風呂場の排水口というのは自分でちゃんと掃除しないと髪の毛を始めとする汚物が溜まって大変なことになります。
なにが大変かというと水が流れなくなるのです。
地域によっては大雨が降っただけで下水の流れが悪くなるところもあるかもしれませんが、風呂場の排水口は定期的に掃除しないと定期的に流れが悪くなります。
こればっかりは放っておいても流れるようになりません。
こういう洗浄剤でキレイにすりゃいいじゃん、いちいち自分で掃除するなんて「メンドイわ」なんて考えている方は要注意です。
確かに洗浄剤はパイプの側壁についた汚れを落としてくれるかもしれませんが、髪の毛まで溶かして流れ落とすとなると相当量が必要になってくると思います。
相当量とまでいかなくても髪の毛まで溶かして流れ落とす薬品を想像してみてください。
そりゃきっと強力でそれが海に流れたら環境にもよくないんじゃないでしょうか。
今回は特にノウハウは詰まっていませんが、我が家のお風呂の排水口付近の様子をお伝えすることで、もしみなさんの家が新築だったら早めに構造を掴んでおすすめする者です。
なぜなら構造がわからないうちにどうしようもなく汚れたらいったいどこまで深くまで手を突っ込まなきゃいけないんじゃ?あー?という羽目に陥るからです。
ある意味トイレよりハードな現場です。
ということで排水口の部品群ごらんください。
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排水口の構造
冒頭画像は普通の人が掃除できるところまで排水口の部品を取り外して掃除が終わった状態です。
掃除を始める前の外した状態ではありませんよ。
掃除が終わってもまだこんなに汚いなんて掃除する前の状態は推して知るべしですw
▼奥から説明すると一番奥の方に見える円形のものは外せません。あの奥はもう排水パイプになっているはず。
次に丸い器のようなものを入れます。ここには常に排水が貯まるようになっていておそらく下水から生物の侵入をここで防ぐ最後の砦なのでしょう。
その上にすり鉢状の部品が乗り、さらに上にクモの巣状の部品が乗ります。ここらへんまでの部品は普段ぜんぜん人目につかない奥に潜んでます。
▼さらに手前に髪の毛をキャッチする長方形状のフィルターが置かれます。つまりやや細かめのフィルターがあってその下にやや目の粗いフィルターがあるという構造です。
▼さらにその上には黒い部品が乗りフィルターに引っかかった髪の毛が目立たないようにしています。これはただ目隠しのためにあるだけでおそらくほかの役目はないと思っています。
目につかないからってずーっと掃除を怠っているとこの左右の溝に水が流れ込みますが中央に水が流れ込みにくくなって「どうも水はけが悪い」となってきます。
▼最後に湯船の側面の板を嵌めてパッキンを下に押し込んで元通りにします。
カビが心配
我が家は女性が過半数を占める家族構成なので1ヶ月に一度は排水口を掃除しないと大変なことになります。
実は恥ずかしながら今回ぼくが初めてまともにここの掃除をしました。
それまでは美魔女(嫁氏)がほぼ毎月やっていたのですが、たまたま猫のトイレ掃除を風呂場でやったついでに気になったので重い腰を上げたのでした。
それにしても手前のエプロン(パネル)を外してみると黒い汚れだらけでカビキラーを噴霧したぐらいではどうにも解決しそうもない様子でした。
風呂場の湯船の側面のエプロン(パネル)はたいていどこのうちの風呂でも外せるようなのでなるべく小まめに外して掃除したほうがいいですよ。
とくに喘息とか危惧しているなら風呂場はできるだけ乾燥させた状態に維持したいものです。湿気があると湿気&皮脂でカビが繁殖し易いですから見えるところだけじゃなくて今回の排水口の奥付近あるいはエプロン(パネル)の裏側のような見えない部分も定期的に掃除したほうが良いです。
でも自分で掃除するのは辛いわって気持ちもあります。
家事代行サービスってどうなのか
ネットで調べたらハウスクリーニングの業者で風呂場の掃除ってのも当然あって価格は12000円ぐらいで排水口まで掃除してくれるのです。
自分で排水口の掃除をするだけで腰は痛くなるし吐き気もしそうになるしで、とても12000円もらってもやりたくないかなって思ってしまいますが、業者に頼めば12000円ぐらいで排水口だけじゃなくて風呂場全部掃除してくれるんだからこれはちょっと頼みたくなってしまいます。
ただし上記家事支援サービスのサイトはエプロンの内側まではやってくれないかもしれません。
エプロンの内側まできれいにしたいと思ったらおそうじ本舗が具体的にやってくれると載っていました。
それによるとエプロン内部の掃除が浴室クリーニングとのセットで19500円(税抜き)〜という価格(記事公開時)でなるほどさすがにエプロン内部までやるとこれくらいかかるかという思いはします。
それでもゴム手袋を通しているとはいえ大量の髪の毛を掴むあの感触と、吐き気をガマンしながらの作業をやらずに済むかと思えば「うーん」高くはないかも・・・