我が家はスバルのプレオという軽自動車を使用していますが、たいていの自動車にはエンジンルームにエアフィルターというものが入っています。
そのエアフィルターは消耗品ですから定期的に交換しなければなりません。もっとも車検などを業者任せにしておけば自分で意識しなくとも適度な頻度で交換しておいてくれるでしょう。
ところがぼくのような何でも自分でやらないと気がすまない人は「管理」をちゃんとしないとエンジンが瀕死の状態になりかねません。
現にうちのクルマはバッテリーを新品に変えてからもどうもアイドル時に苦しそうな雰囲気だったりして。
そういえば遡ること数週間前に定期点検をしてもらったときエアフィルターも変えたほうがいいですねえと言われていました。
実はエアフィルターという部品は普段見える状態になっていないのと、アイドリング時によほど苦しそうな様子にでもならないかぎり特に取り替えようという気にならないものなのかもしれません。
取り替えよう。
エアフィルターの交換は定期的にやらないと走りが悪くなる
冒頭の写真のようにクルマのボンネットを開けるとダクトにつながったケースのような物体があります。
そのケースの中にエアフィルターが入っています。
そもそもエアフィルターとは何のためにあるのかというとエンジンの中でガソリンを燃やすために空気も供給しますが、その空気に葉っぱや粉塵などの不純物が入っていると燃焼がうまくいかないのはもちろん、最悪の場合エンジンを壊してしまいます。よってエンジンの燃焼室に入れる空気をある程度清浄にする役割を担っているのです。
▼ケースを留めている金具を外しフタを開けてみると中に蛇腹状に加工されたフィルターらしきものが出てきます。
▼そのフィルターを外すとそれ以外は基本的に空洞です。
▼今回買ったフィルターはプレオの純正品ではないですが、インクジェットのカートリッジと違うので純正品じゃないとイカンというようなものではありません。
▼こうして新品と今まで使ってたものとを見比べてみると確かにエンジンがアイドリング時に苦しそうだったというのもうなずけます。
▼なんか一部ですが油がギトーっとついています。フィルターをセットしておくケース内は汚れていないのに、いったいどこから侵入したのか不明です。
▼あたらしいフィルターを設置します。裏表ありますから外したときに元からついていたものの置き方をよく見ておきましょう。
あとはフタを閉じて金具を戻せば終わりです。
まとめ
目に見えて走りが快適になるというほどの変化を体感することはできませんが、エンジンにとって良いことは間違いありません。
あんなにアブラまみれになったら苦しいのは確かですのでときどきはフィルターのケースを開いてメチャ汚れていないか見てみましょう。