2018年秋に山口県にちょっとした旅行に行く機会がありまして、そのときは2泊3日でしたがもう昼食も満足に食べる暇もないほどあちこち見まくりました。
それで得た感想の一位は「これは一生かかってもすべて見きれないのではないか。残りの人生使ってでもできるだけ見尽くしたい。そして資料を読み尽くしたい」ということです。
なぜこれほど惚れてしまったのか。理由を整理してみます。
山口県また行きたいっていうか萩に住みたいマジで
歴史的遺産が豊富
2泊3日の旅程で萩だけ廻ったわけではありませんが、萩だけにしてもとても2泊3日では見きれないと思います。
高校生のとき修学旅行で1泊しましたがただ街をレンタル自転車でぶらついていただけなんて機会損失も甚だしい!過去に戻れたら自分をシバきたい。
吉田松陰を始めとして高杉晋作、伊藤博文、木戸孝允、山県有朋、えーっとそれ以外にも桂太郎やら安倍晋三やらいますが、特に関心があるのはなんといっても明治維新前後に活躍した人たちです。
山口県広くないとはいえ萩へ行ったり下関へ行ったり周防(山口県東南半分)へ行ったりあるいは藩の外へ出たりと活躍した人たちすごいって。
でもってそういう人たちの足跡を辿れる資料が豊富にあります。
萩博物館、松蔭歴史館、松蔭記念館(入ってないけど)、東行記念館、萩明倫学舎、長府毛利邸などありますが、そのほかにも史跡として数多くのものが残っています。
スケジュールを詰めすぎて結局どれもじっくり見るというより「来た事実」を作るだけになってしまった感がありましたが、毎日1箇所でもじっくりと見たい読みたいという気持ちが帰ってきた今となってもずーっと心のなかで燻っています。
ネットで調べてみると萩市は福島県会津若松に戊辰戦争から120年経ったことを機に1986年に友好都市提携を持ちかけたところまだ120年しかたっていないと蹴られたとのことです。120年たっても国内同士でさえ戦いの遺恨を忘れない人たちがいるんですからいわんや日韓関係をやですかね。
面白い地形多い
秋吉台と秋芳洞が代表です。
秋吉台は行きました。秋芳洞は怖くて入りませんでしたが、住むようになったら気が向いて入るかもしれません。
もうひとつ代表的なのは萩のホルンフェルスです。行ってないので何も感想はいえませんがいかにもっていう感じの地層が見られます。
その他いくつか面白そうな場所がありますが説明はじゃらんサイトにたくさん載ってます。
山口の特殊地形ランキングTOP10 – じゃらんnet
もっとよく見ておくんだったところ
萩博物館
なんといっても萩博物館の資料はいろいろありました。斜め読みしかしなかったのが実に残念。
ここだけで半日〜1日は必要です。あるいは萩に住んだら1日と言わず1週間ぐらい通いつめて隅から隅まで見尽くしたいですね。
行ったときの記録は▼こちら。
明倫学舎
明倫学舎もさらっと見ただけでさっさと出てきてしまって非常に残念で心残りいっぱいです。
1号館2号館とあり、無料で見られる1号館だけ見て次のところへ行ってしまったのです。
2号館は有料だから敬遠したというわけでもなくついつい先を急いでいたのでパスしてしまったのでした。とにかく来たという事実だけ作ったのみでした。心残りです。今度は2号館も入ってじっくり資料を隅から隅まで見たいです。
あと同じ敷地内の旧藩校明倫館も入っていないのでそこも入って中をよく見たいです。
東行庵
東行庵もディズニー並のアトラクション数に圧倒されてしまい、肝心の東行庵そのものをちゃんと見なかったし、高杉晋作に関する資料ももっと熟読したかったです。
あとは何十箇所もある史跡を1つ1つじっくりとは見ず、何箇所も端折ってしまっていたのでちゃんと見たい。
次回見たいところ
道の駅萩往還内松陰記念館
道の駅に寄ってはみたものの松陰記念館には入りませんでした。無料だったのに残念です。次回はぜひ入って吉田松陰のことをもっと知りたいと思います。
萩往還おもてなし茶屋
萩往還を行き来する人馬を取次する目代処が置かれていたところです。
途中ガス欠にならないようにクルマのタンクは満タンにして走りましょうと公式サイトにかかれています。
萩往還 石畳み入口
萩往還のオススメスポットだそうです。萩往還とは明治維新の志士たちもここを通って瀬戸内海側との行き来をした道です。
下関市立歴史博物館
古代から近代に至るまでの下関の歴史が詰まっています。
SHIMOHAKU Web Site 下関市立歴史博物館 | ホームページ
功山寺
高杉晋作が創設した騎兵隊を挙兵した最初の地ですって。駐車場までは行ったんですが中をよく見ませんで今度はもっとちゃんと見たい。
下関市長府
長府毛利邸を見学したとき道をクルマで走っていて古い町並みがけっこうあるなと思ったんです。もっと時間をかけて街を散策してみたい。
山口市
山口県って萩に城があったので歴史好きからみたら県庁所在地は萩市だったかなと錯覚しそうですが、実は山口市が首都です。
首都というからにはそれなりに都会で、興味のわく史跡はほぼないのかもしれませんが見ておきたいかなと。
火の山展望台
駐車場まで行ったのにニアミスみたいにここへは行き損ないました。すべてスケジュール詰めすぎて時間がなかったという言い訳に尽きます。
時間に余裕をもってじっくりと下関港を眺めてみたいかな。
関門トンネル人道
クルマを停めるために何度も前を通りようやく駐車場の空きを見つけて停めましたがすでに予定時刻を大分過ぎてしまって残念ながら入ることを断念しました。
自転車乗っての通行が不可ということで徒歩のみだったのも躊躇した理由の一つです。ここも次回は時間に余裕をもって通りたいです。ただ海底を歩いて渡るって面白いような怖いようなですね。
太陽
なんといっても一番はこれなんです。6年2ヶ月前に訪れたときはほぼ曇りでときどき雨か晴れ間が覗くかといった天気でした。
▼どこへ行っても曇りまたは雨。(画像クリックで関連記事へ飛びます)
住むのをどう実現するか
さて、良かったよかったばかり言っていても目的は達せられません。いったい萩に住むとしたらいくらかかるか、あるいは何が必要になるのでしょうか。
suumoという住宅物件サイトで見てみると、
【SUUMO】萩市の賃貸(賃貸マンション・アパート)住宅のお部屋探し物件情報
ざっと6万円あればアパート借りられます。辺鄙なところにしてはけっこうお高いななんて思いますが、6万円で住むだけなら住めます。
ほかにも賃貸物件載せているサイトは数多くありますがいくつかダブリはあるでしょう。
東萩の賃貸 | 山口県【ホームアドパーク】
《新着あり》萩市、アパートの賃貸|DOOR賃貸
こうしてみると萩にはマンションの賃貸物件がほぼ無いらしいということがわかります。やはり古都の景観重視で高層の建物は禁止しているのではないでしょうか。
6万円あればアパートを借りることはできますが、ただし現在住んでいる家もローンを支払いながら維持していかなければならないので差し引きはできず6万円アップです。
そうそう、今住んでいる熊谷市の家は自分のほかに家族が何人かとネコが2匹ほど住んでいるのですぐに荷物を引き払って萩に引っ越しというわけにはいかないのです。
家族の何人かといっても全員が東京方面に勤めまたは学びに行っているのでみんなでそのまま東京方面にアパート借りてしまってもいいんですけどね。家が売れればww
で、ぼくだけ萩に住むと。
さらに食費光熱費等でざっくり10万ぐらいは必要ですね。たぶんそんなもんじゃ済まないと思いますがざっくりです。学生時代東京で一人暮らししていたころはそれで済んでましたから萩なら今でも可能かなというのが根拠です。
それと移動手段として本当はマイカーも一台持ちたいところですが街そのものがそんなに広くないし自転車があればいいかなと思うので当面クルマ無しでいきます。
あとは生活拠点をまったく別の場所に移してどうやって糧を得るかということです。
これは簡単!萩についてのサイトを立ち上げて調べながらどんどん構築していけばいいんじゃないかな。そしてそこから得た広告収入で食うと。あとはサイトを見て観光客ないし移住者が増えれば萩市から経費などの費用をもらってもいいでしょう。
ということで萩に住みつつ萩または近隣地域のことをもっと知り、萩及び山口県についてサイトを構築してそれで食えていければ人生幸せこの上ないなと感じます。
ちょっと夢みたいな話ではありますがそもそも目指さないことには実現しませんからね。がんばります。