賢者の贈り物といえるか、お互いにそんなに関心のないものをプレゼントする話

この記事は 約4 分で読めます。

flickr

先日嫁が娘とともにプラダのポーチを誕生日プレゼントとしてくれました。価格がいくらだろうと、正直いって特に興味のないモノだったので飛び上がって喜ぶという感情は起こりませんでした。

Photo:magi06.jpg By adplayers

嫁の誕生日も近いことだし何もお返ししないというわけにもいかないなあと思いつつこちらのジュエリーのサイト(Amazon)をちらちらと見たり、嫁が欲しがりそうなものを頭で想像してみたりしましたが思いつきません。女性が喜ぶものといったら宝石かブランドもののバッグか靴と相場が決まっており嫁もその例外ではないからです。

そんなステレオタイプな嫁に中途半端なブランド物の入れ物なんぞ贈っても喜びも中途半端になるということは容易に想像できます。

では何を贈ったら最適かと考えるに、パソコンかなと思い立ったわけです。まったくトンチンカンな思いつきのようですが、なぜパソコンかと申しますと嫁がデータ入力の仕事をするのに今は娘のパソコンを借りて使っているからです。娘は娘で嫁が使っている間は使えなくなり不便を強いられています。

嫁にパソコンを贈れば娘にも1台戻ることになりますから一石二鳥の効果があります。

スポンサーリンク

賢者の贈り物といえるか、お互いにそんなに関心のないものをプレゼントする

パソコンなど贈っても普通の女性は両手を上げて喜ばないでしょう。うちの嫁もそうであり、どちらかといえばパソコン音痴です。娘からもバカにされます。つまりそんなに興味のない分野の製品です。

別に僕が興味のない分野の製品をプレゼントされたからその仕返しに同様の所業をしようということではありません。そこにはもっと深い思慮があります。

つまり

「お互いにそれほど欲しいものではないので自分でお金を出してまで買わないものであるが、それぞれの価値の向上を助けるもの」
これは僕であれば興味のないブランドバッグをもらって使ってみることでブランドバッグの価値に開眼し知見・見識が広がるかもしれません。もっともそこまで嫁が考えて贈ったとは考えにくいですが。

嫁はパソコンそのものには興味がないが仕事の効率が上がり余暇の時間を増やせるようになります。副次効果ではありますが娘にとっても自分のパソコンが自分のところに戻ってくるのでストレスが軽減されるでしょう。

ということで自分だけが欲しくて欲しくて仕方のなかったものををもらったのではなく、どちらかだけが関心のなかった分野のものをもらうのでもなく、夫婦でお互いに自分の興味関心の範囲外のものをもらうことで冷静でいられるわけです。どちらか片方からのプレゼントだけでも完結しませんし、どちらかが欲しかったものをもらい、片方は欲しくはなかったものをもらうというのでも完結しません。

賢者の夫婦はお互いに自分の一番大切なものを売り払い、それぞれの大切なものと使うものを贈りあいました。我々の場合はそれとは違いますが、ただ欲しがりそうなものをあげるというわけでもありません。

物欲まみれの僕に嫁は物欲の象徴を、時間のない嫁には時間創造の手助けとなるツールをとお互い贈りあったのです。

結論
かなりきれいごとを書いた話ですが、この内容は後付けです。あとから考えてまあこんな意味になるかなあと理論を構築しました。そりゃ賢者の贈り物みたいに綺麗な話はなかなかありませんからね。

余談
でも過去に僕は結婚資金を作るために当時一番大切にしていたセルマーのサックスを売り払った経験があります。今になって後悔していないかどうかはコメントしません。墓場まで持っていきます。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。
分類できない話
チャリパカ(semiboze(半禿)のブログ)