって行きます。
まとめ
みな古い映画ですが、時代が経ってもまったく色あせない魅力のある映画です。