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習慣化したくてカレンダーに登録していることが習慣化できない理由

この記事は 約4 分で読めます。

2013-03-22 22.04.04

爪切りは週一回、耳かきは毎日というペースで行うのが自分の理想です。
そういう予定に従って行動して、良い習慣をまたまた身につけようとカレンダーに登録しましたが、なぜかうまくいきません。
なぜなのか考えました。

爪切りはある一定の周期でちゃんとやらないと靴下にすぐ穴が開きます。また手の爪は爪切りなしでも切れるけど仕上がりが汚いし、均一にできません。
耳かきは人によっては全然しなくても溜まらないということもあるかもしれませんが、私は脂性なので爪で穿っただけで毎日ごっそり取れます。

爪だけでごっそり取れるのだからきっと、ちゃんと取っていないと横から見られたときに耳の穴に耳カスが見えてて恥ずかしいなあと毎日思っています。

それでも習慣化できません。

なんとかしたい。

爪切りは裸足のときが絶好のタイミングといえます。

つまり風呂に入る前か後か。

どちらかというと風呂に入ったあと、ゆったりとして爪を切りたいです。

自分の行動パターンを分析すると大抵、風呂に入る前はパソコンに向かっていて、風呂から出た後もパソコンに向かいます。

なんか1日中暇さえあればパソコンの前に座っている気がしますが、その動線の上に爪切りがないのです。

爪切りはリビングルーム片隅の何段かある文具を入れる引き出しに入っています。

その引き出しの手前にクソアイドルのDVDが棚に入って床に置いてあり、すっとその引き出しに近づけないのです。

下半身は障害物に遮られて少し手前で離れたまま、上半身と腕だけ引き出しに近づき、そこから爪切りを取り出さなければならないのです。イメージできますでしょうか。

文章化してみると理由がはっきりわかります。

それが精神的障害となって爪切りを取り出すのが億劫になり、結果としてよい習慣が身につかないということになっていたのです。

つまり、その解決方法として考えられる選択肢はいくつかあります。

  1. クソアイドルのDVDが入った棚をうっちゃる
  2. 爪切りの入った棚を取り出しやすい場所に移動する
  3. 爪切りだけ使いやすい場所に移動する
  4. 爪切りを自分用に買ってパソコンのそばに置く

1~3の選択肢はほぼ絶望的です。

4番が一番波風が立たずに良い習慣を手に入れられる方法であると思います。

よって自分専用に爪切りを買うことにしたいと思います。

耳かきもまったく同様の理由で習慣化できなかったことがはっきりわかりました。

こんなつまらないことでも誰かに読んでもらうつもりで文章としてアウトプットしてみると頭の中が整理されて考えが明確になります

結論としては爪切りと耳かきを近日中に買ってパソコンのそばに場所を決めて置きます。

毎日あるいは毎週風呂から上がった後に耳かきと爪切りを実行するという習慣を身につけたいと思います。

製造業でのアプローチ

製造業では不具合品をお客様に納品してしまって、それが発覚したときお客様から対策書を要求されます。

特に自動車業界は厳しく追及され、二度と同じ不具合を起こさないように詳細な対策を要求されます。

原因は何なのか、なぜそうなのか、それはなぜか・・・と3回ないし5回繰り返して掘り下げるのです。

なぜなぜファイブと呼んだりして恐れておりますが、このやり方は今回の習慣化がうまくいかないときの対策にも大いに役に立つ改善方法です。

うまくいかない根本原因を徹底的に追究するのです。

爪切りが習慣化できないのは->爪切りが取り出しにくい場所にあるから

なぜ爪切りが取り出しにくいのか->手前にクソアイドルのDVDが入った棚があるから

なぜクソアイドルのDVD棚をどかさないか->嫁が怖いから・・・云々

と突き詰めていくと根本的な理由は嫁が怖いからということになりますが、だからといってその根源である嫁を除去するわけにはいきません。

こういうときは別の角度から考えて、爪切りをもう一つ用意して取り出しやすい場所に置くという方法が費用がかからず確実な方法であるといえます。

このようにして、根本原因を突き止め、取り除けなくとも別の方法で解決できる場合があります。いずれにしてもこの根本を正しい方向に向けるということがいわゆる「仕組みをつくる」ということです。

世の中は「仕組みを作った人が勝つ」し「経済的に豊かになる」と聞いたことがあります。

たしかに会社でも役が上になるほど仕事の内容は抽象的になってきますし、仕組みをつくるのが主な業務になると思います。

逆に役がない一般の社員は決められたことを決められた手順で行うのが主な仕事です。

人生では良い仕組み=良い習慣とも言い換えられると思います。
良い習慣を一つでも増やしていこうともがいております。

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