ドライブ先で折りたたみ自転車に乗ることの良さについて述べたい。
長いこと自転車を自動車の後ろに積んでドライブをしている。これってトリビアになりませんかね?ってことでなんでこんなことを続けているのか考えてみた。
自転車積載移動を始めたきっかけはブロンプトン自転車を買ったことなんだけどかれこれ7年ぐらい前からだ。
一人でどこかへでかけることが多い自分としては自動車に次ぐ第二の移動手段も携行できるのは非常に心強いとおもっている。
そんな自転車積載だがほかにも選択肢はあるのではないかと考えてみた。
キックボードという選択肢
流行ったとしても乗らない
大人が乗るものじゃないというステレオタイプ上等
キックボードという乗り物がじわじわと市民権を得つつあるようだ。
都会に行くと普通に大人が乗って町を練っている光景をよく見かけるようになった。特にお台場とか。
だがどうだ?昔われわれが子供のころ流行りに流行ってあっというまに禁止になったローラースルーゴーゴーを思い出さずにいられない。
ガキが乗るおもちゃという概念が一生抜けそうにない。
自分がそれを見たら眉をひそめる
まあぶっちゃけ醜いと見るのは頭の固くなったオサーンだからだろうとは認めないでもない。
なんていうか半端感がパねくないかなと思う。
自転車でもない、徒歩でもない。決して新しいものではなく既視感パねえんだけどなんともいえず眉をひそめたくなる。
クールですかね
絶滅危惧種の若い世代からみたらクールなんでしょうね。
こちらからみるとクール通し越して寒い気がしてしまうんですけどね。
まあ若者にはいいよね
絶滅危惧種の若者にとってはいいものかもしれないというのは認めようではないか。
いずれ絶滅するのだから好きなものに乗らせてあげたい。
オサーンは無理だ
金のないオサーンとしては自転車操業していないと落ち着かないという寒いシャレはさておき、なにかに乗って移動するならぜひとも尻を乗せて移動したい。
自転車に立ち漕ぎでずっと乗っていられないのと一緒でずっと立ちっぱなしのキックボードは無理。
維持が面倒
登録義務やら
キックボードで公道を走ろうと思ったらナンバープレートの取得が必要になる。(電動の話?)これって原チャリと同じってことだ。
面倒くさい。一回やっちゃえばそれで終わりだから面倒を乗り越えるのは難しくはないと思うがたかだかあんなおもちゃを登録するなんて役所も仕事増えて大変だな。
保険やら
自賠責に入らないと、電動キックボードには乗れません。|国土交通省
はい、またここで新たな利権が発生するわけだ。電動キックボードなんて乗ろうと思ったら保険屋に保険料を払って乗らなければならない。
その払う保険料のほとんどは保険会社の利益になるなんてのは今年話題のビッ○モーターと損○JAPANの癒着っぽい話で結構周知されたんじゃないかな。
ばかばかしくて払いたくない。よって乗らない。
電動では速度規制やら
早い速度がだせるキックボードでもちゃんと規制にしたがわなければいけない。
普通の原チャリもそうだし、普通の自動車でもそうだけど規制された速度よりスピードは出すよね。
でもバイクとかキックボードとか生身のまま乗ってるから事故ったときのダメージが計り知れない。だから乗りたくない。
トロくねか?
世代が古いからローラースルーゴーゴーにしか見えない
さっきも書いたけどローラースルーゴーゴー世代にとってはなにを今更という感じの乗り物にしか見えない。
さんざん禁止しておいていまさら規制緩和かよ。俺らがガキの頃に緩和しておけよって思う。
もうとっくに興味が失せた頃に規制緩和されてもねえ。
しかもスピード出せんやん
これもさっき書いたように速度規制があって好きなだけスピードだすってわけにいかない。
おもちゃのままだったら青天井でスピードだせたけど。
ナンバープレート取得させられたらスピード出せんな。
足漕ぎじゃ自転車にかなわんし
かといって電動じゃなく足漕ぎのマジ物のローラースルーゴーゴーだとタイヤ径の違いが激しすぎてとても自転車には敵いそうもない。
しかもタイヤ径が小さいとちょっとタイヤがぶれただけで転倒だ。小径車になるほどスピードは物理的に出せないんだ。
電動だろうと足漕ぎだろうと
とにかく電動だろうと足漕ぎだろうとキックボードなる乗り物を使おうという気にはならない2023年の自分である。今後また世の中の価値観とともに自分の価値観も変化したら気が変わる可能性はなくもないが今のところ欲しくもないし乗りたくもない。
明らかに浮く気がする
なにしろ50を過ぎたオサーンが乗っててもイタいだけだ。
自転車をトランクに常備は便利
ドライブの目的地の駐車場に駐車して、目的地までちょっと距離あるかなっていうときに後ろに積んでおいた自転車を展開して乗るのは便利きわまりない。
これやるときブロンプトン買っておいてよかったなあって感じる。
また単純に歩きたくないときもそう。まあそういうことあまりないけど。
N-BOXのトランクに常備
メリット
気軽に展開して乗れる
さきほども書いたけどブロンプトンの場合、畳んである状態から展開するのに1分かからない。
展開と収納の時間を競う世界大会もあるくらい?その手間いらずは驚異的な発明だ。
もしかしたらほかのメーカーでも簡単な展開と収納という構造の自転車はあるかもしれないが、機能性、実用性、そして伝統まで兼ね備えた自転車はブロンプトンだけかもしれない。
徒歩のみより行動範囲が広がる
当然ながら自転車に乗るということは徒歩で散策するより行動範囲が広がり同じ時間内でもいろいろ見て回ることができる。
ただし徒歩より移動速度が早いため徒歩なら見過ごさなかった景色や史跡をうっかり見過ごすというリスクも少々あるが目的の史跡などがわかっている場合などは効果絶大だ。
デメリット
ブロンプトン最高!といいたいところだが難点
高い。20万円した。物価高と円安が進行した2023年ではおそらく25万円ぐらいからになっているのではなかろうか。残念ながら自転車そのものに1万円程度の価値しか見出さない大部分の人にとってはあまりにも高い自動じゃない二輪車だ。
重い。13kgぐらいある。乗って楽しいブロンプトンだが持ち運んで地獄を見るフォールディング自転車だ。あまりにもコンパクトにフォールディングできるのは有名だがそれって持ち運ぶためのコンパクトさではなさそう。ただ単に収納場所が小さくて済むからというだけみたいだ。
おかげでバックドアの内張りがボロボロww
自動車のリアラゲッジに収納できるのは結構なんだがN-BOXのラゲッジには少々きつくてバックドアの内張りがボロボロになってしまう。
なにか対策を施せば予防はできるだろうがいまだに無策のままだ。
空気が抜けやすい問題
これはブロンプトンに限った話ではないかもしれないが空気が抜ける。まあなんでも抜けるのには違いないし自動車だって定期的に空気圧を上げないとだめなんだけど。
ただ妙に抜けやすいというのはもしかしたらタイヤのバルブの問題だけかもしれないのでブロンプトンそのものの固有の問題ではない。
まとめ
ブロンプトンを買ってから自動車のリアラゲッジが常備の収納場所となっていていつでも自動車移動のときはブロンプトンと一緒なわけでどこかへふらっとドライブに行ったときでも気軽に近くを徒歩よりは効率的に廻ることができる。
ブロンプトンである必要はないが、キックボードは使う気がしない。坂道上がれないだろうしちょっと違う気がするから。
ブロンプトンに近くていい感じの自転車はほかにいろいろあるのでこの記事からなにかビビッと感じた人がいたらやってみてもいいのではないか。
▼こういうクソ安いのは絶対後悔するだろうから絶対おすすめしない。
▼ブロンプトンに形がそっくりで重量が7kg程度で価格もかなり安いので買い替えたいぐらいのもの。
▼ハリークインの電動タイプ。これが本命だな。