出雲への輪行に備えてCLEANSPEEDのESPRESSOを袋詰めする練習をしてみました。
テーマはどうやって仕舞ったら最もコンパクトになるかです。
何も外さないし捻らないパターン
外せる候補はサドルとハンドルです。
まずはハンドルとサドルを外さずに袋詰めするのが一番楽なのでそのパターンでやってみました。
使用する輪行袋はオーストリッチのL100です。
横から持って運ぶので便宜上この面から見て左右方向をX、奥行方向をY、高さ方向をZと呼ぶことにして話を進めます。
(ちょっと理系っぽいかな?本当は文系ですけど)
そこそこコンパクトな見た目にはなるんですが、
いざ輪行袋に入れてみると、
ハンドルの幅だけY方向が広がってしまってます。
内部ではずいぶんデッドスペースが生まれているような気がします。
正直言って勿体無いです。これでは全然コンパクトな輪行は実現できません。
しかも何ですか?
手作りのスマホホルダーの類が飛び出てしまって袋の中に収まり切れません。
いくらなんでもこれは酷い。
ハンドル外すパターン
ハンドルを外すと実はものすごくグリースが付いていて嫌なんです。
ですから思い切って拭き取ってしまいましょう。
ドロドロについている必要はないと思います。
グリースを拭き取ったあとでもベトつきはありますので、このようにティッシュなどで包んでおくと服や他の部品が汚れずに済みますね。
そうして、袋に入れてみました。
ややコンパクトさは先ほどのような、なにも外さないよりは有利になっているようです。
横から見た目も先ほどとは比べものにならないほど、Y方向がコンパクトにまとまっています。
素晴らしい。
真上から見下ろした様子でも突起が無いので、それほど大荷物であるという印象がありません。
ただし、外したハンドルの置き場でどうしてもこのようにアクロバティックな配置になってしまいます。
ハンドルポストがスポークに当たっています。
心あるライダーでしたらこのような輪行スタイルは我慢できないのではないでしょうか。
折角輪行しても袋から出したら乗れなくなっていたという最悪の事態になりかねません。
輪行時の持ち方
ここで一旦話がそれますが、持ち方はどうするのが良いかということも同時に考察してみました。
上から手を突っ込んで上管(ここ何回かの記事でこう表現していますが本当の呼び方がわかりません)を握るとバランス的に良いようです。
図で示すと矢印のところを握って持ち上げるとそこそこ左右のバランスが耐えられないほど違いませんでした。
この位置でも重量のバランスは微妙に違いますが、ちょうどサドルが脇の下に入り込み、脇で抑えることによって安定を保つことができます。
ハンドル回転させるパターン
次はハンドルだけを回転させてみます。
最初の何も外さないパターンではサドルを回転させていました。
サドルの高さによっては、サドルもハンドルも回転させずに畳むと干渉するのです。
そこで今度はハンドルを干渉しない位置に回すとともに、サドルの高さ調節もしてみました。
結果は微妙にNGです。やはりハンドルにつけたガジェット類が袋に収まり切らず飛び出てしまうのです。
ハンドルになにも余計なものを付けない方は、この方法でも十分有効だと思います。
サドル外してハンドルを回転させるパターン
では最後に本命であるサドルを外すパターンを実験します。
サドルポストは外したあと、きれいにサドルポストが立つところ(名前調査中)の後ろにすっぽりと収まります。
上から見ても結構コンパクトにはなっているかと思います。
袋にしまってみます。
やっぱりスマホホルダーが飛び出てしまいます。
このスマホホルダーさえなんとかすれば何やってもコンパクトにはなるかなと感じつつあります。
まとめ
結局、自分で作ったスマホホルダーに悩まされるということが判明しました。
また、このCleanspeedのEspressoは頑張ってもそれほどコンパクトにはならないということがはっきりわかりました。
じゃあ、折り畳み自転車買った意味があるんかいという話に戻ってしまいそうですが、多少クロスバイクよりは小さくなるのです。
もう少し研究が必要かもしれません。もっと良い方法をご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。