週末どこいこうと「埼玉 猫スポット」とググってみたら家からほんの1時間程度のところに立派な神社があり猫スポットとしてもそこそこ有名なところがあるらしい。
なんでもいくつか紹介しているブログなどによると猫が常時数十匹ぐらいは常時いるらしい。
ということでどんなだか行ってみた様子をレポートしたい。
出雲伊波比神社の基本情報とアクセス方法
出雲伊波比神社の基本情報
- 住所:〒350-0465 埼玉県入間郡毛呂山町岩井西5丁目17−1
- 電話番号:049-294-5317
- 社務所受付時間:不明(たぶん9:00〜17:00ぐらい)要確認
- 御朱印:あり(300円)
- 駐車場:無料ありただし数台
- 公式サイト:公式ではなく毛呂山町のサイトの一部 出雲伊波比神社
出雲伊波比神社へのアクセス方法・行き方
毛呂山町のサイトから内容拝借します。
JR八高線毛呂駅から徒歩5分。
東武越生線東毛呂駅から徒歩10分
関越高速道「鶴ヶ島I.C.」または首都圏中央連絡自動車道圏央「鶴ヶ島I.C.」より車で約15分
引用元:出雲伊波比神社
出雲伊波比神社の由緒・御祭神・御利益
出雲伊波比神社の由緒・歴史
第十二代景行天皇53年(西暦123年)ヤマトタケルノミコトは天皇から「東国に朝廷に従わないものがいるので平定せよ」との命により東国を平定し、凱旋の折目的を達成されたことをお喜びになられ侍臣武日命に命じて社殿を造営された。
参拝のしおりより
出雲伊波比神社の御祭神
主祭神
- 大穴牟遅神(おおなむちのかみ=大国主命)
- 天穂日命(あめのほひのみこと)
合祀神
- すせりひめのみこと(スサノオノミコトの娘でオオクニヌシの妻)
- 息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)
- 豊受姫命(とようけひめのみこと イザナミが病で死ぬときに出した尿から生まれた神の娘)
- 菅原道真公
- 加具土神(かぐつちのかみ イザナミが生んだ火の神であるがイザナミがほと(陰部)を火傷して死に至ったためイザナギから殺される)
- 素戔嗚命(スサノオノミコト イザナギの子 三貴子の一柱)
- 建御名方命(タケミナカタノカミ 大国主の息子で諏訪大社の主祭神)
- 大山昨命(おおやまくいのみこと)
- 少彦名命(すくなびこな 大国主を助け国造りに協力した)
- 上筒男命(うわつつのおのみこと 住吉三神の一柱 イザナギが黄泉から帰って水で身を清めたとき水の浅いところで生まれた神)
- 大日孁貴命(おおひるめのむち=アマテラス)
- 天鈿媛命(アメノウズメ アマテラスを天岩戸隠れから岩を開かせた女神)
- 伊弉諾命(イザナギ)
- 誉田別命(ほむたわけのみこと=応神天皇)
- 高麗神
- 大雷神
出雲伊波比神社の境内の様子と雰囲気
初めて行ったときは猫の子一匹いなかった出雲伊波比神社
見出しからいきなり結論を言ってしまって申し訳ないがまさに文字通り猫の子一疋いなかったというやつだ。
▼代わりと言ってはナンだが水泳の瀬戸大也選手の出身地がここ毛呂山町でなんと流鏑馬の的のひとつに彼の写真が掲げられている。ちょっと意味不明。
▼それはさておき確かに猫がここらにたくさんいるらしいということはあちこちに掲示されているこのような看板から察することはできる。
どうやら猫が多すぎてこの神社やその氏子たちは迷惑していると見た。
▼それにしてもどんなに神社や氏子どもが迷惑していようと猫はそんなのお構いなしにそこらでまったりしていようなものだがまったく見当たらない。
当日の天気は快晴、気温はおよそ20超えだったので日向ぼっこ日和といっても過言ではない。
しかし一匹もいない。
いたのは七五三のお参りと見られる家族連れが数組と前日だかに行われた流鏑馬大会の名残を惜しんで井戸端会議をしている年寄り共が数人だけだ。
おそらく察するに年寄りどもがネコを見かけると「シッシッ」などと追い払っていて誰もいないときならネコはリラックスして人前に出るかもしれないが近所の年寄りどもが境内にいると怖がって姿を現さないのかもしれない。あくまで邪推です。
そんなことないかもしれないが、ネコがうろちょろして迷惑などと言っていると年寄りばかりの町になっていずれ廃れてゴーストタウンになりますよ。毛呂山町なんてあまり便の良さそうな町じゃないんだから。
それよりネコさまが大勢居付いているのならネコの神社としてアピールすればいいじゃない。
猫好きが全国から集まって町にお金が落ちるよ。かくいう我々家族もこの日は近くのスーパーに寄って少しだけお金を使ったんだからさ。
もっとネコがいたらもっとお金を落とす気になったかもしれない。
それと駐車場があるんだかないんだかわかりにくかった。猫様を探しながらぐるぐる歩き回ったら駐車場らしいところを見つけたけど初めて来たらとてもわかりにくい。
猫様が重要文化財の社殿を荒らすのが困るなら猫様の住まいだとか爪とぎ用の設備とか作ってやればいいんじゃないのかな。なんて想像で勝手なことを書いたけどなぜ一匹もいなかったのかホントのところは不明。
だからネコだらけなんてガセかよ?って疑ってしまう。本当にたくさんいたら近いからしょっちゅうサイクリングがてら来たくなってしまうかもしないのに非常に残念でした。
運が良くないと会えないのかな。
猫いた
別の日にもう一度行ってみたら社務所の横の崖っぷちと隣合わせの小屋みたいなところが寝蔵らしくそこにたくさん猫がいました。
▼招き猫に向かって熱心に拝んでいるのかと思いきや溜まっている水を飲んでいる猫。
▼同じような写真を載せてしまってますが、同じ猫を撮っているのか違う猫がまた現れたのか不明なので連写してしまってます。
▼時間を少しずらすと位置が変わっていて結局何匹いるのかわからず多少のワクワクはあります。意外に10匹ぐらいはいたりして。
▼猫があんなところにも。
鳥居と狛犬
ちょっと古そうな狛犬の足元にも実は猫が昼寝していました。
手水舎
向かって左手に手水舎があります。
拝殿と本殿を望む
▼この日は赤ちゃんの初宮参りをしている家族連れらしき人たちだけいて静かでした。もっともお祭りのときでもなければ賑わうことはなさそうです。
▼本殿は一間社流造(いっけんしゃながれづくり)という建築様式らしい。
▼夕方近かったので東側から撮ると逆光でなんだかわからない写真になっています。
▼摂社か末社かなにか。
▼森に囲まれていい雰囲気ではあります。
出雲伊波比神社の御朱印と御守
出雲伊波比神社はこんな人におすすめ
1度目に訪れたときは猫の気配をまったく感じませんでしたが、秋晴れの夕方近くにフラッと行ってみたら数匹ようやくあえました。
猫でやや有名な神社とのことなのでこれで納得できました。餌を与えないでくださいと強く貼り紙に書かれていたのでやれなくて少々残念ではありますが神社なりのポリシーがあるのでしょう。
あと余談ですが御朱印を書いてくれた神職の女性はあまり愛想は良さそうではありませんでした。まあ土日もなく朝から晩まで社務所にいなければならないので大変なのでしょう。愛想があまり良くないからといってSNSなどで苦情を垂れないようにしましょうね。
立派な御朱印をたった300円で書いてくださるし由緒書もただでくださいます。
ということで猫好きにはおすすめできるとようやく言えるようになりました。
【関連】
過去にもネコスポットに会いに行ってほとんど会えなかった場所と悪天候でたくさんのネコには会えなかった場所とそこそこいて嬉しかった場所があります。