メインマシンをMacからWindowsにしてから運気下がったなんて書いたら全国いや世界中のWindowsファンから叩かれそうだが敢えて言おう。
いやいやそれってあんた個人の資質の問題だろというツッコミは無視しつつ、運気が下がったと主観的に感じているのは間違いない事実なんだからこれはサンプル数1において100%再現性ありだ。
ということでWindowsに買い替えた2021年から現在(2023年)にいたるまでに感じたことなどを残しておく。
これからどっちのパソコンを買おうかと悩んでいる方は参考にしてほしい。
そもそもなんで不運になったとわかるのか
買った当初から何か感じていた・・・
今思えば結局人生狂ったままだったっぽい
WindowsからMacへ行った2010年代
もともとは自分はマカーでもなんでもなく世間一般の有象無象な人々と同じくWindowsというパソコンしか選択肢のない人間だった。
それが2011年の大地震のあった年になぜか目覚めてブログなんて酔狂なものを読んだり書いたりして情報を集めているうちに世の中には一定数Appleのマッキントッシュのファンがいるんだなあと知った。
その熱量があまりにも高かったため数ヶ月でかなり感化された。
「そんなにいいものなの?Macって」と。
そして買ってみたのがMacBook Air 11インチだがちょっと画面が小さくてすぐに大きい画面のMacBook Proに買い替えた。
そしてブログのPVはうなぎのぼりに増えていった。これなら会社員引退後はブログで食えるんじゃね?と思った時期も一瞬あった。
Mac2014年式がくたびれて動きがわるくなった
2020年を超えるとそろそろブログだけでやっていくのは第二の人生設計として無理があるかなあと思い始めた。そうなるとYouTubeだ。
YouTubeなんて今更感がけっこうあったがTikTokとかはないだろなってのは直感的に思っていたのでとりあえずYouTubeかなと。
そしてビデオカメラも買ったりして素人ながらそれなりに自分でも面白かろう(あるいは役にも立とう)という動画を撮る。
ところが2014年Macでは動画編集のハードワークに悲鳴を挙げるのだ。最初から。
さすがのMacだが2014年製では2020年の動画クオリティを扱いきれずにファンがブンブン回るのと筐体がアッツアツになり動画を1本書き出す前に目玉焼きができてしまいそうだった。
なんならMacで目玉焼きを作る動画を作ってもよかったぐらいだ。
Macの新型が買えず妥協点を見つけたhpのパソコンを買った
そこで新しいMacを買おうかと思ったが当時(2021年ぐらい)いくつか懸念があった。
1つはAppleシリコンと呼ばれるM1チップを取り入れたMacが新登場したが外部ディスプレイへの出力が1枚だけだったのだ。やりようによっては2枚出力もできるみたいだが追加投資がかなり要るのでヤだった。
さらにIntelのCPUを搭載したMacはもう過去のものという雰囲気でとても買う気にはなれなかった。
そういったわけでIntel Macは陳腐化により買う気にならず、M1Macは仕様に問題がありさらに価格でも手が届かないほど遠くへ行っていた。
そのような理由でパソコン買い換え時ではあったが涙をのんで2021年にWindows機を買った。ただそれなりに弄りたかったので拡張性があるデスクトップタイプを買った。
windows機買ってからカスタマイズしたこと
手持ちのHDDをつなげて記憶容量だけは増やした
それまでMacにつなげてタイムマシーンとしてほぼバックアップだけで使っていた4TBものUSB接続タイプのHDDの筐体を分解して中身だけ出しデスクトップWindows機につなげて大容量化を図った。
ぶっちゃけ今どきHDDなんてどんなに容量を増やしてもそんなに感激ないんだけどね。SSDのスピードに比べたらおそすぎてマジでバックアップぐらいしか使い道がない。
動画編集アプリ買った
買ったのはhpのomenというゲーミングパソコンだったから一応グラフィックボード(以下グラボ)がついている。
そのグラボを使って動画編集を捗らせるぜなんて意気込んでいた。使っている動画編集アプリは無料のDavinci Resolveという奴だがどうやらこのDavinci Resolveというアプリは有料版がちゃっかり売られていて有料版に変えないとグラボを使って動画の変換やらなにやらをやってくれない仕様になっていた。
つまりいくら無料だからといってずっとそのまま使っているとせっかくグラボ入っているパソコンを買ってもそのパワーを最大限引き出すことができないのだ。
だからDavinci Resolveに金を払った。正確にはメルカリで中古のUSBキーを買ったんだけど。おかげで動画を変換するときにフルフルにグラボの威力を使えるようになった。
とりあえずMacみたいにクイックビューできるように
アプリ入れてみた。完璧じゃないけど一応便利だ。
ディスプレイは28インチ2枚
カスタマイズではないが旧Macの頃から使っていた28インチディスプレイをそのままつなげた。
一応IntelのCPUでcore i7-10800Fとかいうそこそこハイスペックだしもちろんグラボも積んでいるから4Kディスプレイ2枚に出力するぐらいぜんぜんどうということはない。余裕ではある。
その点は非常に満足していた。
余談
古いMacBook ProはMagSafeという充電専用アダプターをつけないと充電できなかったが、最近はUSB-CからMagSafeに変換できるアダプターも出回っていてこれをつけることでUSB-Cの充電器があれば古いMacでも充電できるようになった。
おかげでさらに自分の古いMacBook Proではあるが使い勝手が向上してしまった。
windowsデスクトップとMacノートの比較
windowsデスクトップのデメリット
windows機の不満
設置してある場所でしか作業できない
デスクトップのwindows機で作業していると猫が甘えてくる。甘えてくれるのは嬉しいのだが邪魔かなと思うときがある。
猫が甘えてくるとなにもできなくなるのだ。猫を飼っている人ならわかってくれると思う。
こうしてブログの更新が滞るようになると当然ながらPVも落ちるようになる。PVが落ちるのを猫だけのせいにするわけのもいかないが安定的に更新できなくなるのは致命的ともいえる。
PVが落ちると収益も落ちてジリ貧になってくるそんなに落ちたかからって生活に響くほど収益があったわけでもないがテコ入れが遅くなると回復も遅くなる。ブログとは落ちるのは早いが回復には時間のかかるメディアなのだ。
そういったわけで動画編集はMacでは無理に近いが、それ以外のことはMacで再びやるようになる。それはノートパソコンだとどこでも作業できるという利点がどうしてもあるから。
消費電力がでかい
デスクトップWindowsは消費電力が大きい。なんで消費電力でかいのか?
デスクトップ機というものはファンがいっぱいついているのと、グラボでも電気を食うしそのグラボにもファンがついている。
ファンが一番電気を食う訳では無いがHDD載せてたりCPUが電気食ったりだとかでデスクトップ機というのはいろいろな理由でノートパソコンより電気を食う。
電気代が高くなってる今はきついよね。
起動までやや待つ
昔に比べたらずいぶん早くなったけどそれでも電源を入れてから数秒は待つ。
これがMacBookだったら蓋を開けたらすぐパスコードを入れる画面がでるし、おそらく今売られているやつなら指紋センサーにタッチすればすぐ使い始められる。
ほんの数秒の待ちなんだけどそれが毎回となるとややストレスなんだな。
致命的な不満はないが
動画の編集でときどきちょっとカクつくことがあるのはグラボのグレードがそんなに高くないから仕方ないかなと思っている。
やっぱり動画編集すると多少かくつくのは最上級のグラボを積んでいないからと諦めるが、それよりなによりWindowsっていうのは一般的な企業では思考停止して使われているOSで事実上の業界標準OSになっている。
はっきりいって野暮ったいOSかなと思うときがある。いやもちろん野暮じゃないユーザーは世界中に何億人もいると思うが単なる個人的感想で野暮ったいと思うだけだ。
なぜならトラックパッドですべての操作ができない。マウスを使うことに特化されているOSだからなんだ。これってキーボードに置いていた手をいちいちマウスへ移動させなければならないっていうことを意味する。
自分でも毎日会社でWindowsをいじっているが常々この操作が野暮だなあと感じる。
致命的ではないが野暮というのはちょっと個人的にいただけない要素だ。
動画編集の比率が上がったのにそれができない
やはり動画編集がボトルネックで2021年に買った機種はたしかに最新型でもなければ最高スペックでもない。
Windows機というのは部品がピンからキリまであってどちらかといえばピンに近いとはいえほぼほぼトップではない。
Macの場合、種類は少ないがどれを選んでもCPUは最高品質が載っていて満足することはほぼ間違いない。もちろん最低グレードを選んだらそれなりに重い処理をさせるには無理があるのでやりたいことに見合ったグレードを選ぶ必要はある。
Macの場合それが概ねはっきりしているが、Windowsの場合どうもそのへんがぼんやりしている。
ぶっちゃけちゃうと同じぐらいの性能を求めたらWindowsのほうが値段が高くなっちゃうけど、妥協すればMacよりかなり安いものがいろいろあるっていうこと。
その妥協をしてしまったのだ。
Macに戻したほうが良くね?って話
そこでMacだ。恋しくて仕方ない2023年の春。
最新の2023年式はどうもCPUが良くなっただけでそれ以外では進歩がなさそうということで狙い目は2021年式かなと思っている。
2021年式のMacBook Pro 14インチならいろいろメリットがありそうだ。
Macノートのメリット
主なもの
現行売られている14インチ以上MacBook Proに限ったメリットを羅列すると
- USB-Cで充電ができる→重たい充電器を持ち運ばなくて済むし車内でも充電できる
- MagSafeでも充電ができる→高速充電ができる
- HDMI出力がある→Thunderboltでのディスプレイ出力と併せて2画面出力できる
- タッチバーが廃止された→余分な機能にはお金を払いたくなかったので良い
- SDカードリーダーもついている→余分なアダプターなしでカメラ画像を入れられる
動画編集以外ではほぼ問題なしなんだが
今持っている2014年式のMacBook Proもかなりの名機だ。
バッテリーだってまだ93%ぐらいのキャパを保っているし、16GBのメモリを積んであるからウェブ閲覧とかだったらぜんぜん問題なく使える。
まじで動画編集がつらいだけなんだ。
長く使える
Macは高いとかってよく言われる(今でも?)ことだが、Windows機とくらべて別に高いとは思わない。
いつの頃からか全然高いとは思わなくなった。
世間で高いと言われる所以はスペックが高すぎて一般的な使い方の人には手に余るから高いと思われているだけだ。
動画編集やら写真編集やらの重たいことをやろうとするとWindowsだってそれなりのスペックのものを買わないとすぐ使い物にならなくなる。
それをMacは見越して最初から高いスペックのものを売っているだけなのだ。同じぐらいの仕様に高めたらMacのほうが安いくらいというのは実感できる。少なくともバッテリー持ちは圧倒的に最近のMacが優れていると思う。
やはりMacはキーボードも打ちやすいし良い
それと細かいことだがキーボードがなんといっても打ちやすい。
ひところバタフライだかなんだかキーボードの質を変えて不評を買った時期もあったかもしれないが自分が持っている2014年式のMacBook Proは実に打ちやすい。
それでもクラムシェルモードを活用するために東プレのキーボードを買ってしまったが純粋にMacBook Proのキーボードでも満足できる。
新しく買うMacBook Proのキーボードには触ったことがないがおそらく満足させてくれるだろう。
ちなみに職場で新しく買ったマウスコンピューターのノートパソコンのキーボードのなんと使いづらいこと。値段もそこそこでスペックもまあまあなんだけどキーボードがクソで使う気にならない。
結局古いノートパソコンで2枚ディスプレイ出力できるから外部キーボードもつけてそのまま使っているがもったいないことよ。
無金利ローンで買える
hpのデスクトップも無金利ローンで買えたけどwindowsの場合どれでもというわけではなく、メーカーがたまたまそういうプロモーションをしている場合のみだ。
そこへいくとMacの場合どれでも無金利ローンで買える。ただし無金利を利用するには支払い回数に制限があるがそれでも24回まで無金利というのはありがたい。
Macノートのデメリット
デメリットというほどのデメリットは特にないが、強いてあげるなら拡張性に不安がある。
それはノートパソコンならではのデメリットでMacだからというわけではない。デスクトップのほうが拡張性が高いのはあたりまえ。
ただ現代においてはノートパソコンでもUSBでなんでも繋げば使える時代だからそんなに不便というわけではない。逆に持ち運びできるノートパソコンのほうが断然現代においてはアドバンテージだろう。
今どきデスクトップのパソコンを買うなんてよっぽどゲーミングしたい人ぐらいなものではないか。
もうひとつデメリットがあるとすればハイスペックな機種に自分がついていけるか不安だということだ。
例えて言うなら、まるで超ハイスペックなお嬢様に見初められて結婚したものの自分がいつまで経っても卯建が上がらず嫁さんに愛想を尽かされないか常に不安がつきまという状況という感じだ。
つまり自分のスペックが上がらないままだと例えMacを手に入れたとしても使いこなすことに四苦八苦し早々に手放すことになりかねない。
そこへいくと自分は2014年式を2023年になってもまだ半ば使っており逆に古女房を愛でているようなものだな。
結論:Macを買うしかない
ということで結論としては近日中にでもMacBook Proを買うしかないということだ。
運気が落ちているということに関してあまり深掘りしていない気がするが一番の運気下降はパソコンに向かってもワクワクがないということだ。
そしてMacを手にするとどんな運気の上昇または気分の上昇があるかというと、
- 手の移動が少ない
- どこでも作業ができる
- 動画編集などの処理の待ち時間が少ない
- セルフイメージが変わる
- スタバでドヤれる
- 省エネ効果が期待できる
- 新しい発見がある
- モチベーションが上がる(支払いへの)
という感じだ。