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娘のママチャリのチェーンが切れたので交換作業して別のことも学んだ

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娘のママチャリのチェーン交換
娘のママチャリチェーンが切れました。これだけサビていれば切れて当然という気もしなくはないのですが、まだ買って5年ぐらいなはずなのでもう切れるかなあというのが率直な感想です。

走っていて切れたそうでそんなの初めて聴きました。

自転車を買い直そうかなと娘は言っていましたが「おいおい、チェーンだけ変えれば使えるんだからまだ使え」とチェーンの交換を勧めました。

いくら安っぽいママチャリでも今までチェーンが切れたという経験は幸か不幸かありません。そこで初めてのチェーン交換、いわゆる記念すべきチェーン交換デビューなので記録を残しておきます。

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ママチャリのチェーン交換

初めて買う新品チェーンはホームセンターで

用意したというか買ってきたのは実際に自転車を使っている娘で、ホームセンターで1500円ぐらいで買って来させました。今回Amazonで買わなかったのは、まず第一に万一間違ってしまうと返品が厄介であること。ホームセンターの自転車売場で係員にママチャリのチェーンといえばこれと教えてもらえたようですので今回はホームセンターでの調達です。
娘のママチャリのチェーン交換

用意する道具

  • 何はなくともチェーンカッター

マルチツールでトピーク製のこんなの持ってましたが、チェーンカッターの部分は使ったことがありませんでした。いよいよここを使う機会が到来したのです。
娘のママチャリのチェーン交換

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TOPEAK(トピーク) ツールヘキサス 2 ブラック TOL17400 – Amazon
平均評価点: 価格¥ 2,592〜(記事公開時)

▼ブロンプトン購入のときについでに買ったこちらのノーブランドのマルチツールにもチェーンカッター機能があります。どちらも構造はほぼ同じですが、押し込む部分の太さが違っていて片方が細すぎ、片方は太すぎという懸念があります。まあ使ってみましょう。
娘のママチャリのチェーン交換
▼これが似てるんだけどチェーン切断ピンの太さが要注意ね。

一応比較して安心する

▼切れたチェーンと新品のチェーンの太さやピッチを比べてみるとほぼ同じであることが確認できました。まずはこれで行けそうという安心。開封できます。
娘のママチャリのチェーン交換

チェーン切断の儀

新品のチェーンを切断します。
切断する前に当然どこで切るか決めなければなりません。
それには前の切れたチェーンの長さが妥当かどうか確認です。

切れた前のチェーンを自転車のギアに嵌めなおして駒1個分不足しているのか2個分不足しているのか確かめます。

引っ張ってみてテンションかけてみると大抵駒1個分の隙間ができるのではないかなと想像します。

あとはその長さに合わせて新しいチェーンを切るのに長さを揃えます。

間違って余分に切ってしまうと戻すのが大変ですから最初1個まだ長いかなぐらいのところで切って練習するとよいでしょう。

初めてチェーン交換をする自分なのに余分に切ってしまうと戻すのが大変などと知ったようなことを申すのは間違って1個短いところを切ってしまったからです。

▼このように並べてちゃんと長さを比較したんですけど失敗しました。
娘のママチャリのチェーン交換

▼外したいリンクの部分をチェーンカッターに嵌めてピンで押していきます。こちらはトピークのマルチツールにて。
娘のママチャリのチェーン交換

▼そしてこちらはノーブランドのマルチツールにてですが、こちらのマルチツールのピンが太くてどうもピン穴の奥まで入っていきません。娘のママチャリのチェーン交換

こちらの自転車チェーンというサイトによるとピンが通るブッシュという穴の径は3.68mmだそうです。

したがって安物のマルチツールだとチェーンカッターのピンが3.68より太かったりして使い物にならないってことが起こりえます!少々お高くてもちゃんとしたところのツールを買わないと銭失いになるなって今回学びました。

▼どうもトピークのマルチツールのほうがピン先が細くてちゃんとチェーンのピンを抜くことができそうです。それなので最終的にはトピークのツールを使って抜きます。
娘のママチャリのチェーン交換

▼最後まで押すとピンがポトンと抜けます。この画像ではツールのピンが無事チェーンのピン穴を貫通しているところです。
娘のママチャリのチェーン交換

▼しかし、先述したように1個切る位置を間違えたので戻さなければなりません。ぼくの指より娘の指のほうが細いので細かい作業には向いています。娘に金槌でコツコツと叩いて戻してもらおうとしました。

最初は金槌で叩いて入れようとしましたがピンの先端がカシメられて僅かながら潰れているので上手く入っていきません。

ちょっとだけ食いついてもその後は入っていかないんです。

それでちょっとだけ食いついたところでチェーン外しのツールに乗せて押し込んだらなんとか入りました。ただし、どこかが変形してしまったようでチェーンそのものがスムーズに動かなくなってしまいました。まあ一箇所だけだから我慢してもらいましょう。
娘のママチャリのチェーン交換

▼さて、正しい位置でチェーンを切断してやりなおしです。確かによく見ると正しい位置で切ればシンメトリーになっていて接続部品を繋げやすいようになってますね。自転車のチェーンというのはよく見ると外側と内側と交互に8の字の金具が重なり合った構造でできています。
娘のママチャリのチェーン交換

接続の儀

▼部品は3つつけます。

まずコの字になった部品を片側から嵌めて、次に8の字になっている部品を反対側から嵌めます。最後にクワガタの角みたいな部品が(C型)留め輪の役目を果たして固定するというわけです。
娘のママチャリのチェーン交換

▼新しいチェーンをギアに通して下の部分でまずはコの字の金具でブリッジしています。コの字の金具は作業する向こう側から挿したほうがやりやすいはずです。ここまでくればもう終わったも同然です。なんならこのままでも終わらせても良いかなって一瞬思っちゃったくらいですよ。
娘のママチャリのチェーン交換

▼最後まで完成させましょう。次に8の時の金具を被せます。
娘のママチャリのチェーン交換

▼最後にC型止め輪の扁平したような部品を取り付けますが、方向があります。「開いたほうがチェーンの回転方向と逆向きになるように留めてください」というらしいです。深い意味はわかりませんが、万一なにかにぶつかった時でも簡単に外れないためでしょう。
娘のママチャリのチェーン交換

直ったか

ここまで取り付けて試走してみたところ特に悪い状況はなさそうです。

つまり直ったといってしまってよいでしょう。

今回図らずもチェーン交換などという作業に携わり良い経験をしました。

注意点として思いついたのは以下です。

  • 切るときに短くならないように最初長めに切って1個ずつ落とすようにしたほうが良い。どうせ端材は再利用できないんだから確実にやったほうがいいです。
  • 間違って短く切ってしまっても走りやすさを犠牲にすれば挽回は効く

ママチャリのチェーン交換を行いましたが、多段ギアのチェーン交換はまた別物なはずです。ママチャリのようになんか全然別の部品で接合するのではなく、見た目が同じになるようにピンを嵌めるのです。やる機会が今後来るか目下のところ不明ですがそのときはそのときでレポートします。

別のことも学んだという件は、安物のマルチツールだとチェーン切断工具の部分が使い物にならない場合があるよってことです。

▼Amazonでも1スピード用として売っているこれならママチャリで付けられるのだと思います。やっぱりホームセンターより断然安いです。

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