実家に行って古い銀塩写真をスキャンしていたときのことです。
母親はたまたま美容院へ行っていて父親と自分だけのときにY新聞の勧誘員の人が訪ねてきて父親が応対しました。
父親はもう新聞は取るのやめるんだよねえと勧誘員に話すと勧誘員はいやそこをなんとか「今月数が足りないんですよ」みたいなことを言っていたのです。
父親は「妻が帰らないとわからない」といってその場は帰ってもらいましたが、勧誘員はまたちょっとしたら来ると言っていました。
もう来ないで欲しいなあと思っていましたがそうはいきませんでした。
新聞はいらない?っていうより勧誘がイヤ
やがて母が帰宅しぼくはスキャン作業しながら三人で写真を見ては談笑しているところへ再びY新聞の勧誘員が来ました。
今度は母親が応対しましたが母ももう取るつもりはないようでしきりに断るのですが、外で勧誘員のお兄さんが食い下がっている様子が伺えました。
適当なところで諦めて帰るだろうかと思ってスキャンしながらも外の様子に注意していたら、その勧誘員のお兄さんは結構しつこく粘っているようです。
母も営業に対して無下に断るということができないのであくまでも「穏やかに」断ろうとしているのですが、それが逆に勧誘員のお兄さんには「まだつけ入る隙がある」と思わせているのでしょう。「今月数が足りない」というようなことを数回言っていたような。
そんなのそっちの都合だろって思ってぼくの方が業を煮やしてしまいまして外に出て行って言ってしまいました。
「よお兄ちゃん、さっきから聞いちょれば断ってるじゃないの。年寄りだと思ってしつこくすれば売れるんじゃろなんて思わねえで諦めて帰んな。それとも痛い目にあいたいかい」(意訳)
そんなようなぼくの優しい言葉でY新聞の勧誘のお兄さんは諦めて去って行きましたが、こちらもそんなふうに言わなければならないのは決して愉快ではありません。
最初から断っているのに諦めないとは「がんばっている営業の人」と取れなくはないですが、もはや新聞は一種のオワコンで年寄りでさえ取らなくなってきた時代かなと感じます。
だって今の年寄りである程度の年齢以上の人はまだ新聞を読むとしてもこれからはバリバリにネットを見ていた人が年寄りになっていくのだから「さて年も取ったしネットをやめて新聞に変えるか」なんてことは100%ないでしょう。新聞離れはいずれ一気に加速するでしょう。
一時期レコードからCDに一気に市場が切り替わったように。
だから勧誘のお兄さんには年寄りだと思ってしつこく勧誘しないでほしいと切に願います。年寄りでもネットの利用率はどんどん上がっているのですから。
長期契約すると損を感じる新聞
1ヶ月契約で別の新聞社に切り替えるとかしているとその度に洗剤やらビール券やらいろいろくれますが、長期に契約するとその契約時にそこそこいろいろもらえても結局月割りしたら1ヶ月契約するよりもらいが少ないということはありませんか。
自分は新聞を半年で契約したことはありますが、なんか1ヶ月ごととか3ヶ月ごとに別の新聞社に契約しなおすほうがその都度もらえるノベルティグッズが豪華な気がします。単なる直感ですが。
でも年寄りだったりすると契約が面倒だからと長く取っちゃいましょうよみたいにして、勧誘の人にとっては長期で契約はとれるわ、ノベルティグッズはそんなに出さなくて済むわで年寄りこそビッグマーケットなんて思ってるんじゃないでしょうね。
短期で契約して別の新聞に契約するのも面倒ではありますが、長期だと別の特典などあるのでしょうか。何年も続けて同じ新聞をとった経験がないのでわかりませんし今後もそういう経験はしないと思います。
そういえば携帯電話にしても家の固定ネットにしても新規契約のときはおいしい特典をちらつかせますが、一度契約したらまったく良いことないですね。
やっぱり契約は定期的に見なおすのが市場の活性化につながるのかな。
iPhoneもそうかもね。
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