以前に会社業務で使うという名目でカメラをほぼ自分専用に買ってもらって公私ともに好きなように使わせてもらってました。
そのカメラについては別の記事で書いていましたので興味のあるかたは参照ください。
https://jitenshatoryokou.com/i-want-olympus-xz-1-10039.html
その気に入っていたカメラのレンズが急に動かなくなってカメラとして機能しなくなってしまいました。電源を入れると冒頭写真のようにメッセージが表示されて反応しなくなってしまったのです。
パチもんのレンズキャップをつけていて写真に映り込む不具合を自力で解決したのがいけなかったのでしょう。二度とパチもんは利用するまいと思ったのは当然として会社のお金で買ってもらったカメラだし、会社の仕事でも半分(または1/3くらいw)は使っているので堂々と会社のお金で修理しようとオリンパスに問い合わせました。
当然ながら保証期間は切れているので有償になりますが、会社名義だしなにより業務で使うものなのでいくらかかっても仕方ありませんというつもりでおりました。
そしてカメラを送って待つこと数日・・・だったかな。電話がかかってきて「すでに交換用のユニットがない」という旨でした。+14000円ぐらいで同等(!)の新品に交換する用意があるが「どうしますか」ということを言われたので「そりゃ新品に変えてくれるのなら14000円ぐらいお安い御用」と見積をもらって稟議をさっさと通して交換という運びになりました。
最新型ではなく少々型落ちではありますがどんなカメラか紹介します。
オリンパスちょっとゴツいコンデジSTYLUS 1s
開封と外観
▼まあ箱はどうでもいいですね。
▼カメラがない状況でカメラを撮影ですのでiPhoneにて撮影です。
- カメラ本体(レンズキャップ付き)
- 充電器とケーブル
- ストラップ
- バッテリー
- パソコン接続用ケーブル
- ドライバーCDと説明書など
▼まずうれしい誤算は純正の(あたりまえか)レンズキャップが最初からついているということです。普通のキャップを自分で付けたり外したりというのは頻繁に写真を撮るようになると結構やっかいなものです。
▼そしてもうひとつ嬉しいのはコンデジなのにビューファインダーが今どき装備されているという点です。これがあると昼間の屋外撮影でやっぱりひと味ちがうんですよ。
▼そして今回のSTYLUS 1sは液晶モニターが上下にチルトします。別に驚く機能ではありませんがこういうの自分としては初めてなので驚きとともに嬉しさを噛みしめてます。
あくまでも会社所有のカメラでしてぼく個人のカメラではありませんが、ほぼ独占的に使ってますので実質自分のみたいなもんでこれだけのものが手元にあると腕が鳴るというものです。
STYLUS 1s 機能
すでに旧モデルではありますがざっくり機能を整理してみます。
STYLUS 1s | コンパクトデジタルカメラ STYLUS | オリンパス
- 男心をくすぐるボタンとかダイヤルの多さ
- 瞳検出機能
- 液晶モニターはタッチ操作も可
- 3D水準機能つき
- Wi-Fi機能内蔵でスマホに送れる
- スマホをリモコンとして使える
- スマホ利用で写真にGPSタグ追加できる
- いろいろなエフェクト機能
- タイムラプス撮影機能
- ハイスピードムービー
- 撮影可能枚数450枚のバッテリー
いちいち機能の詳細には触れませんが、特にくすぐられたのが上記に挙げた機能です。ほかにもいろいろありますのでご興味があればメーカーサイトで確認ください。もっとも最新モデルではないので今はもっとスゴイのが市場にあると思います。
ここが気に入った
さて、数日使ってみて気に入った点を挙げてみたいと思います。
- 液晶が上下にチルトできる
- ファインダーがついている
- 解像度がさらにアップ
- カスタム設定を2種類登録できる
- 最初からレンズキャップがついている
液晶が上下を向くというのはまだ使っていない機能ではありますがいざというとき便利ではないかと思います。稚拙な想像力ながら想定される用途はイベント等での後ろからの撮影、地面すれすれの昆虫の撮影などでしょうか。
ファインダーが付いているのは晴れた昼間の屋外での撮影には重宝します。
解像度が大きいので今までと同じ写真でも後から見て詳細を確認するのがさらに容易になります。
カスタム設定を2種類登録できるので例えば1つはスーパーマクロ撮影に適した設定、1つは風景撮影に適した設定というようにしてとにかく撮りたいときにすぐ撮れる体勢にできます。
最初からレンズキャップがついているのでいちいち外したり付けたりの手間が要らず快適この上ないです。
ここが気に入らない
もちろん手放しで気に入ったわけではありません。中には前のカメラのほうが良かったという点もあります。
- 絞り値(F値)が最小2.8
- カメラにケーブルを繋げて充電できない
- マクロ機能がいまいちみたい
前のXZ-1では絞り値1.8まで小さくできたのでそれより機能として劣っている(?)と解釈しているのですが間違っておりますでしょうか。
絞り値を小さくできるということは焦点の合う距離を狭くできるということと同義とおぼえていますのでいわゆる「ボケ」効果が違ってきます。ある1点だけピントが合ってほかがボケた写真をキレイに撮りたかったらF値(絞り値)を小さくするとやりやすいです。一眼レフ用の交換レンズではf/1.4とかありますから小さくできるほうが良いと単純に理解しています。
カメラにケーブルを繋げて充電できないってちょっとイタい機能じゃないのって思うんですけど今どきのカメラってそうみたいで、カメラとUSBケーブルで繋げて充電というほうが少ないみたいな・・・
ほかのメーカーもそういう流れのようです。ちなみに450枚撮影できるほどのバッテリーということなので実質的には1日充電しなくても持ちそうです。
一応仕事で接写を頻繁にするのですがマクロ撮影機能がいまいち満足できないというレビューを価格コムだかで見かけました。最小至近距離が50mmぐらいだとか。前のXZ-1では1cmぐらいまで寄って撮影していたのでこれちょっと不満です。まあやりようはあると思いますのでときどき不満に感じるぐらいかなあとも思っていますが。
まとめ
やや不満点はあるもののもちろん致命的に不満な点はなくこれからブログのパートナーとして末永く(3年弱?)使っていきたいと思います。