Vansky 700LM LED ハンディライトという懐中電灯をレビュー用でメーカー様からご提供いただいて評価した記事です。
Amazonサイトによると700ルーメンとのことで相当明るいものであるということが想像できます。しかもそれが1000円台で購入できるなんて!
なぜ想像できるかというと遡ること数ヶ月前に同じく700ルーメンのライトを買ったことがありかなり明るいということを実感していたからです。失くしましたが・・・
どこかで落として失くしてしまって凹んでましたが、今回無償でご提供いただけるということで同じ明るさなら慰めになるかとレビューさせていただくことにしました。悪いことの後には良いこともあるものです。
ではどんなものだったか紹介します。
Vansky 700LM LED ハンディライト
まずは開封して細部観察
▼コンパクトな箱で届きました。
▼中身はシンプルにライト本体(ストラップ付き)、単4乾電池3本、説明書です。あと写真には写ってませんが18650バッテリーを使うとき用のプラスチックケースも付属しています。
18650バッテリー
▼第一印象はジェントスの同レベルライトよりずいぶん太いということです。長さは同じぐらいです。
全長x一番太いところの寸法は140mm x 40mmです。
▼このように先端が伸びてズーム機能があります。こうすると光源が細くなって遠くをピンポイントで明るく照らすことができます。
▼スイッチは後ろについていてプッシュタイプです。押す度にハイ/ミドル/ロー/フラッシュ/SOS(緊急用)と切り替わります。
▼後ろのスイッチ部分の筒を捻って中にある電池ケースに電池を装填します。
▼正面から見た様子です。レンズがものすごく凸になっていて特徴的です。ちょっと気になるのはLEDがど真ん中にないんじゃね?ってことぐらいです。
▼ほら、これくら斜めから見てLEDがレンズの真ん中に見えます。かなり位置ずれしているようです。ただこれが照らしにどれほど影響があるか不明です。
▼せっかくなのでヘッド部分をガワを外して中を見てみました。するとLEDが留まっている基板がその下の土台から離れてしまっていてずれているようでした。LED基板と土台は白色のシリコーンシーラントのようなもので固定されているはずですが粘着が弱かったのか離れてしまってました。写真は少し持ち上げてみた様子です。
したがってここを動かしてLEDを真ん中に持ってきてさらに接着剤で固定すればLEDがレンズの中心になるでしょう。面倒だからやりません。
照らしてみる
▼本体を短くした状態では光が拡散して広い範囲を照らします。これで本当に700ルーメンなのかちょっと疑問に感じました。
▼本体をいっぱいに伸ばしてみると光源が細くなり遠くまで明るく照らすことができます。なるほどこれくらいなら遠くをかなりの明るさで照らせるので700ルーメンというのも納得です。ただし照射域が狭すぎてあまり実用的な使い方ではないでしょう。
▼夕方の黄昏時にもう一度照らしてみました。遠くまで明るく照らせるのはわかりました。照射域も前に試してみたときより広く感じます。実用上まあまあいけるかと思います。
▼もう少し手前に向けるとさらに実用度が増しますかね。それでも照射域はもう少し広くないと700ルーメンあっても仕方ないなあ。
まとめと感想
ここが良い
- 本体を伸ばしたり縮めたりで照射域の広さを変えられるのは面白いし実用的である
- 価格の安さ
- デザインは良い(全体的にもっと小さければクール)
ここが残念
- LEDがずれているw
- 最大径が40mmは太い
- スイッチが胴体横についていたほうが操作しやすかった
ということです。700ルーメンは確かにありそうです。
ただ実用的な照射域を決めるのはあなた次第といったところです。
さすがにジェントスの700ルーメンには敵わない性能ではありますが、これだけ照らせて約1700円というのだからコスパは良いといっていいでしょう。
でも自転車にはつけにくいかもしれないです。