マツダスタジアムの見学ツアーには3種類あるということを以前当ブログで述べた。
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そのうちのバックヤード見学コースを予約できたので行ってみた。普段野球を全く見ないワシであるが何につけても舞台裏というものには興味がある。当初ほとんど撮影禁止区域と言われていたが、実際には2/3ぐらいは撮影可能だったので紹介したい。また撮影禁止の区域については記憶の遡れる限り文章で表現してみたい。
見学開始10分前に集合とのことなので10時20分に正面ロビーに出向いた。実際にはある事情から9時過ぎには既に来ていて周りをぶらぶらと徘徊しつつ、10時になるとすぐ脇にあるカフェでカープ坊やのラテアートされたドリンクを飲みながら時間を潰していたのだ。
集合場所にはカープファンと思しき子供を連れた父母が大勢待機している。母親まで贔屓の選手のレプリカユニフォームを着ている姿を見ると、ぜんぜん野球に関心のない自分が場違いなところに来てしまったような気持ちになる。
実際にはソフトボールを小学校で4年間経験済みで相当上達していたと思っている。しかしあの根性根性ど根性っぽい風紀にどうも馴染めず、さらにもっと馴染めなかったのはチームプレーというものでそれ以来スポーツにしろなんにしろスタンドプレーオンリーだw
Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島|利用案内について(貸出施設の紹介)
なおここから先は具体的なツアーの内容に触れるのと写真も掲載しているので自分で見るまで知りたくないという人は別の記事を読んでください。
▼レプリカユニフォーム来ているママもいて広島弁喋ってたら怯えてまうわ。
スタジアムバックヤード見学ツアー詳細
通路から練習用具倉庫
ロビーから通路に入る。ここを選手が毎回歩くのだ。「あの黒田選手がコマーシャルでも歩いた通路です」と言われたが、ピンとこなくて残念だった。通路沿いにはいろいろな部屋があったりダッグアウトやブルペンへの出入り口がある。
ところで一塁側と三塁側でホームチームとビジターチームが決まっているがホームチーム側である三塁側の通路はドアの色がチームカラーの赤に塗られている。逆は黄色だったり白だったりだ。
ここでまず練習用品の置いてある倉庫に案内されたがここは撮影禁止だ。練習で使っている大きなネットやバッティングマシーンやらの備品や機材がいろいろ置いてある。別に秘密にしなくてもよかろうと思うのだが何かノウハウが隠されているのだろう。素人ましてや興味のない者にはわからないが。
その倉庫と球場が直結している大きな扉を開けてくれて倉庫から球場内を見ることができた。グラウンドには足を踏み入れてはいけないということなので境目に皆で立って見渡した。それはレフト線のポール付近でここから練習用品を出し入れしていたのだ。そのレフト線突き当りのグラウンドと同じ目線位置に砂かぶり席があった。50人分ぐらいあっただろうか。ここからレフト線に飛んで来る打球が見られるのだ。
外部ヤード
一旦通路に戻り1つのドアから球場の外部に出る。3塁側外野、球場正面から見て左奥にも券売窓口がありそこから入ると先ほどの三塁線ポール下の砂かぶり席の後ろから観覧できる。またただ見エリアというのがあり砂かぶり席の後ろや外の階段から上がって外野観覧席のさらに外からも見ることができる。
外部通路は妙に広くなっているが、選手がタクシーで球場に乗り入れたあとタクシーはここを通って帰るというルールがありタクシーや搬入車両も通れる一方通行路となっている。
広島の社用車はもちろんすべてマツダ製でこんなかわいい絵も描いてある。
意外だが球団本部というところには外部者が入れない。マスコミも入れない。したがってその球団本部出入口ドア前には灰皿とベンチが用意してある。ここでマスコミが待機して出入りする人から最新情報を得るらしい。
▼三塁側砂かぶり席の後ろからも見られる。
▼外部通路は選手を乗せてきたタクシーが帰るほか搬入車両も通る。
▼広島カープ社用車はもちろんマツダ製。
▼球団本部ドア前の灰皿とベンチが妙に生々しい。