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新宿で焼身自殺未遂があったらしいが目撃者は皆こう感じたのではないか

この記事は 約3 分で読めます。

新宿で焼身自殺未遂がネットでも話題になっていました。
自分はリアルタイムではなく、いつも購読しているブログの記事で知りました。
写真付きのツイートも見つけました。

写真付きのツイートをリツイートして数秒後に後悔し取り消しました。
なんか不快な気分になってきました。

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目撃者がおそらく感じたこと

ビルの上の方から撮影したり、もちろん歩道橋を見上げるように撮影したり、あるいは真横から撮影した画像も見てしまいました。

おそらく目撃した人は皆「おいしい写真ゲット」と感じていたのではないでしょうか。

そして誰よりも早くネットに公開しないと遅れをとる!とでも感じていたのではないでしょうか。

無数の写真がネット上にアップされては誰もそれを規制できません。
はたして後々削除されるのかどうか?

大手SNSサイトならマンパワーをかけて削除するということもあるかもしれませんが、ネット全体でいえばいくら大手といえども削除されるのはほんの一部分だと思います。

いくつかは永遠にネットの海にさまよう悲惨な画像として残るでしょう。
アップロードして公開した人は良いことをしたと思っているのでしょうか。

自分も人のツイートのリツイートではありますが、数分感同じようなことをしたのであまり偉そうなことはいえませんが、するべきではないと思います。

非推奨の行為は拡散するべきではないというモラル

今から数ヶ月前にもある1人の人の自殺で話題になりました。

そのときは報道機関が自殺を大々的に報道するべきかという議論が結構出たと思います。
報道機関には規約のようなものがあって自殺やその他、大きく報道するべきではないという内容があるようです。

ところが視聴率競争のためなのかそれを無視した形で、全てではないにしてもほとんどの報道機関はネタ報道に走ります。

一般庶民も民衆の興味を引くであろうということをいち早くSNSに公開したいという欲望を手元の携帯電話で容易に果たせる時代です。

これは人間が本来持つ他者からの承認欲求を満たすための本能的行為ですから押さえるのは困難なのでしょう。

しかし人が死ぬところを撮影して人に見せて快感なのでしょうか。

では戦争の場で撮影している戦場カメラマンはどうでしょう。
彼らも人が死ぬところを撮影して回っています。

しかし彼らは自分の身も危険なところにおいて撮影に臨んでいるという面で違いがあります。

新宿の焼身自殺を撮影するという行為は「自分は安全なところにいて人の不幸を傍観したい」という欲望を満たしているのではないでしょうか。

あくまで「自分は安全なところにいる」必要があるという決定的な違いがあります。

つまり同じ状況に身を置いている人はその記録として写真を撮ることは許されると思いますが、自分は安全なところにいて瀕死の人や災害に喘いでいる人をむやみに撮影するべきではないということです。

大地震の現場でも同じことが言えると思います。

今日はこう思ったよ

ということで半日遅れで大きなニュースを知ってそれを見る周りの心理について考えてみたことを吐き出しました。

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