メーカー様から無料で商品をご提供いただいてネガティブなレビューを書くのは心苦しいのですが黙っているとこちらもストレスになりますので口幅ったいながら歯に衣着せず書かせていただきます。
決して主観的感想だけではなく客観的におかしいと思う部分もありますのであえて公開します。
その代わりといってはナンですがAmazonの商品詳細でのレビューは目下のところ遠慮しておきます。というのはあちらは星5個集めているようですので、ここでぼくが水を差すようなことをしたら空気読めない奴ということになってしまいますwww
超薄0.2mmと謳っていながら実際は0.35以上www
▼最初に結論から書きますが、超薄0.2mmと書かれている商品ですので0.2mmの薄さなのかあスゴイなあと思っていました。しかしせっかく業務用のノギスを持っているので測ってみたらなんと少なくとも0.35mmありましてアレ?と思いました。
開封
▼一応開封いたします。結論としてはネガティブレビューなのであまり購買の参考にならないかもしれませんが、残しておきたいと思っておりますのでできるだけ思っていることを吐き出しつつレビューしていきます。
地味でシンプルなパッケージで届き好感が持てます。
▼なんとこのガラスフィルムは1つの商品で同じものが2セット入っています。つまり1セットはモロに失敗しても全然大丈夫!ってことです。この点を見てもかなり良心的ではないかと思います。しかも2セット入っているからって別に値段も高くないんです。記事執筆時点で799円ですよ。
▼取出しましたるガラスフィルムはこのようになっていて端にシールが貼ってあり、まずここから剥がして作業開始であるということがわかりやすいです。
貼り付け作業
▼その剥がし用シールをめくると薄い保護フィルムが剥がれます。これを剥がしたらiPhoneに被せるように貼り付けるわけです。
▼と、その前に未練は残りますが自腹で買って前から貼ってあったガラスフィルムを剥がします。万一の2枚連続大失敗のためにできれば丁寧に剥がして再利用できるように保管しておきましょう。
貼ってみた状態
▼え?これで終わりじゃないよね?このあと上の段にあるのを剥がして下の段の薄そうな部分だけ残るんでしょ?って思いましたが、どうも上の段だけ剥がせそうもないんです。
おいおい嘘だろ?って思って1枚オシャカになるのを覚悟で全体を剥がして内側の小さめのものだけ剥がれるのか試してみたら内側の小さいフィルムは樹脂でできていてガラスではありませんでした。
▼真横から見るとこんな感じでした。iPhone6/6s/6plus/6sPlusの液晶部分の縁はラウンド形状になっていますから下のフィルムは平らな部分ぎりぎりまで貼ってあって、上のガラス部分は縁が浮いた状態でこのようになるのです。
どうしても納得できず気になってメーカー様に問い合わせてみたところ、以下のような回答をいただきました。
「市場調査をしたところ完全に画面をカバーできるフィルムが一番ニーズがあり、それを満足させるためにこういう形状になった」
とのことです。
これは仕様です。
了解!!それはそれで結構です。でもぼくは前までの液晶の平らな部分だけに乗っているタイプのガラスフィルムでまったく満足していました。それなのにこのガラスフィルムは端っこが浮いているのです。
だって何かケースをつけないと完全に浮いてますよ。モノにもよりますがケースを着けたらなんとかツライチで一致しますがケースを付けない裸族の人だったらちょっと引っ掛けたらパキンとイキそうです。不安です。
結局最後は元に戻す
▼どうしてもストレスが貯まる貼り付け状態のガラスフィルムだったので意を決して剥がしてしまいました。
そしてあらためてガラス部分と樹脂フィルム部分の合成された状態で厚さ測定したら0.45mmあります。0.2mmってどこのことだ?
一度剥がしたガラスフィルムを再び貼るには
レビューの主旨からちょっと外れますがやや関連しますので一度剥がしたガラスフィルムを再び貼るまでの手順を披露します。
- ガラスフィルムのサラサラしている方と少しペタっとしている方とで裏表があるので確認する
- どうしてもわからなかったら側面から見てエッジが丸くなっている側が外側と判断する
- 一旦両面水洗いする
- 息を吹きかけるなどして水気をある程度払う
- 風の当たらない場所でシールでひたすら表面のホコリ・チリ・ケバといったゴミを剥がし取る
- このとき多少水気があってもやっているうちになくなってくるので気にしない
- 液晶に貼る側だけでなく両面キレイにする
- 液晶に貼る側だけキレイにすることは困難
- どっちにゴミがついているか見ただけでは判別できないから
- 指紋ヨゴレとかもできるだけ両面とる
- 少なくとも貼り付ける側のゴミを除去できたら液晶に載せて貼る
液晶画面も同様にキレイにしておくのは言うまでもありません。
今日はこう思ったよ
やっぱり元に戻して前のガラスフィルムのほうが断然よかったということを再実感しました。
▼これが元にもどした気に入っていたほうの自腹で買ったガラスフィルム。こちらは測ってないけど0.33mmというのは結構信ぴょう性あります。
今回個人的には気に入らなかったガラスフィルムについては具体的な商品へのリンクは自粛させていただきます。