欲しいものを買えばバラ色の未来が開けるという幻想

この記事は 約7 分で読めます。

flickr
最近新しいMacbookが欲しくて仕方ありません。毎日価格コムを見たり、Appleのサイトを見たりしながら悶々としている毎日です。

なぜそんなに欲しいのかというとブログを書く効率が上がるのではないかとか、DVD変換の速度が上がるのではないかとか、並列処理をしたときにレスポンスが良くなるのではないかとかいろいろと幻想を抱いているのです。

時は2014年の師走。世の勤め人の手元には間もなくボで始まる臨時収入が入る時期でもあります。

実際にはどうなのかわからないけれど、新しい未知の機器のことを考えるとき勝手にバラ色の未来を想像してしまいがちではないですか。

iPhoneにしても新しいのを手に入れれば生産性が劇的に向上するかもしれないとか考えてしまいそうです。
しかし本当にバラ色の未来が手に入るのでしょうか。
photo credit: ClaraDon via photopin cc

欲しいもの

APPLE MacBook Pro

冒頭でも申しましたが、Macbook Proを手に入れるとバラ色のパソコンライフが待っていると思っています。

ブログを書くのに今使っている11インチのMacbook Airでは画面が狭いこと、メモリ4GBのものを買ったため息苦しいこと、SDスロットがないため仮想的にしろストレージ増設ができないこと・・・などなど。

つまりMacbook Proの15インチメモリ16GB載せたものを買えば、ブログを書くアイデアが泉のように溢れてくるかもしれないし、DVDのリッピングやMP4への変換も数秒で終わるかもしれないし、画面内でいろいろウィンドウを開いても全然狭くないかもしれません。

なんて考えてしまいますが、それは幻想です。

いくらMacbook Proに買い替えようとアイデアが泉のように湧き出てくることはないでしょう。それに数秒でDVDの変換が終わるというのもまだ現実的ではありません。

FUJITSU ScanSnap iX500 FI-IX500

スキャンスナップiX500というスキャナを手に入れればペーパーレスの生活が手に入るでしょう。

毎月間違いなく来る電気代やガス代の使用明細書、3ヶ月に1度ぐらいくる浄化槽の清掃記録書、Amazonやら楽天やらで買い物をしたときに付いてくる納品書や出荷案内書や保証書や説明書など。

あるいは年賀状や回覧板や学校関係の書類など。

あらゆる紙をスキャンしてパソコンやクラウドに入れておけます。
そうすれば外出時に参照することも容易ですし、かさばりません。バラ色でしょう。

しかし、そのために約40000円(2014年12月時点)払うのは果たして本当にペイできるのでしょうか。
一枚ずつhpの贈答用にしてもいいかもしれない複合機でスキャンしてもなんとかなってしまうのではないですか。

東プレ Realforce108UH 静電容量無接点方式統一荷重108USBキーボード(白) SA0100

かつて嫁が留守中に東プレのキーボードを拝借してブログを書いてみたことがあります。
そのとき思ったのは「なんて使いやすいキーボードなんだ!ホワッツアキーボード!」
ということです。
【関連】東プレのキーボード使ってみたがこんなに使いやすいものだったとは
これは自分用にも欲しい!!って思いました。

このキーボードがありさえすればブログを書くスピードが少なくとも30%ぐらいは向上するでしょう。
キーボードでの入力スピードが向上するということは頭で考えていることがすぐ文章化できますから、閃きから文章化までのタイムラグが少なくなり文章も優れたものになるでしょう。

と思いますが、果たしてそうなのでしょうか。
キーボードがいくら一流になったとしても、頭から出てくる文章も即一流になるなんてことはありえません。幻想です。

ドッペルギャンガー LEDグローブライト

ドッペルギャンガーのLEDグローブライトが欲しいと思っています。
自転車に乗るとき、これを装着していれば右に曲がるとき、左に曲がるときに後ろにいるクルマの運転手に的確に意思表示を伝えれられると思っています。

これで安全性が向上し、より快適に自転車ライフを送れることは間違いないことだと思います。

しかし、本当でしょうか。

夜ほとんど自転車に乗らないのにこのような立派なLEDグローブが役にたつでしょうか。
昼間なら手信号で事が足りるのではないでしょうか。

夜自転車を利用することがほとんどないのなら、たまに自転車に乗った時のためにわざわざこのようなLEDグローブを買うということはあまり意味のないことかもしれません。

光るLEDグローブで意思表示して安全な自転車ライフを送れると思っていましたが、幻想でしょう。

ドッペルギャンガー タイヤポンプシートポスト

自転車のシートポストが空気入れになっているとわざわざ空気入れを別に取り付ける必要がなくなります。
しかもその別でつけている空気入れもいつ盗まれるかわかりませんが、シートポストが空気入れになっていれば盗まれる危険も減少するかもしれません。

つまり一石二鳥ということです。

空気入れを別で取り付ける必要がなければ見た目もシンプルでスタイリッシュになりますからさらにメリットがあるともいえます。

いいことづくめです。
しかし本当にそうでしょうか。
ポストの太さは合うのか?長さは長すぎないか?あるいは短すぎないか?
サイクリングの最中に空気入れを使用する機会はそれほど多くないのではないか?

空気入れを使用する最も頻度が高い場所はなんといっても「自宅」です。
自宅にはもっと使いやすい

普通の縦型の空気入れ
があります。

無理にシートポストタイプの空気入れを取り付けようとすると却って車重が重くなる恐れがあります。
よいことづくめと考えるのは幻想です。

BioLite(バイオライト) キャンプストーブ

焚き火をしながら発電ができるというキャンプストーブというガジェットがあります。
これを持ってキャンプツーリングすれば限りなく発電できてiPhoneなどの電子機器をいくらでも充電できて便利なことこの上ないです。

何日もキャンプしながら日本一周はもちろん世界一周も夢ではないと思ってしまいます。

しかし本当にそうでしょうか。
よくよく調べてみるとこのキャンプストーブの発電能力は最大でも4Wです。通常は2Wの能力です。
2WではおそらくiPhone1台充電するのに一晩で終わらないのではないでしょうか。
さらにレビューを見てみると物によってはうまく充電できないものもあるようです。

これさえあればキャンプライフがこの上なく快適になるかもしれないと思ってしまいそうですが幻想かもしれません。

今日の吉田哲也はこう思ったよ

心配事の大部分は幻想であるということと同じように、欲しいものを手に入れれば生産性が向上し人生が豊かになるというのも幻想なのかもしれません。

もちろん欲しいものを全て我慢するべきだなどと言うつもりはありませんが、立て続けに手に入れてもあまりそれほどの効果がないかもしれないので少しずつ身の丈に合わせて手に入れていきたいものです。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。
主張
semiboze(半禿)をフォローする
SPONSORED LINK
チャリパカ(semiboze(半禿の)ブログ)