サイクリングをしているとしばしば膝が痛くなって、せっかくの楽しいはずのサイクリングがただただ苦痛な苦行だけになってしまうということを以前に何度か記事にしました。
https://jitenshatoryokou.com/pain_of_tendon-798.html
https://jitenshatoryokou.com/by_what_was_i_limit_in_cycling-2001.html
そのための改善策としてビンディングペダルのクリートに傾きをつけるということもやってみましたが、無駄でした。
サイクリングしているとせいぜい30kmぐらいでヒザの腱が痛みだす対策について
整形外科にて
整形外科でちゃんと見てもらって「歳のせいです」なのか「運動不足でしょうね」なのかはっきり言ってもらって踏ん切りをつけたかったんです。
毎回痛くなるのをただ諦めるか、改善の余地があれば改善するかを決めるのは医者の知見を聞いてからでも遅くないと思います。
まあ医者には数千円払いますが、それでも自分を奮起させるための起爆となればそんなに高いものではないはず。3本ローラーを買う投資に比べたら1/10以下ですw
というわけで、整形外科に行ってレントゲンまで撮ってもらって診てもらったのが2016年5月6日のことでした。
まず症状(現象・事実)を具体的にいうと以下のような状態です。
- 5年ぐらい前(2011年ごろ)からそこそこ長距離サイクリングを始めた
- だいたい30kmぐらい走ったあたりから右膝が痛み始める
- 左膝は痛くならない
- 昔より痛くなり始める距離が短くなってるw
- そのまま走っていて100km近くが(精神的にも)限界
- そうなるとその日はもちろん翌日も右足は立っているのがやっと
- 歩くと激痛
- 普通に立っているだけならそれほど問題はない
- 大腿骨と平行している筋肉の腱の付け根のすぐ下あたりが痛い
- 両足の内側外側でいうと外側が痛い
- 立ち漕ぎしているときは痛い側の足を立てている方が楽
- 自転車乗る前にちゃんと準備運動してないw
- 普段はまったく痛くはなくストレッチしようがぐるぐる足を回転させようが不自然な痛みはない
お医者さんには上記すべて伝えたわけではありませんで、特に聞かれたことに答えたのみです。医者ですから的確な質問しかしませんからね。
項目最後のぐるぐる足を回転というのは診察の場でベッドに横たわり医者が足を持ってぐるぐるだのギュッギュッだのといろいろストレスをかけてくれましたが、痛みは感じなかったことです。
ヒザの腱が痛む概ね結論
問診と触手等の診察をして先生が言うには準備運動特にストレッチをして腱を十分伸ばしてから自転車乗られた方が良いんじゃないですかみたいな話でした。
恥ずかしながら自転車ってそんなハードにスピード出して乗らなければあまり筋肉には負担かからないから「自転車に乗ることそのものが準備運動みたいなもんじゃん」と思ってました。
でも筋肉には確かにほとんど負担らしい負担はかかりませんが、腱は違うようです。
iPhoneの充電ケーブルで考えてみたらわかるんですよ。
ケーブルで最初に傷みだすところって真ん中へんじゃなくて端子付近の付け根でしょ?あれと同じかなあって思います。
普通の針金を持って引っ張ったり緩めたりしても同じ結果になりますよね。そんなことして遊んだ経験がありませんか。グニャグニャと引っ張って緩めてを繰り返しているとそのうち針金がくたびれてきて断線するのは手で持っている近くです。
それと同じだと思いました。
結局準備運動して予め腱をよく伸ばしておくしかなさそうです。あとは鍛えれば強くなるのか?
少し年上の医者から言われました。「まだ歳だからと諦める歳じゃないでしょ」
つまりこういうこと。
- 自転車だからといって舐めないで準備運動を十分してから乗る
- 毎日運動はできなくとも普段からストレッチを習慣として行う
以上です。
ストレッチしたあとに塗る薬も処方してもらいましたので薬がなくなるまでは毎日ストレッチをする習慣をつけます。
まとめ
似たような症状で悩んでいる人がいたとしたらストレッチを強化してがんばりましょう。
自転車に乗るだけなら決してハードな運動ではないはずですからまだまだやれます。