そこそこ気に入ってるバッグにこんなのつけてみました。
そう、分かる人にはわかると思いますが、ブロンプトンのキャリアブロックに取り付ける部分です。
▼オリジナルがこれね。このブロンプトン純正Sバッグを購入したときのインプレッションレポートはこちら。
で、このSバッグを買って間も無く気づいたのがSバッグって大きすぎて普段使うにはちょっと持て余します。だから自分のお気に入りのもう少し小さめのバッグをブロンプトン自転車に取り付けたいと思ったわけ。
で、その方法について。
ブロンプトンフロントキャリアブロックにつけられるやつ
用意するもの(材料)
- フロントキャリアブロックアダプター
- M5x15〜20mmのトラスネジ＆ワッシャー＆ナット
- ラティス
- 樹脂板
まずはなんていう名前なのか不明なのでつけられるやつと呼んでしまいたいですが実際にはフロントキャリアアダプターとか呼ぶらしいです。画像もeBayにリンクしてます。Amazonでは同じものは見つかりませんでした。
Bike Front Bag Carrier Block Adapter
そう、これさえあればほぼなんでもブロンプトンの自転車の前に取り付けられてしまうのです。
それとM5x20mmのトラスネジセットを買いました。M6サイズの太さまで通せますがあまり太いネジを使うと重くなるのとゴツくなるのとでM5が一番おすすめです。逆にM4だと細すぎて強度に不安が残ります。
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Amazonでも売ってるけど数本レベルでは売られていないので近くのホームセンターへ買いに行きましょう。おそらく小ねじとワッシャーとナットが8セットぐらいで200円弱程度で売られていると思います。
ラティスは100均で買いました。
樹脂プレートも100均で昔買ったものを使いました。
ブロンプトンフロントバッグキャリアブロックアダプター外観
届いた実物を見るとよくできてます。3Dプリンタではなく金型で作ったっぽいです。ただしブロンプトンの正規品（純正オプションパーツ）としてブロンプトンから出ている製品ではなさそう。まあ使えればいいかってことで。
ただ思っていたのとちょっと違うのはフランジ部分つまり４つの穴が開いた平らな部分が厚さ5mmぐらいあるのね。もう少し薄いとすっきり見えたけどまあ強度の面で仕方なかったのかそれとも樹脂を整形するのにこれくらいの厚さが最低限必要だったのか不明です。我慢です。
実はこの樹脂タイプのアダプターのほかに金属製のものも売られています。こっちのほうが薄くてスリムっぽいけど価格はちょっと高めです。まあブロンプトン本体に比べたらどっちも安いもんなんだけど。
それはそれとしてまずはアダプターを調達します。
位置決めしてバッグに穴開ける
さてここからは後戻りできない工程です。
お気に入りのバッグを出してきて位置を決めて穴をあけます。
ちなみにこのお気に入りのバッグはキックスターターというクラウドファンディングサイトで出てたバッグでもう市販はされていないっぽいです。
完璧にお気に入りというわけでもないんだけどブロンプトンの前につけるにはちょうどよい大きさなのでこれを加工します。
キャアリアブロックアダプターを置いて細いペンで穴に印をつけて生地に穴をあけます。
生地にうまく穴を開けるのは難しいので▼こういうのを使います。
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こういうのを一つ持っておくと何かと役に立ちます。このドットボタンキットの中にちょうどよい穴あけパンチが入っています。
樹脂プレートにも穴開ける
樹脂プレートは1mm程度の厚さがあれば何でも良いかと思います。普通に売られてなかったらクリップボードなんかを切っても良いでしょう。
同じようにキャリアブロックアダプターを置いて4箇所同じ位置に穴をあけます。これは上記のドットボタンについているパンチを使っても良いでしょうし、ドリルを使っても良いでしょう。
100均のラティスを適当にカットする
100均で売っていたワイヤーラティスを使うのが一番簡単で骨として強度が保てるかなと判断しました。
本当は上記樹脂板だけで済ませたかったのですが、Sバッグでのあの頑強な骨パイプを考えると半端な強度ではバッグがヘタれてしまうと考えられます。実際上記樹脂板だけで最初組み立ててみたらヘタれました。
そこで下記のようなワイヤーラティスを買ってきてペンチ等で不要な部分をカットしてちょうどよい大きさに仕上げます。針金の細い部分はペンチで簡単に切れましたが、外枠の太い針金はペンチでは切れません。傷だけつけてあとは何度も行ったり来たり曲げを繰り返して折りました。頑張ればなんとかなります。
組み立て
ラティスをバッグの内側に置きその上に樹脂板を乗せ共締めします。ドライバーとプライヤー等があれば簡単です。
完成
外側から見るとこのようにキャリアブロックアダプターだけが見えています。あとネジの先端がむき出しになっていますが怪我をしないよう気をつけましょう。
ブロンプトンに装着
さて、出来上がったバッグをブロンプトンに装着してみましょう。
違和感無いですねえ。素晴らしい！！自画自賛します。
▼実際のマウント部分もまったく干渉なしで純正と変わりません。
▼注意するのはあまり背の高いバッグにこれをつけるとハンドルと干渉して回せなくなる危険がありますからそれだけです。
そしてちゃんと中に骨を入れているのでバッグがヘタれません。骨を入れないとキャンバス製のバッグではほとんどヘタれますから骨は必要です。
まとめ
Amazonではなぜか売られていない今回のフロントキャリアブロックアダプターを2000円足らずで購入できてしかもオキニのバッグに取り付けできましたからサイクリングがまた楽しくなります。
2020年前半の新型コロナウィルス自粛傾向として集団サイクリングはしないでもっぱらソロライドがトレンドでしょうから、こういうバッグをつけて一人で走る分には全然浮きませんから大丈夫ですよ。
Bike Front Bag Carrier Block Adapter
