以前買った電気シェーバーが約1年1ヶ月ぐらいで壊れてしまった。
風呂で使うことを推奨されていなかったにも関わらず1年以上風呂でほぼ毎日使えたので大いに褒めてやりたい。しかもUSB-Cで充電できたのだから先進的な名機だったなあ。
さてその電気シェーバーで毎日スキンヘッドにしていたのだが突然壊れると冷蔵庫に準じて困るものである。冷蔵庫ほどの切迫感はないもののそれでもさて明日からどうしよう・・・早く新しいの買わないと。
急に高額な出費を必要とすることは同じである。しかし娘に買ってもらえた。そういう経緯はさておきすばらしいフィリップスの洗浄機付き電気シェーバーをレビューしたい。
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水洗いできる
まず水洗いできるというのは電気シェーバーとして重要な要素であると考える。なぜなら毎回ひげなりヘアなりを剃るたびに小さいブラシでブレードの隙間をシコシコと擦ってきれいにするなんて時間のない現代人としてもはやありえない。
エアコンも洗濯機も自分で自分をきれいにする時代なのだ。電気シェーバーだってせめて水洗いぐらいできないと使いたくない。
え、この機種は水洗いできるだけじゃないの？
自動洗浄できる
そう、この電気シェーバーは昨今のエアコンや洗濯機のように自分で自分をきれいにする機能を備えている。もっとも放置しておいても汚れを検知して自己洗浄というわけではなく、ユーザーが洗浄装置にセットしてあげる必要があるのだが。
それでも毎回流水でジャバジャバとゆすいだり、小さなブラシでシュコシュコと細かなヒゲや油脂を落とす苦行から開放されるのはうれしい。
自動洗浄機能は完璧で言うことなしというレベルかというと汚れ具合によるので必ずしも両手で大絶賛ではないがユーザーのメンテナンス時間の短縮に大いに貢献してくれる。
ただし洗浄液は定期的に交換する必要がある。どれくらい使ったら交換なのかまだ不明なのでいずれ交換する機会にまた記事にしたい。
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1時間充電で1時間使用可
1時間充電で1時間使用可能というのは十分なエナジー効率であると思う。
昔の電気シェーバーを多少なりとも知っている人間からすると一晩充電しないと満足に数分剃れるようにならなかった時代から大きく前進したものだ。
もちろん1時間も連続使用することはないのだから1時間連続充電しなくとも数分充電で数分の使用も可能ということは十分期待できる。
万一充電切れとなっても数分充電器につなげておくだけでとりあえず今日の剃りは可能であろう。
しかも後述するようなメンテナンスと一緒の充電を行えば充電切れでいざというときに剃れないということはまず無くなるといってよい。
どんな人に向いてるか
とにかくスキンヘッド
自分がスキンヘッドを効率的に維持したいという欲望で買った（正確には娘に買ってもらった）のだからなんといってもスキンヘッドの維持だ、。
もちろんほかのあらゆるシェーバーを試したわけではないのでこれがベストだと言い切るつもりはない。がしかし。
少なくとも個人的には良いものを買ったと思っている。
実は前にもフィリップスのシェーバーは使っていたことがある。そしてそのときはヒゲ剃りにしか使っていなかった。そのとき抱いていた感想は「フィリップスは優しすぎる」なのだ。
そうヒゲを剃るには優しすぎて物足りなさを感じていた。そこへ行くとブラウンの往復タイプ、こちらも長年使っていたことがあるがブラウンの往復タイプのほうがパワフルでヒゲをガシガシ剃ってくれて男心的にはブラウンのほうが好みだった。
しかしスキンヘッドにするようになって考えが変わった。頭を剃るには「優しくないと」だめだ。顎より頭皮のほうがデリケートだから。それに形が顎より入り組んでいるから。
ずぼらにガシャガシャ洗いたい
このフィリップス電気シェーバーは水洗い可能というタイプなのでヘッドを外して流水で洗うことができる。
風呂剃りも可能なので風呂場で剃ってそのまま体を洗いつつシェーバーも洗ってしまえる。かなりズボラな使い方ができそうだ。
湯船に沈めるとかは辞めたほうがいいだろうが剃ったあと洗うときに本体にも多少お湯がかかるだろうが気にしない。長時間の浸水にさらされていなければおそらく大丈夫なのだ。
どんな人に向いていないか
ここまでフィリップスの電気シェーバー素晴らしいみたいなことを述べてきたが逆にこういう人は辞めておいたほうがいいでしょうという例を挙げる。
ブラウンのモーニングリポートにノスタルジーを感じている人
子供の頃テレビのコマーシャルで朝出勤するサラリーマンに声をかけてブラウンの髭剃りでお試しさせたのを覚えている人もいるだろう。
あれって結構子供心に強烈に印象付けられて今だにブラウンには悪い印象は持っていない。っていうかブラウンて電気シェーバー界では最強なんじゃないかと今でも多少は信じている。
だからおそらくブラウンモーニングリポーツ世代はブラウン愛好者が多いのではないか。そういう人はブラウンを使ってください。
でも一つ付け加えておくと、朝イチでヒゲを剃っていても起床後2時間ぐらいまでが一番ヒゲが伸びる時間だという事実をあとから知るとブラウンのモーニングリポーツは偏りがあるなって気づく。
往復刃じゃないときれいに剃れない人
これは自分もそう思っていたし、今でもヒゲを剃るなら往復のほうがいいかもって思う。
しかしこの記事はスキンヘッドに良い電気シェーバーについてのリポーツだ。だからどんなにスキンヘッドにしたくとも往復刃じゃないとって人はこのフィリップスの電気シェーバーは向かない。なぜならこのフィリップスの電気シェーバーは回転刃だから。
完璧に剃れないとイラつく人
自分も本当はイラつく人だ。だが目が悪いため鏡を見てもそれほど気にならない。これがメガネをかけて鏡を見ると「あーまた剃り残しがあるわー」とかってイラつくのは間違いない。
目が悪ければそんなにイラつくことはないだろうが、普通に鏡を見て剃り残しが気になるひとは辞めておいたほうがいいだろう。
このフィリップスの電気シェーバーが剃り残し多いよというわけではないがスキンヘッドを完璧に行いたいならもっと最適な坊主御用達のシェーバーが世の中に存在しているのでそちらを調達されたしだ。
自分はそこそこ完璧にスキンヘッドにはしたいが、頭皮にも優しくしたいし、掃除もスマートにしたいという欲望からこれを選んで正解だと思っている。
出回っているシェーバーの種類
ここで一旦どんなシェーバーが世の中に出回っているのか整理してみる。
電気式の給電方法
電池式
電池式では乾電池を利用したり充電式電池を利用したりできる。充電式の電池ならある意味充電式のシェーバーといえなくもない。
今回購入したフィリップスの電気シェーバーの前の前は電池交換式の電気シェーバーを使っていた。
昔は電池式だったら旅行でもすぐパワーが手に入るし、ヘタっても交換すればパワーが戻ると思っていて電池式を信望していたが近年のバッテリー式の信頼性向上によって逆に交換が面倒で、もはやこれはないなと思っている。
専用充電器タイプ
充電式でも専用のACアダプターが付属していてコネクターも専用設計のものがいまだに主流なのではないか。これはどうにかならないかと思っている。
だって長期的に出かける用事があったら充電アダプターも持って行かないとならないじゃない。まあそんな長期的に出かける用事って実際にはないけど。それでもこれにしか使えないACアダプターが家にあるのってすごく嫌。
USBだったら何にでも使えるからどこにあっても困らないし多少邪魔だと思ったらポイポイ片付けられる。充電したくなったらそこらにあるどれでも使えるというのがいい。
もっと早くUSBでの充電がこういう家電にも浸透してほしい。
USB充電
以前使っていた電気シェーバーはXIAOMI製でUSB-Cでの充電だった。さすがXIAOMI、先進的だ。
ほかにもUSB充電に対応したシェーバーはあるかもしれないが知らない。
手動式の種類
T型
よくドラッグストアやホームセンターで大量にぶら下がって売られている印象があるのがT型というやつなんだけど、これもお金のなかった学生のころはさんざんお世話になった。
しかしこれは肌が本当に平らな人でないと切れに剃るのは難しい。ニキビやホクロなんてあったらその上をカミソリが移動することを想像するだけで背筋が凍る。
2枚刃、3枚刃
もはやシングルのT型なんてこの世に存在していないのではないか。
T型なら2枚刃どころか3枚刃や4枚刃が当たり前だろうか。ホテルのアメニティでしか使っていないのでよくは知らない。
当然ながら刃が多いほうが剃れ具合が良いのだろう。ただ前述のとおり肌がフラットな人じゃないと使用は厳しいかと思う。
河野太郎さんとか無理じゃないかな。
床屋タイプ
呼び方は知らないけど小刀みたいな形をしたカミソリ。
人の肌を見ながら剃るならこれがやりやすいだろう。だからセルフシェービング向きではないのではないかと思う。
やってもいいんだろうけど気が散ったら大怪我しそうで一生自分では使わない。
電気式の剃り方
回転式
ヘッドが自在に角度が変わるので肌に優しく動作音も静か
代表的メーカー：フィリップス
往復式
パワフルで接地面積も広く、深剃りしやすくスピーディ
代表的メーカー：ブラウン
ロータリー式
回転式と往復式の良いとこ取りしていて静かで早剃り可能
代表的メーカー：日立
おすすめの使用サイクル
毎朝
当たり前だが毎朝剃る。でも朝は忙しいからヒゲだけ。ヒゲだけ剃るのに使うなら自動洗浄機に入れるのは個人差もあろうが1ヶ月ぐらいは開けても十分大丈夫な気がする。
もちろん使うたびに軽く水洗いはやっておくという前提で。あとは皮脂が多い人は頻繁に洗浄機に入れたほうがいいかも。
毎晩または隔日風呂で
スキンヘッドを維持するなら少なくとも隔日では実行するほうが良いと経験から思う。
もちろん毎日剃ったほうがつるつるしている時間が相対的に長くなるので触って気持ちよいのだが、1日剃らないとシェービングする直前にはシャツを脱ぐとき頭に引っかかって首の骨を折らないように気をつけたほうがよい。マジで。
そんなわけだからできれば毎日剃りたいところだが面倒だったら一日置きで剃ろう。
使うたび軽く水洗い
水洗い可能というのは実に嬉しい。水洗いしてはいけないタイプだと毎回とはいわずともヘッドを分解して小さいブラシでブレードの隙間をコシコシと擦ってヒゲと皮脂を落としていたものだ。
もうあんな作業は二度とやりたくない。時間の無駄だ。
2週〜3週に一回ぐらい洗浄機
毎回軽く水洗いしていればヒゲの詰まりはほとんどないはずだが、ブレードそのものに皮脂は蓄積される。
だから洗浄機に装着して掃除しよう。昔から思えばこれすら機械がやってくれるのだから実に楽なものだ。本当に楽な時代になったものだと感動すら覚える。
バッテリーがなくなってきた週末狙いが効率的
使い始めだからだろうがバッテリーもよく持つ。
最初1回目の充電のときは1週間で充電かと思ったが次の充電のあとはもっと長持ちした。
おそらく使い方にもよるが3週間程度は余裕と思われる。そのバッテリーの無くなり具合とブレードの汚れ蓄積具合をうまく合わせて最小公倍数的に洗浄と充電が同時にできれば実に効率的でナイスライフハックだ。
まとめ
フィリップスのちょっと高価な電気シェーバーを手に入れてスキンヘッドライフがまた快適なものになったが、そんなにスキンヘッドがよければ永久脱毛しちゃえばと娘に言われた。
しかし好き好んでスキンヘッドにしているわけではなく頭頂部が禿てきて恥ずかしいからスキンヘッドにしているだけで全体的に頭髪が豊かだったらまだまだ伸ばしていたいというのが本音のところだ。
ともあれ、すばらしいフィリップスの頭皮に優しそうな電気シェーバーを向こう10年ぐらいは使い倒したい。
いずれ気が向いたら何年使ってみた感想みたいな記事も書ければと思う。
また、今回は洗浄液についてほとんど触れなかったので洗浄液の交換時期になったらぜひもう1本記事として公開したい。
【除菌洗浄器付き】フィリップス 9000シリーズ メンズ 電気シェーバー 72枚刃 回転式 お風呂剃り & 丸洗い可 トリマー・洗顔ブラシ・洗浄充電器付 S9732A/33
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平均評価点：
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