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車中泊で頭が天吊棚にぶつかるの防止にスライドレール式にする【改善】

この記事は 約6 分で読めます。

車中泊に備えた快適化の改善車中泊をしていてふとよぎった。

頭上で干渉する棚の改善に天吊り棚を可動にするという考えが天から降ってきたのだ。

さっそく次の平日に仕事そっちのけで絵を描き材料を集め夕方せっせと作ってみた。

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車中泊楽しいが難あり

起き上がるとき頭上が邪魔

軽自動車なら多少仕方ないところではあるが、ベッドを設営して寝るのは快適になるが、起き上がったときに頭が頭上のなにかに当たる。

それが天井なのかもしれないし天吊棚かもしれないがいずれにしても軽自動車というものは最初から狭い構造なので何かしらに体が干渉する。

天井が干渉するのではどうしようもないが、俺の場合、自分でつくった天吊棚だったからこれは改善の余地ありとみた。

天吊棚は便利ではあるが

天吊棚は便利ではあるが軽自動車の車内に設置するのは非常にきびしい。

幸いN-BOXは車内が広いほうだしもともと頭上の空間がそこそこあったのでそれを活用しようと天吊棚を設けていた。

だが車中泊のたびに頭をかがめないと寝起きがしずらくちょっとストレスを感じていた。ストレスを感じると人はやらなくなる方向に行動が傾くというのは誰でも知っていること。

つまり車中泊を避ける方向に力が働くのだ。それはだめだ。

車中泊ベッドの位置が高いので乗ると干渉する

車中泊ベッドは最低限の低さにしてあるのでこれ以上低くはできない。

イレクターパイプのベッドをやめたらN-BOXのシートの上にマットを敷いて寝なければならず快適とはほど遠いベッドになるのは間違いない。それは避けたい。

イレクターパイプ使ってN-BOXでの車中泊ベッド製作してみた
...

しかし頭上になにかあり起き上がるたびに首を曲げて頭が上の障害物に当たらないようにするにはまだなにかできるはずだ。

なぜならその頭上で干渉するものは自分で作った天吊棚だから。くどいかな。

天吊棚の改善

ということで天吊棚を改善し起き上がったときに頭に当たらないようにしたい。

構造

現在の装備をほぼ流用が前提

可動式天吊棚の図

なるべくシンプルにしたいし、当然ながら予算は少ないに越したことはないので現行の設備をほぼほぼ流用して使えるのが一番だ。

だから以前取り付けたサイドバーはそのまま使いたい。

狭い軽自動車でも後部座席上の収納空間を劇的に増やすDIY
...

ぱっと思いついた(天から降ってきた)アイデアはスライドレールを活用するということだ。

吊棚の広さは狭くなるものの好きなところに位置を変えられるしそういうのってまだネット上で見たことないので自分が初めての試みをしたという第一人者になれる。

固定方法

スライドレールの固定が面倒だろうなというのは作る前から想像できる。

なぜなら自動車の壁というのは家と違って直角平行にできていないでほとんど曲面構造だから。

ではどうするか?

以前つけたスライドバーを利用するのだ。それしかない。直線部分は。

ただしスライドバーは円柱の形をしている。その円柱の形に平らなスライドレールを固定するなんてできるん?

なんとかなるっしょ。

可動にする

そのスレイドレールというのはロマンがある。だって可動域が広がるんだよ。自動車のなかでタイヤとハンドル以外に可動する場所を増やせるなんてちょっとワクワクする。

ただし走行中に動かない仕組みにしておくことが必要だ。なぜって考えるまでもないが急発進はしないにしても、急停車したときにスライドレール式の棚が前にずるっと飛び出してきたらあぶない。

だからロック付きにする。幸いスライドレールでもロック付きというのが普通に売られている。

頭上に干渉しないようにする

あとは頭上に干渉しないように位置をうまく決めるだけだ。といってもサイドバーの範囲内のどこかにスライドレールの固定位置を決めるだけなんだけど。

用意する材料

前置きが長くなったが用意する材料は以下のようなものだ。

  • スライドレール
    30~40cm程度のものを棚の奥行きに合わせて選ぶ

    B07HN4HZNY
    VADANIA プッシュスライドレール VF1245 プッシュオープンスライドレール 3段引 400mm 左右1セット

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    平均評価点:5つ星のうち4.1
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  • 木製フラットバー
    スライドレールとサイドバーの橋渡しの役目を果たすもの。厚ければ頑丈にはなるが内側に寄ることで妙な圧迫があり、薄いと強度に不安が残る。難しいところだが1cmぐらいのものが無難なところ。というかそれ以外ありえない。
  • 木ネジ4×10
    スライドレールにも木ネジが付属しているが付属している数だと不安なことがあるので余分に用意した方がよい
  • インシュロックタイ(15cm程度のもの)
    木製フラットバーに穴をあけてそこにインシュロックタイを通してサイドバーに巻きつけることで壁に固定されたことになるので必要。針金で代用してもよいが針金だとかえって緩むことがあるがインシュロックタイなら緩む心配がない。
  • L字の金具
    スライドレールと棚を固定するためのものでほかに考えつかなかったからL字の金具を使うことにした。
  • M4x12ぐらいのトラスネジとワッシャーナット10セット
    これはスライドレールとさきほどのL字金具を固定するためのもの。M5のほうがなお良い。

完成形

車中泊に備えた快適化の改善

車中泊に備えた快適化の改善

▼この写真にノウハウの一端が写ってしまっている。サイドバーとその固定部品とで太さが違っているが固定部品の部分では木製フラットバーを避けて付けている。

車中泊に備えた快適化の改善

実際には棚をつけることでスライドレールが下に垂れ下がるのを抑止しているともいえる。それぞれがお互いに良い位置で釣り合っている構造なんだ。

ワイヤーメッシュ製天吊棚の活用

ワイヤーメッシュ製の天吊棚は下からよく見えるのでなにがどこらへんに置いてあるのか探しやすいというメリットがあるがそれの他にもう一点ある。

それは下にもなにか吊れるということだ。

だからといってあれこれ吊り下げたらもともとの目的である頭上干渉がよみがえってしまうので意味がない。

そうではなく以下のように百均のゴムベルトを這わせてモバイルバッテリーなどを挟み込めるようにしておくのだ。

そうするとどんな良いことがあるかというと・・・ 車中泊に備えた快適化の改善

USB電球の電源になり車中泊でマットに横たわったときこれにUSBプラグを刺すことで車内の電灯を点けたり消したりがかんたんにできるようになる。 車中泊に備えた快適化の改善

以前はなぜかこのモバイルバッテリーを棚に載せてUSBを指したり抜いたりしていたがこうしてしまえば車中泊ドライブ中は寝るときサクッと車内灯を点けられて非常に便利だ。

かなりプチ改善ではあるがこうしたちょっとした改善の積み重ねが車中泊から車上生活者へと人々を変えていくんだなきっと。

製品名はセリアのシリコーン製ストラップベルトだ。
今回使ったスライドレールはこれ。

B07HN4HZNY
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